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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 3装備
カシミヤのインナー
質問2019年01月11日 10:10 (2019年01月25日 23:26更新)
もしご存じの方がいれば、ご教授下さい。
雪山登山(高山)のインナーとして、カシミヤのインナーは機能的に問題ないでしょうか。
ただ今、インナー、中厚手の登山パンツ、ハードシェルの3レイヤーで検討していますが、手持ちでかなり昔に買ったカシミヤのインナーがあることに気付き、これを活用できないかと考えています。
ちなみに、カシミヤは上ももっていますが、上下伴にデッドストックとなっています。
ネット検索しても、殆ど情報がありません。
宜しくお願いいたします。
回答2019年01月25日 22:37 (2019年01月25日 23:26更新)
35年前から冬山に登っていますが、最初は̠毛の下着を使っていましたが、だいぶ前からから化繊の下着を使うようになりましたが、経験として新しいものは性能が良いです。軽いので最近は上はファイントラック、下はノースフェイスの物を着て雪山を登っています。何よりも、すぐ乾くので、炊飯や寝てる間に着乾しで行動できます。
お礼 
モグリンさん、ご返答、ありがとうございます。35年前からですか?凄いです!!
その当時は、今と違って、レイヤーには色々とご苦労や様々な工夫をされたのではないでしょうか。今後の勉強のためにも、その辺のノウハウをお聞きしたいところです。
ところで、上記の化繊インナー、恐らくベースレイヤーだと思いますが、ファイントラックとノースフェイスの商品名を教えていただけると助かります。

ちなみに金欠の私は、モンベルのジオラインLWを年間通してベースレイヤーとして利用してきました(まだ登山経験1.5年ですが・・・)。
温度調整、透湿、速乾(手洗いして絞って30分ほど着ると乾いてます)、重量など満足していますが、冬場はこれを2枚重ねて(MW1枚だと暑すぎて、その後汗冷えしたため)、その上にモンベルのウィックロンを着て使用していましたが、-5度くらいで汗をかくと背中の汗抜けが悪く、汗冷えしそうな感じでした。結局、LW1枚にウィックロン、その上にライトシェルを着る方が冬場は汗冷えしにくく、温度調整も簡単なことがわかってきました。

ここ1、2か月はさらにベースレイヤーの下にミレーのドライナメッシュを着ることで汗冷え対策はほぼ完全に対応できるような感触を受けています。そのうえで、ベンチレーションを備えたハードシェルを着ることで、汗冷え対策だけでなく、強風やかなり低い気温にも相当対応できることを実感しています。このハードシェルって、生地は厚いですが、やはりベンチレーションシステムが素晴らしく便利なんですね。レインウェアとは機能的には、全く別物で、もう手放せません。

ちなみにこのハードシェルも、厳冬期用の冬靴も両コバアイゼンも型落ちのモンベル商品です。予定価格の半分以下で済みましたが、こうして貧乏人は、モンベルの恩恵に感謝しながらも、「モンベラー」となっていく運命に抗いたくなっている今日この頃です。
回答2019年01月11日 18:35 (2019年01月11日 18:54更新)
カシミヤはインナー素材として最適だと思います。
私的には肌触りはウール以上だと思います。冬山には最適かなと思います。
欠点等はborav64m様の仰る通りです。

あえてさらに欠点を申し上げれば、カシミヤ上の場合、背中が短い物(登山用と違い)が多く、ズボンから出やすいくらいかなと思います。縮んでくるとさらに短くなります。greenriver128さんのお持ちのカシミヤ上はいかがでしょうか?
もっとも背中が短いくらいなら、さほどの欠点にはなりませんが。
お礼 
mtkenさん、ありがとうございます。
私のは、ももひき的な古い形のインナーなので比較的長めです。格好は悪いですが、皆様の使用感から機能的には問題なさそうですね。
早速明日、使おうと思います。
回答2019年01月11日 12:47 (2019年01月11日 14:29更新)
本多勝一氏の「山を考える」の書かれてと思いますが、山の下着で毛に叶うものはありません。
綿などは繊維そのものが水分を吸収してしまい乾かない分、体温を奪います。
木綿の下着を着けた人が凍死し、毛の下着を着けた人が生き残ったという事例が多くありました。
私も現役時代は毛のチョッキを下着にしていました。カシミアは毛足が長く肌触りが良いのでより適していると思われます。
欠点は丸洗いするとどんどん縮まり、最後はフェルトの様になります。
以上はダクロンやヒートテックが市場に出回る前の話です。
今は化繊が主流です。
但し、化繊は匂いが抜けず、火災の際は融けて肌につき火傷を酷くします。
ですので私は目出帽はいまだに絹製です。
わざわざ山用に下着を買わなくても、古くなったセーターなどで十分代用できます。
但し出来うるだけ薄い生地を選ぶ方が体温調整がしやすいです。
お礼 
boravさん、貴重な情報、ありがとうございます。
大変助かりました。
私が持っているのは、薄手のカシミヤですので、良いのではないかと思っています。
仕事で、現場用に使っていましたが、あまり動き回らず汗をかくようなことがない現場でしたので、厳冬期登山での使用感は不明でした。
ネット上でも、現在のウールに関する情報では、メリノウール、スーパーメリノウールくらいで、他の獣毛に関する情報はあまりありませんね。この情報過多社会で、意外です。
カシミヤについても、ウールの中で最上級の質と機能を有するという記載は見つけたのですが、具体的な実際の使用感については信頼に値する記載を殆ど見つけられませんでした。
厳冬期高山における使用で、ミスが致命的になりますので、「実体験は聞けなかったが恐らく大丈夫」というのと、「実際に使ってみて良かった」というのでは、やはり安心感が違います。
一番知りたかったのは、汗冷えと透湿に対する機能性です。
スーパーメリノウールとの比較などの情報が見つけられませんでしたので。
場合によってはメッシュインナーなども考えていました。
回答2019年01月11日 11:00 (2019年01月12日 22:21更新)
個人的な感想です。
たいした山には行っておりませんが、雪山に行き始めたら頃カシミアセーターをインナーに着ておりました。
着心地も保温性も及第点だと思います。その後くたびれて処分し、化繊のインナーとメリノウールのインナーを試しましたが、カシミアの方が上な感じがしました。先日ユニクロのカシミアセーターが半額だったので見てみましたが、質が落ちるようで買い控えました。
お礼 
ご返答、ありがとうございます。
大変たすかりました。
ウールの中でカシミヤが最高級レベルとの記述はネット上で見つけたことがあるのですが、雪山で使用されている例が極めて少なかったので不安でした。
ありがとうございました。

追記です。12日、本日、木曽駒ヶ岳でカシミヤ使いましたが、とても良い感じでした。今後も厳冬期高山で使っていこうと思います。