もともとファンスキー用の紐締め靴である、Nordica Fun Drive を格安で手に入れたのですが、長さは良いけど、小指も親指の付け根も激しく当たります。インナーシューズ形式ではないので、本体を何とかしなくてはいけません。当たる場所はプラの構造材があり、柔らかい繊維の部分ではありません。
ご近所の靴屋できくと、スキー靴でいう、「シェル出し」、が必要とのこと。しかし都会まで出かける時間もありませんし、靴の値段以上に工賃がかかるのもつらい。そして、調べてみると店でやるシェル出しで解決できるのはピンポイントの圧迫解除のみで、広範な部分を押し出すことは想定していないようです。
で、自分でできないか、検索かけると http://mountain-equipment.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-3861.html のように温度調節式のヒートガンを使う方法がありました。でもヒートガンの調達だけで4500円かかってしまいます。
もう少し調べると 他に http://blogs.yahoo.co.jp/rinn531/16853838.html に記載のある方法、すなわちジップロックに熱湯を入れて鍋で煮沸(画像1)し、靴に当てて温度を高く保ちながら、内側から広げてやる、というのもあり、ほぼ無料ですむのでこちらをやってみました。内側からの圧迫には昨日紹介したナットを使いました。実行したのは今から一週間前です。
心配したよりは簡単に当たり部分はふくらみ、外から見てもかなり幅が広がったように見えます。
この靴、作業後に一度、4kmぐらいを歩いてみましたが、当たりは解消しており、壊れもしませんでした。
この靴のプラ部分の組成が何かはわかりませんし、この処置で将来の破壊が起きないかは不明ですので、みんなにお勧めするものではありません。自分もやってみて大丈夫だ、とか、いや壊れちゃったよ、という経験がある方は是非教えてください。
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