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更新日:2016年12月28日 訪問者数:1078
雪山登山 技術・知識
アバランチナイト2016に参加してきました。
nfosdk
雪山に入る回数が多い人が、雪崩被害者もしくは予備軍。
こういった雪山講習会に参加する人も、雪崩被害者予備軍。

40〜50cmのスラブ(層)で柔らかい雪が雪崩にやすい。
硬い雪、接着の強い層は強く衝撃を通さないので雪崩になりにくい。

雪の中では10分で窒息する。
雪崩被害から30分以内の捜索しないと、命の危険が急激に上がる。

雪崩ビーコンなし、人によるプローブ捜索は丁寧に行っても発見される確率は80%程度。
プローブの網の目を抜けた残り20%は発見されない。
人海戦術で100m四方を捜索するのに20時間かかる。
つまり雪崩ビーコンなしで雪崩被害に遭うと、まず助からない。

表面から2m以下の雪は硬くて、通常のプローブは刺さらない。スノースコップで掘れない。

雪崩被害を避けるには、雪崩が発生しやすい地形を避ける。
雪崩ビーコンはじめとする装備、パーティー内は基より周囲にいるパーティーも含めた相互のグループマネージメント(位置確認と救援体制)が被害者の発見や救出に有効な手段。
Twitterでハッシュタグを付けて雪崩の報告をしてください。
雪崩発生の三要素
雪山(青)と夏山(赤)で発生した遭難を数と年代別で分類
冬山は年齢に偏りがなく、万遍なく被害に遭っている。
雪山遭難の発生場場所を比較
人気の山が発生数が多い
雪山遭難に遭っても30%は助かる
雪山遭難の発生月を比較
雪山登山者は滑落事故が多い
雪山登山者は入山者の多い5月に事故が多い
暖冬で雪が少ない年は雪崩被害は減る
日本は仕事上で雪崩被害に遭う率が欧米より高い
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