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更新日:2013年08月12日 訪問者数:12123
ジャンル共通 IT
カシミール3Dで、地図をキレイにプリントアウトする方法
カシミール3Dでインクジェットプリントする場合の、ちょっとしたコツを書きます。カシミール3Dの地図は汚い…と思っている方は、一度お試しください。
BOSS
インクジェットでプリントアウト
意外に知られていないのが、カシミール3Dでの印刷のことです。

こう書くと、「印刷くらい簡単にできる」と思う方もきっと多いでしょうが、実は地図を綺麗に印刷するためには、(簡単な)テクニックが存在します。たぶんカシミール3Dを使っているユーザーでもあまり知らない(気付いていない)印刷方法なので、カシミール3Dで印刷した地図に不満のある方は必読です。
縮尺を、必ず4500に変更して印刷する
まず「電子国土基板地図」を印刷するとしましょう。

さて、今印刷しようとしている電子国土基板地図の「縮尺」は幾つになっていますか?
たぶん、選択した範囲を見るために、表示されている地図は9000や18000になっているのではないでしょうか?。実はここに印刷の落とし穴があります。9000や18000で印刷すると、等高線が滲(にじ)んで汚くなってしまうんです。ですので「印刷の際は必ず4500にする」というのがポイントなんです。

まず9000、18000で範囲選択を行ったら、縮尺を4500に変更します。
すると、選択範囲が地図に対して大き過ぎて、どこが選択されているのかわからなくなります。が、それでいいんです。そのまま印刷を実行します。。
その際、読み込まれていない地図範囲がある場合は、それを促す警告が出ます「選択した範囲の〜取得しますか?」では「はい」を選択すればOKです。

これで印刷が実行されます。
カシミール3Dの地図印刷では、縮尺が大きいと汚くなってしまいます。ですので、GPSへ地図を転送するマップカッターを使う場合でも、範囲選択時は大きな縮尺でも、GPSに出力する際は4500を選択するのがコツです。これで実線(等高線)もくっきりと印刷できます。

カシミール3Dで印刷した地図はどうも汚くて…と思っている方は、印刷時に4500を選択して印刷してみてください。高解像度のプリンタなら、かなり綺麗に印刷されるはずです。これなら市販の地形図と比べて遜色なく利用できると思います。
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