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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

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緊急度 3カラダ管理
熱中症とドリンク
質問2015年07月19日 16:49 (2015年07月20日 23:07更新)
猛暑の季節になりましたが、みなさんは水と塩の補給をどのような方法で行っているのでしょうか?
熱中症の発生率は、一般的なスポーツを除けば、登山がダントツに多いそうです。
マラソンの2倍ほどのようです。
さらに命を落とす方も、やはり登山者が一番多いようです。
水と塩以外でも、良き対策があればみなさんと共有したいと思ってます。
よろしくお願いいたします。
回答2015年07月19日 19:14 (2015年07月20日 23:07更新)
yokappeさんはじめまして

私は、装備重量が増加しようとも、俗に言うスポーツドリンクを大量に持っていきます。
当然ケガしたときなどは水も欲しいので、真水も持参しています。

夏場ですとドリンクと真水の比率が4リットルと1リットル位、
冬場はドリンクが少し減り2〜3リットル、水は1リットルです。
わたしは汗っかきで、夏場などに大量に汗をかくと、体内のミネラルバランスが崩れてしまい、足が攣ってしまいます。何度か経験するうちにこんな感じになりました。

スポーツドリンク1リットルのカロリーは、おむすび1ヶのカロリーより多いです。
何かあった時のために、自分の体を守るためスポーツドリンクは多めにします。
保険みたいなものです。

ただし、テン泊などで水が多めに欲しい時はもっと水を持っていきますよ。
そしてテン泊後に余った水は捨ててしまいます。スポーツドリンクは持って帰ります。
5 ポイント 役に立った
お礼 
ご回答ありがとうございます。

5ℓは重いでしょうね!
経験に裏打ちされた結論は、とても参考になります。
前出のpipiyさんで記した私の分割の変更が、なにやら裏付けされたようで自信になりました。
水さえあればなんとかなると私はいつも思ってますが、でも担ぐのは重いですよね。
しかし、保険として0.5ℓ追加してみます。
貴重なご意見ありがとうございました。
回答2015年07月19日 18:58 (2015年07月20日 23:07更新)
私の場合、携行している飲み物は、飲用だけでなくケガをしたときの洗浄用なども兼ねているので真水のみです(嗜好品のコーヒーやアルコール類などを若干持っているときもありますが)。

スポーツドリンクや経口補水液は有効なのですが、それを持つと真水携行量が減ってしまうので、前述の趣旨で私は全量を真水にしています。

塩分やミネラルは、塩分補給用のタブレットやキャンディが各種売られていますので、それらを行動中いつでも食べられるようにポケットに入れています。
加えて、いわゆるシャリバテ(糖分不足)防止用に、ブドウ糖タブレットかドライフルーツを持っています。

私見ですが、レモンなど柑橘系の味付けの塩分補給キャンディを、適当に歩きながら舐めるのが、疲れも癒えるし気分転換にもなって、効果的と感じています。

【追記】
お訊ね頂きました件、シャリバテですが、これは一時的な低血糖により脂質をエネルギーにすることができなくなった状態、あるいは、脂質も使い果たしてしまった状態と言えると思います。
(まぁ後者はシャリバテというより、もはや飢餓ですが…)

これも私論になりますが、結論から申しますと、私なら糖質重視のゼリー食品を選びます。理由は次の通りです。

一般的に、いわゆる三大栄養素を、筋運動のエネルギーになり易い順に書くと、糖質>脂質>蛋白質となります。
このうちタンパク質は、言うなれば「死なないための燃料」なので、例えば遭難して身動きできなくなった時に、あとどれだけ心臓を動かしていられるか、というようなときに残量が問題になってくるので、行動のためのエネルギーとしてみる場合に気にしなければならないのは、脂質と糖質ということになります。
脂質は摂取してから効果を発するまで数時間を要しますし、一旦体内に溜めこまれたものは、ゆっくりと消費されていきます。ですので、これをゼリー状の簡易食などとして別枠で携行する意味があまりないように思います。通常の食糧を、出発前や大休止時に普通に喫食することが何より大切と思います。
これに対し糖質のほうは、摂取後の即効性もある代わりに、食い溜めしておいてもすぐに消費してしまうので、歩きながらでも摂れるアメ玉や氷砂糖などが推奨されることになります。
また、上記三大栄養素のうち、疲れ果てて消化機能が弱っているときでも効率よくエネルギーに変わるのは糖質のみです。
ここから考えますと、重量に限りがある荷物の中で敢えてゼリー状食品などを用意するなら、私ならまずは糖質に重きを置いた選定をすると思う次第です。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
ご回答ありがとうございます。

