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ルートID: r1019 中級 日帰り 大峰山脈 2017年5月 日本百名山

弥山・八経ヶ岳(大峰山) 【日本百名山 No.91】
みせん / はっきょうがたけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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11月
12月
近畿地方の最高峰で大峰山脈の主峰となる八経ヶ岳。
世界遺産にも登録されている太古から続く原生林と新緑を愛でながら歩く山旅です。
※2017年05月01日更新
ルート長9.9km
登り標高差808m
下り標高差808m
行程概要: 奥駈道出合(1493m) → 弁天ノ森(1600.5m) → 聖宝ノ宿跡(1557m) → 弥山小屋(1876m) → 弥山(1895m) → 弥山小屋(1876m) → 大峰山(1914.6m) → 弥山小屋(1876m) → 聖宝ノ宿跡(1557m) → 弁天ノ森(1600.5m) → 奥駈道出合(1493m)

【大峰中部】弥山・八経ヶ岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 八経ヶ岳への最短距離ルート
  • 世界遺産に登録されている原生林
  • 深山の雰囲気
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間40
行者還トンネル西口登山口〜奥駈道出合〜弁天ノ森〜弥山小屋〜弥山〜八経ヶ岳〜往路下山〜行者還トンネル西口登山口
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/n4N0Wl
コース詳細 出発は行者還トンネル西口の駐車場からとなる。
登山道に入るとしばらくは沢沿いの道を進むが橋を渡ると尾根への取付きとなる。
奥駆道出合までは急登が続き足元はザレている所もあるので転倒などには注意しよう。
1時間弱ほどの登りで奥駆道と合流すれば緩やかな尾根道を進むようになる。
弁天の森を通過して下れば理源大師像に到着する。
ここからが山頂への登りになる。
長く続く急な階段を登るが山頂に近づくにつれて勾配が急になる。
最後に金属製の階段を登れば間もなく弥山小屋に到着する。
弥山の最高点は弥山神社となるので往復しよう。
ここからは八経ヶ岳を目指す。
緩やかなな尾根道を進み鹿避けの柵を通過すれば八経ヶ岳の山頂に到着する。
下山は往路をたどって下ることになる。
計画書提出先 奈良県警察本部もしく吉野警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 なし。
交通 近畿日本鉄道吉野線下市口駅より奈良交通バス(洞川温泉行き:1,110円)にて天川川合バス停へ。
※最寄りのバス停から登山口まで約15kmほどあるのでおすすめできない。
駐車場 行者還トンネル西口登山口に有料駐車場あり。
(1日:1,000円)
アドバイス 交通の便が悪く自家用車でのアプローチをおすすめする。
登山道はよく整備されている。
弥山への登りは急な階段となっていて濡れていると滑りやすいので注意が必要だ。
年によっては残雪を見ることもあるので事前に要確認のこと。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《洞川温泉センター》
弱アルカリ単純泉で下山後の癒しに最適だ。
http://www.dorogawaonsen.jp/sightseeing/127/
おすすめ周辺情報 《やま十》
この地方の名産といえば柿の葉寿司。
https://goo.gl/maps/f3nfXoD3Qn92
《かどや食堂》
この辺りでは貴重な食堂だ。大和肉鶏丼とあまご甘露煮は美味。
https://goo.gl/maps/teRUrX9qBkF2
《ラ・ペッシュ》
この辺りではよく知られたケーキ店。注文を受けてから作られるモンブランは絶品。
https://www.facebook.com/pages/357102991075764
1
国道309号線の行者還トンネル西口から歩き出す。
ここには有料の駐車場とトイレがある。
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登山ポストは登山口にあるので提出を忘れずに。
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しばらくは荒れた沢沿いを進む平坦な道だ。
4
枝沢を渡り右手から回り込むとまもなく尾根への取付きになる。
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奥駈道出合までの尾根は急登が続く。
このあたりはブナとヒメシャラの樹林帯だ。
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ひたすら急な尾根を詰め上がるがザレっぽいところも多いので足元には注意したい。
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下草が笹に変われば稜線は近い。
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顕著な尾根状の道をたどれば間もなく奥駈道出合だ。
9
登山口から1時間ほどの急登で奥駈道出合に到着する。
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しばらくはゆるやかな尾根道をたどる。
大峰奥駈道の主稜線は歩きやすく快適だ。
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この周辺は倒木が多い。
転倒には注意したいところだ。
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緩やかに登れば弁天の森に到着する。
三等三角点が設置されているが山頂という感じはしない。
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緩やかに下りながら気持ちの良い尾根道を進む。
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弁天の森から下り切ってわずかに登り返すと理源大師象に到着する。
像には手を触れないようにする。
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ここから弥山への本格的な登りが始まる。
山頂までは急登が続くきつい所だ。
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山頂へと伸びる急な階段。
山頂に近づくに従い勾配が増していく。
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この金属製の階段を登れば間もなく山頂だ。
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やや傾斜が緩んだ道を進むと弥山小屋が見えてくる。
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鳥居をくぐり弥山の山頂へ向かう。
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弥山神社に到着。
ここが弥山の最高点になるが展望はあまりきかない。
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弥山からいったん緩やかに下って八経ヶ岳へ向かう。
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この辺りには鹿が数多く生息している。
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鹿避けの柵を通過する。
鹿の食害を防ぐため閉め忘れには十分注意しよう。
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緩く登り返せば八経ヶ岳の山頂に到着する。
ここは近畿地方の最高標高点だ。大峰山系や大台ケ原方面の展望に優れている。
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下山は往路を戻る。
山行全体の距離が長いので早め早めの行動を心掛けたい。
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【入浴】
洞川温泉センターは弱アルカリ単純泉で下山後の癒しに最適だ。
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【おすすめ周辺情報】
この地方の名産といえば柿の葉寿司。
「やま十」の柿の葉すしはお弁当にもお土産にもなるのでおすすめだ。
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【おすすめ周辺情報】
「かどや食堂」はこの辺りでは貴重な食堂だ。
大和肉鶏丼は美味。
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【おすすめ周辺情報】
ここのあまご甘露煮は絶品。
定食もあるのでお試しあれ。
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【おすすめ周辺情報】
下市口・吉野界隈で有名な「ラ・ペッシュ」のモンブランは絶品。
注文後に作られる。
※上記の情報は記事更新日(2017年05月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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