昆布は乾かすと、手で揉むだけで粉々になる

昆布と煮干しで味噌汁はじめ和料理のダシをとります。鰹節と昆布のこともあります。この三つは手が届くところに定位置を作っています。
煮干しや昆布を水差しに入れて何リットルかつくりおきダシを作っておくのもやりましたが、今は私の場合一人でもあるし、寝る前に鍋に煮干しと昆布を水に一晩浸けておいて起きたら弱火で朝と晩の味噌汁二杯分のダシをとります。
以前、買ってきた大きい昆布をしおり大にハサミで切るのに手が疲れていましたが、最近はいい方法を考えました。
買ってきた昆布を何日か冷蔵庫の中で、袋を閉めずに置いておくと、かきんかきんに乾きます。冷蔵庫を乾燥機がわりに使うんですね。それを袋の中でもみ混むと、一口大よりもっと小さな昆布に砕けてしまうのです。味噌汁のダシをとった昆布は、どうせそのまま食べてしまうので、以前はダシをとったあと取り出して、包丁で細かく切ってまた味噌汁に入れたり、和え物に入れたりしていましたが、その手間がなくなりました。何年もやってきて、最近気がつきました。大発見です。
ちなみに二回分の味噌汁は、味噌をとくのは鍋の中で一度にはせず、椀の中ですると、2度目の時も味噌の風味が損なわれません。一人分だからできます。2度目の分を鍋ごと冷蔵庫に入れるには、山用のコッヘルが、把手がたためて重宝します。
冷蔵庫を乾燥機がわりに考えると、干し茄子、切り干し大根なんかもできます。腐らすよりはいいですね。しなびた野菜は、水が抜けたんだからぬか床行きもいいですね。