今までは、真水1.5ℓとスポーツドリンク0.5ℓを持ち歩いていたのですが、スポーツドリンクは
直ぐに無くなり、その後は真水のみで渇きをいやしてました。
また、同様にさまざまな菓子類を食べ歩きして、これは結構楽しいのですが、家に残した菓子を次の山行までに残しておくことが出来ず食べてしまうので、毎回購入する羽目になりコスト高で、今は一口塩羊羹だけにしてます。我ながら困ったもんです。
さてと考えましたが、hachiさんからの経口補水液を1.5ℓに(ハイドレード)して、真水を冷水にして0.5ℓに変更してみようと思います。

それからシャリバテについてお伺いします。
そのような経験をしたことがないのですが、ゼリータイプのエネルギー補液の中で
たんぱく質の多いものと、糖分の多いものとがありますが、どちらが実践的でしょうか?
最近、興味をもって試食をしてるのですが何がいいのかよくわかりません。

<追記>
重ねてご回答いただきましてありがとうございました。
おかげさまで数カ月の悩みから解放されました。
ゼリータイプにこだわりますのは、小腹空いた時に、胃に負担なく食べられ同時に、
塩分と水分が補給できるのでいいかなと思ってるしだいです。
ところが、さまざまな種類が市販されていて、一時は味の素の「アミノバイタルゼリー」とか
いうものに決めたのですが、その後迷い始めて今日にいたったわけです。
この機に、糖分主体の製品を再考してみます。
ほんとうにありがとうございました。
回答2015年07月19日 18:45 (2015年07月20日 23:07更新)
yakappeさん はじめまして。同じ世代のhachi(65)と申します。

私も水と塩の補給について2年ほど前に調べました。私は経口補水液を自分で調合しています。
よろしければ以下をご参照ください。必要な塩の量は半端ない様です。
http://www.yamareco.com/modules/diary/4607-detail-57414
5 ポイント 役に立った
お礼 
ご回答ありがとうございます。

hachiさんの自己紹介は、まるで私の自己紹介でもあるようで似た者同士のようです。
さて、参照URLはとても良かったです。
大量の汗に対し同等の保水をすればいいのでしょうけど、腸管からの吸収率が問題ですね。
水を沸騰させるというのは確かに良さそうに思えます。赤ちゃんのミルクを思い出しました。
随分と古い話で恐縮です。
私もさっそく経口補水液を造ってみます。
ありがとうございました。
回答2015年07月19日 17:13 (2015年07月20日 23:07更新)
私の場合は、もっぱらスポーツドリンクを利用しています。
この季節だとスポーツドリンク2リットルに、真水1リットルを加えて薄めたものを持って行きます。
初めての方はまずくて大変かもしれませんが、慣れるとこれでも濃いくらいです。
薄めずに飲むと濃すぎて、かえってのどが渇いてしまいます。
保健師さんからも、良い方法だとお墨付きを貰っていますので、ずっとこの方法です。
塩分、水分を効率よく補給できます。塩分不足は痙攣の原因になりますからね。
これから暑い時期には、塩飴を行動食の中に忍ばせておくのも良いと思います。
冬場など発汗が少ないときは、ペットボトルのブレンド茶などを持って行きます。
5 ポイント 役に立った
お礼 
ご回答ありがとうございます。

スポーツドリンク2リットルに、真水1リットルとありますが、これで塩分は足りているんでしょうか?自発的脱水というのがあって、塩分無しの水だけ補給で起こるそうです。
血液が濃くなって酸欠の症状をきたすということらしいです。
実は、私もスポーツドリンク(ポカリスエット)オンリーでしたが、これだけでは塩分が
足らないのではないかと疑問を持ってます。
何故なら、血液のナトリウム濃度は0.9%なので、約1%の濃度が必要じゃないかと。
多分、これは私の無知ゆえの疑問だと思ってますが、どうなんでしょう?
実際に1%の濃度を造って飲んでみましたが、飲めたもんじゃありませんでした。