感動的な 星景写真の撮影するためには
地上の風景と画面いっぱいの星、天の川を一緒に撮影したい、そんな ことが容易にできる時代になった。
それができるのは、常用感度6400を可能にするデジタル一眼レフと高性能な超広角レンズの組み合わせです。
ここでいう超広角レンズとは35mm換算で21mm以下、APCでは14mm以下程度あり、露出時間を30秒程度に伸ばしても星を点状に撮影できる。露出時間を多くすると星は日周運動で流れるので、超広角レンズを使用することで星を点にするための露出時間を多くとることが出来る。
撮影するための条件を整理すると
1 肉眼で見ても 感動的な 星空で 灯が全くみえない場所で
常用感度が3200〜6400 (ノイズ処理は使用しない)のカメラを使用します。
フルサイズ一眼レフ、APCだと富士がISO6400を使用できます。
キャノンのフルサイズで使用できる優秀な純正の超広角レンズはなく、現時点ではニコンに軍配が上がる
デジカメ infoでカメラ別の常用感度の記事が記載されていますので、そちらが参考になります
cmosのサイズが大きいフルサイズが優秀であり、サイズが小さなマイクロフォーサイズは、鑑賞に耐えゆる常用感度が小さい。感度不足はF2より明るいレンズの使用により、補うこともできるが。
2 マニュアルフォーカスでの無限大のピント合わせが確実にできるカメラとレンズの組み合わせ。
ズームレンズは無限大の位置が明確になっておらず、光学ファインダーでの合焦は困難。液晶も暗くてなにも見えない。
自分は、液晶画面で距離表示がありピント合わせができる富士のカメラを使用しています。
単焦点レンズは距離指標があり、それを目安にピント合わせができます。
ただし暗いので構図合わせは10秒程度撮影し、画面を見て構図の微調整します。
3 画面の周辺までシャープな明るい超広角レンズが必要
10mm F4 程度
14mm F2.8 程度
18mm F2 程度
優秀なレンズでないと絞り解放で使用できません。
自分的には ニコンフルサイズ用20mm F1.8 シグマの魚眼10mmF2.8 フルサイズ用15mmF2.8
富士14mm F2.8 10-24mmF4が軽量で優秀
4 システムが軽量
カメラが軽いと三脚も軽くてすみ登山には楽です。ミラーレス機が軽量です。登山には重量1kg
以下の三脚を使用しています。
5 露出は固定撮影の場合で 10mmで40秒、20mmで20秒程度以下、cmosのサイズにも関係します。リモートレリーズを使用してバルブ、またはタイムで撮影、富士はバルブでの露出時間も液晶画面に表示されて便利です。
6 RAWで撮影して、ホワイトバランスを3500から4000℃に変更して青味をだします。
jpegで撮影する場合は、蛍光くらいがちょうどいいくらい。
ホワイトバランスが崩れると背景が茶色になります。
RAWで撮影し、ライトルームで自動諧調使用し現像すると見違える写真になります
JEPGだと感動写真はかなり難しく、運任せ。
7 星を強調するpro softon A(W)を使用する。ただし、星とともに収差も強調され、星が変形します
以下 pro softon A(W)を使用した最近の作例を載せます
それができるのは、常用感度6400を可能にするデジタル一眼レフと高性能な超広角レンズの組み合わせです。
ここでいう超広角レンズとは35mm換算で21mm以下、APCでは14mm以下程度あり、露出時間を30秒程度に伸ばしても星を点状に撮影できる。露出時間を多くすると星は日周運動で流れるので、超広角レンズを使用することで星を点にするための露出時間を多くとることが出来る。
撮影するための条件を整理すると
1 肉眼で見ても 感動的な 星空で 灯が全くみえない場所で
常用感度が3200〜6400 (ノイズ処理は使用しない)のカメラを使用します。
フルサイズ一眼レフ、APCだと富士がISO6400を使用できます。
キャノンのフルサイズで使用できる優秀な純正の超広角レンズはなく、現時点ではニコンに軍配が上がる
デジカメ infoでカメラ別の常用感度の記事が記載されていますので、そちらが参考になります
cmosのサイズが大きいフルサイズが優秀であり、サイズが小さなマイクロフォーサイズは、鑑賞に耐えゆる常用感度が小さい。感度不足はF2より明るいレンズの使用により、補うこともできるが。
2 マニュアルフォーカスでの無限大のピント合わせが確実にできるカメラとレンズの組み合わせ。
ズームレンズは無限大の位置が明確になっておらず、光学ファインダーでの合焦は困難。液晶も暗くてなにも見えない。
自分は、液晶画面で距離表示がありピント合わせができる富士のカメラを使用しています。
単焦点レンズは距離指標があり、それを目安にピント合わせができます。
