出版社が変わるとどうなるのかは読んでみないと分かりませんが、これまでのアーカイブ的な特集ページを読んで、さまざまな記事を思い出しました。
「岳人アーカイブズ こんな山、人、記録を紹介してきました」
の「初登攀記録掲載一覧」や、「テント縦走ルート一覧」、「新日本百名谷一覧」、「滑ったら多分死ぬけど初滑降一覧」、「マイナールート一覧」は見て飽きませんでした。単独行の4人のインタビュー再録も懐かしく読みました。
服部文祥のシベリア紀行の「確証の無い判断を、体を動かし、頭で考えて、確証に変えて、積み重ねて行くのが山旅というものだ。一回一回完全な正解が外部から提供されるGPSは旅人から判断という最も重要な要素を奪っている。簡単に言えばカンニングであり、カンニングに使うアンチョコ(GPS)さえ、自分で作っていないという意味で、二重にたちが悪い。」ここに強く同意。
谷口けいのこの4月のデナリの楽しそうな登攀も小窓尾根側壁記録も戸隠の滑降も飯豊胎内川冬季調査記録も、今の岳人らしい。
成瀬さんの連載はこれにて終わりなのか〜。ハブの写真の説明文読んで大笑いしました。
これまで良い雑誌をありがとうございました。今後も楽しみにしています。
これまで全部買っていたわけではないけど、古い雑誌の山もなかなか捨てられません。
追記
かわら版最終回の、ヘリ救助要請に関しての「登山の自由は社会的信用から」と題した投稿、
「生死に関わる場合に、現実問題としてヘリコプターに救助要請するのが社会常識に反しないとしても、『助けられる事を恥だと思わなくていい』と登山者が発言する事は登山者の社会的信用を失うことにつながります。」の下りにも同意。
先日、けが人背負って自力下山したのです。すごく大変だったけど、その達成感はすごく大きいものでした。
ヨネヤマさん、こんばんは。
私も今日本屋で眼にしたばかりです。辻まことさんの表紙の時代から読んでいました。無くなるわけではないけど、なんか寂しい感じがします。ヤマケイと違って、読者に媚を売らない紙面づくりが好きでした。熊谷榧さんの絵の表紙も好きでした。80年代最初には一度だけ駄文を載せてもらったこともありました。多くの雑誌が廃刊になる中で、頑張っていたのだろうと思います。残念ですが仕方ないですね。
アンコタさま
今回は廃刊ではなくて、オウナーが変わっただけですからそれほど嘆かなくても良いのではないかと思っていますがどうでしょう。もともと、京大の山岳学生が始めた雑誌です。雑誌は本来、同好の輩が集まってできるのが起源であって、読者、投稿者が集ってくればよいものではないのかな。
yoneyamaさん、こんにちは。
私、同じことを日記に書いてました;
服部文祥さんの投稿記事が決めてで購入しました。
過去掲載記事の一覧もいいですね。バックナンバーが欲しくなってしまって…連れの友人が何十年か分の山岳雑誌の引き受け先を探してると言ってておく場所もないのに喉から手が出そうになっています。
ミニ坂さん
うちも古本屋みたいになっています。まー、溜め込むのもいいものですよね!全部見なくても良いのです。次の所有者への橋渡し、止まり木なのです。
ホントだ。今読みました。ほとんど同じポイントで感想書いてますね!
登山を再開したときに狂ったように読みふけったのを思い出します。
色々と価値のある書籍も発刊し続けていましたね。
期待しながら次のステージに移った新たな岳人の発刊を楽しみに待ちたいとおもっちょります。
パーさんお久しぶりです。
本、雑誌、ネット、いろいろあるけど、雑誌ははかなさがいいのかもしれませんね。ネットのほうがはかないかな。
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