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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 1装備
水場に水がないとき
質問2018年05月18日 10:55 (2018年05月21日 13:18更新)
水場をあてにして登ったところ、水がなかったり、見つけられなかったときの対処は皆さんどうされていますか?

テント装備でやはり出来るだけ軽量化を考えると、そういう時の対処法も知っておきたいと思いまして。

山と高原地図の水場を見つけられなかったりして、あまりあてにしちゃいけない、となるとやはり水をしっかり担ぐしかないのかなと。
回答2018年05月19日 15:05 (2018年05月21日 13:18更新)
滑滝、特に日の当たる滑滝は生温くて嫌いです。
あとはバクテリアが住み着くスペースがないので水が浄化されていない。
同じく砂礫によるろ過が期待できないので異物が多い。
今は知りませんが八ヶ岳の赤岳沢は起点は山頂小屋のトイレ。
地獄谷の起点はみんなが食器を洗うキレット小屋の水場。
でも100mも流れればきれいな美味しい水です。
涸沢直下の沢の源頭は涸沢キャンプ場のトイレ浄化槽なのでがぶ飲みすると下痢します。(笑)
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なるほどイメージ湧きました。
水の調達ひとつにしても奥が深いですねぇ・・
有難うございます。
回答2018年05月19日 13:10 (2018年05月21日 13:18更新)
yama-reikou様
幕営縦走の場合は炊事に最低限必要な水は確保したうえで、季節に応じた行動用水を持ちます。
7月の北アルプスなら残雪があるたびにプラティパスに突っ込んでいけば無尽蔵です。
冬季縦走の場合は食事後のコッフェルを濯いだ水は捨てずに全部飲みます。
最後はキジダマ(トイレットペーパー)で拭いておしまい。
これで行動中の水分摂取はを減らせます。
それと水場の定義ですが、残雪、沢、登山道を流れる雨水、池塘、木の根に溜まった水、岩の凹みにたまった水。
これらも立派な水場です。
参考までに
https://www.yamareco.com/modules/diary/93584-detail-127064
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なるほど分かってきました。
2,3回はお腹壊す覚悟で経験を積むのもありなんですね。
自然界の水を見分けるスキルがあることを知りました。
利器に頼らない自然徘徊の面白さでしょうか。
しかし私には少々ハードルが高そうな・・
でもとても参考になりました、有難うございます。
* 滑滝の水はなんで美味くないんでしょう?
回答2018年05月18日 21:53 (2018年05月21日 13:18更新)
基本的には水場が見込めても、それが無いことを想定して担ぎ上げます。多いときは6ℓぐらい担ぐこともあります。ただ、1週間近く縦走するときは、最悪の場合沢水を煮沸して飲料水を作ることもあります。
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6Lはすごいですね。
それに一週間も縦走とは超人達人ですね、わたしには到底ムリです。
でもやっぱりそれぐらいの覚悟と装備は必要ということなんでしょうね。
有難うございます。
回答2018年05月18日 13:52 (2018年05月21日 13:18更新)
SAWYER Mini、MSR TRAILSHOT™ MICROFILTER、スーパーデリオス 等の浄水器があれば河川や池から浄水して補給できます。ハイシーズンの山域は河川から大腸菌が検出されるので必須です。
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あっ、その手がありましたね!
スッカリ忘れていました、有難うございます。
回答2018年05月18日 13:29 (2018年05月21日 13:18更新)
夏の北アルプスなど営業小屋がある山域は金さえあれば稜線でも水は買えるので気楽に登れますが、東北や北海道の山に入る時は過去に何度も自分の目で確認した水場以外は地図に書いてあろうが水は担ぎ上げます。

山と高原地図の水場をあてにするのは無茶だと思います。最新でも数年前の季節を無視した情報です。水場に関してはヤマレコの方が直近の情報が得られる可能性は高い。
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ご回答有難うございます。
なるほど、経験から判断される訳ですね。

なるほどなるほど、山高原地図はあてにせず、
ヤマレコ情報、こういう面でも活用させて頂きます。
参考になります。
回答2018年05月18日 11:34 (2018年05月21日 13:18更新)
こんにちわ、sari-papaと申します。
去年の6月に大峰・奥駆を縦走したとき、泊りの避難小屋の水が枯れていて困ったことがあります。途中の水場でも水の出が悪かったので、ヒョッとしてと不安だったので、やや多めに水を補給しました。もっとも朝・夜炊事用に全然足りません。幸い同宿の人に水を1ℓ分けてもらって何とか炊事はできました。
あと行動用に500ccの水ですが、2~3時間の行程で営業小屋があって、そこで水を分けてもらえると聞きました。
また、次の宿泊予定の小屋の水場も枯れているという話を、縦走中、すれ違いの人から聞いて、その分の水も営業小屋で補給して、ボッカして歩きました。
2リットル、2キロ重くなったわけですが、私、あまりボッカ能力ないのでしんどかったです。
だけどホント、次の小屋の水場も枯れていました。水、持って行って良かったです。

色々情報を集めることと、心配なら最低限、炊事に必要な水を持って行ったらどうでしょうか。
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ご回答有難うございます。
助け合いや情報交換が生かされる場面ですね。
山域にもよるんでしょうが、不確かなところはやっぱり重くても担ぐのが正解みたいですね。