ただし暗いので構図合わせは10秒程度撮影し、画面を見て構図の微調整します。
3 画面の周辺までシャープな明るい超広角レンズが必要
10mm F4 程度
14mm F2.8 程度
18mm F2 程度
優秀なレンズでないと絞り解放で使用できません。
自分的には ニコンフルサイズ用20mm F1.8 シグマの魚眼10mmF2.8 フルサイズ用15mmF2.8
富士14mm F2.8 10-24mmF4が軽量で優秀
4 システムが軽量
カメラが軽いと三脚も軽くてすみ登山には楽です。ミラーレス機が軽量です。登山には重量1kg
以下の三脚を使用しています。
5 露出は固定撮影の場合で 10mmで40秒、20mmで20秒程度以下、cmosのサイズにも関係します。リモートレリーズを使用してバルブ、またはタイムで撮影、富士はバルブでの露出時間も液晶画面に表示されて便利です。
6 RAWで撮影して、ホワイトバランスを3500から4000℃に変更して青味をだします。
jpegで撮影する場合は、蛍光くらいがちょうどいいくらい。
ホワイトバランスが崩れると背景が茶色になります。
RAWで撮影し、ライトルームで自動諧調使用し現像すると見違える写真になります
JEPGだと感動写真はかなり難しく、運任せ。
7 星を強調するpro softon A(W)を使用する。ただし、星とともに収差も強調され、星が変形します
以下 pro softon A(W)を使用した最近の作例を載せます
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
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最近一眼レフを購入し、今月9日に蝶ヶ岳で星空を撮影してきました。山に行く前の練習のときには液晶画面に明るい星が映ったのでピントを合わせることができましたが、山の空は暗く、星はたくさんあるのに画面に移りませんでした。
NikonD5500とキットの標準レンズでは暗い空で星をとらえるのは難しいのでしょうか?また、明るい広角レンズだと同じ条件でも液晶に写る可能性があるんでしょうか?
この時は仕方なく、遠くの街の灯りにピントを合わせて撮影しました。
山行記録にうまく撮れた(と思った)写真を載せています。
アドバイスいただけると嬉しいです。
ありがとうございます。撮影は名寄近郊の丘で撮影しました。
空が暗いと露出時間を延長してもかぶることなく、星をいっぱい撮影することができます。APCのデジタル一眼レフのノイズに耐えうる感度は、1600〜3200くらいなんです。同じニコンでもD750になると6400です。レンズキットのF5.6の18mmの5000の30秒と今回の作例の10mmF4の6400の40秒だと換算露出が3倍程度違うので映る星の数も相当違います。
絞りが5.6になっているようですが3.5にしたほうがいいと思います
今のカメラで少しでも多く星を撮影するためには、明るい広角レンズを使用して、星が日周運動で流れないギリギリの露出が必要すれば、より、多くの星が写ります。ニコン純正でなくとも、トキナ−の11-20F2.8等のレンズを使用するともっと星がいっぱい撮影できると思います。
最近、自分がアップした摩周湖の作例では、赤道儀を使用して、星の日周運動の半分の速度で追尾して、地上がぶれなくして60秒くらい露出して星がいっぱい写る工夫をしています。
ポータル赤道儀を使用すると露出を延長でき星をさらにいっぱい撮影できます。
ピント合わせは、星を使う場合、明るいレンズでも液晶で毎回完璧合わせることは難しいと思います。無限大表示のあるレンズや富士のような液晶で距離表示のあるカメラだと容易にできます。このように星景撮影は、カメラとレンズを選ぶ必要があり、自分はこのためにキャノンのフルサイズから富士に買い換えました
今度は絞りを解放にして、星が流るギリギリの露出で撮影します。ピント合わせは、とりあえず遠くの物で合わせるしかなさそうですね。この道具で基本的な事を身につけたら、新しいレンズを検討します!
星空撮影楽しいですね、肉眼で見えない星まで写るなんて、感動しました。
他の記録もどれも鮮やかな写真で素敵でした。参考にさせて頂きます。
色々、挑戦してみてください。
私は、フィルム時代の中学生の時、星景撮影を始めて大学時代まで
続けていましたが、暫く中断し、今年からデジタルで再開した次第です。
開放で使えるレンズ、絞らないと使えないレンズがあり、今の時代は作例からも
読み取ることができます。撮影データが記載されている、ガンレフのサイトも参考になると思います。
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