> ”孫を詠んだ名句はない”とものの本にあります。
> これはペットも同じ。
> ”うちの子”では読み手もしらけるであろうし
> ”猫”こそが句になる
猫の舌ほんとやめてよ冬の朝 ほの香
恐らくは休日の朝か。冬の朝寝坊から起ききれぬ布団を見た。
昨夜から一緒にぬくぬくと寝ていた飼い猫に朝飯をせかされたのであろう
”やめてよ”という”否定”に愛情を感じる。これが”夏の朝”だと句にならない
山本健吉風に解説してみました(爆)
猫を飼っている人にとっては”猫の舌”=季語の威力に近いですね。
あのザラザラ、色相、朝のご挨拶、耳元での轟音
また胸元での足踏みとか。
俳句のNG
・べた褒め
・子供自慢
・のろけ話
・ペット自慢
詩的であるかどうかを自問する。これらも詩的ではない
・風流・気取り
・道徳・倫理・教訓
・駄洒落・謎解き
・感情・浪花節
あら鍋の鍋を横切る冬蚊かな ほの香
季語は冬蚊(ふゆか)=まだ季語登録されていない様子。
だが現実的に厳冬期にも見かける。温排水の影響か?
割と刺す気満々でうちの人もギャーギャーいっていましたw
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