桜開花傾向予想
桜の満開とタラの芽の旬
3月は、景色の変化がはやい。もうすぐ桜が咲くんだ。
てなわけで、花にも山菜にも、季節がすすむスピード感を感じますね。
昨日5日、桜の開花予想日、満開予想日が気象庁から発表されました。
私は、自分のフィールド探索から、ほぼ本州全域にあてはまる!タラ
の芽の摘みごろの予想方法として、
「桜の満開とタラの芽の旬の同時法則」
という経験則を見つけて、使ってきました。
単純なもので、その地域でタラの芽が採りごろになるのは、
ソメイヨシノが満開を迎えるときと、ぴったり一致するという法則です。
桜の開花、満開の予報は、気象庁が全国各地について発表してく
れますから、かなり応用範囲が広いんです。
出張や登山で各地にいっても、この経験則はけっこう当ります。
だから、この時期にどこへ行くかというときの、楽しみの目安にもなります。
気象庁が昨日、出した、今年の開花・満開日は、以下に。
青森市 4月22日 4月27日仙台市 4月9日 4月14日
秋田市 4月17日 4月21日
福島市 4月8日 4月13日
前橋市 4月1日 4月8日
東京都心 3月28日 4月5日
小田原 3月29日 4月5日
長野市 4月14日 4月19日
甲府市 3月30日 4月4日
新潟市 4月10日 4月15日
富山市 4月7日 4月11日
名古屋市 3月28日 4月4日
静岡市 3月28日 4月4日
岐阜市 3月30日 4月6日
京都市 3月31日 4月6日
広島市 3月29日 4月5日
鳥取市 4月3日 4月8日
標高が高い山はもちろん、この平地の日時から遅れます。
これには、換算方法があります。私の知り合いが気温のデータから割り出したのですが、
標高が40メートル上がるごとに、開花日と満開日は1日遅くなるんです。
ですから、奥多摩や奥秩父あたりの標高800メートルくらいの山だと、
近くの八王子市の開花日が3月31日。満開日は4月8日ぐらいですから、
800÷40=20(日)
で、4月8日よりも、さらに20日遅い、28日ごろにタラの芽の摘みごろを迎えることになります。
開花から満開までの速さは、この時期、極端な寒暖の差があるので、その様子によっても伸縮します。
これは、その時期の満開ニュースや天気から直前に見定めます。
こうやって、場所と高度を少しずつ変えながら、旬のタラの芽を春の時期にたっぷり味わいます。
花見と山菜と、両方味わえます。コシアブラやハリギリは、残雪が残る場所などではさらに遅れます。
気象庁の全国各地の予想日は、こちら。
http://www.tenki.jp/skr/yosou/index.html
この件での私のくわしい解説サイトは、こちら。
http://trace.kinokoyama.net/sansai/sansai-index.htm
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4月20日に群馬県の草津温泉周辺へ花と野草の撮影に出かけ、翌21日、
県北部の水上町から奥利根地方を探索してきました。
草津の手前の長野原町では、桜が満開から少し散り始め。ここは、標高が
650メートルあります。農家の庭先のタラの芽は、採りごろを少し、過ぎ
始めたものもありました。
水上では、温泉街は同じく満開でやや散りかけでしたが、湯檜曽方面と奥
利根方面の分岐あたりまで進むと、満開でした。そして、タラの芽もちょうど
摘みごろのものが見つかりました。同じ場所にハリギリがありますが、これは
2、3日早め。
そこから藤原方面へ登ると、桜は8分咲き、タラの芽はまだ帽子をかぶった
ものが多い状況でした。
桜の満開と並走して、タラの芽前線はようやく、上信越の山々の登山口あた
りまで達しようとしています。
「標高が40メートル上がるごとに、開花日と満開日は1日遅くなる」と
書きましたが、もう一つ、この経験式には、
「緯度が7分30秒上がると、開花日と満開日は1日遅くなる」という条件
があります。(私の知り合いのNさんが経験的に割り出した式です。)
実際は、山間部の町では緯度や標高以外にも開化と満開を遅らせる環境がある
一方、春の温度上昇は必ずしも日付どおりに単純にすすまないなど、誤差を生む
原因があります。
試みに、前橋市と水上町を比べると、
標高差は、390メートル 9・75日遅れる
緯度差は、23分 3日遅れる
ということで、合計で、12日〜13日、満開日とタラの芽の旬とは遅れることに
なります。
今年の観測では、前橋市の満開日は4月6日でした。
そして、水上町は、今日か昨日に満開。4月20〜21日で、差は14〜15日。
経験則の予測は、実際の現地確認と、ほどほどによく一致していると思います。
ということは、例年、前橋市の桜の満開日発表から2週間とちょっとあとに水上へ行け
ば、桜は満開だし、タラの芽も採れるということになります。
気象庁は18日に第二次の開花予想を出しましたが、以後の気温上昇と桜の蕾の生長が早く、19日に幾つかの都市について、臨時の訂正予報をだしました。
が、それも追い越して、東京、甲府、名古屋、静岡などで桜は開花しました。
3月18日 第2回発表
開花日 満開日 実際の開花日
青森市 4月21日 4月26日
仙台市 4月8日 4月13日
秋田市 4月16日 4月21日
福島市 4月7日 4月12日
前橋市 3月31日 4月6日
東京都心 3月26日 4月3日 22日
小田原 3月28日 4月4日
長野市 4月13日 4月18日
甲府市 3月29日 4月3日 24日
新潟市 4月8日 4月13日
富山市 4月5日 4月10日
名古屋市 3月26日 4月3日 22日
静岡市 3月27日 4月3日 22日
岐阜市 3月29日 4月4日 23日
京都市 3月30日 4月5日
広島市 3月28日 4月4日
鳥取市 4月1日 4月7日
都内では、神宮外苑に生育しているタラの芽も、だいぶ膨らみ、実がほころびかけています。
桜の満開日も、3月30日ごろに、早まりそう。
ということで、奥多摩の標高800メートル付近のタラの芽の旬は、
4月20日〜21日ごろになりそうです。
奥多摩ダムは、標高550メートルですから、桜の満開日は、
4月13日前後。
今年も平年よりだいぶ、早いですね。


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