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更新日:2014年03月11日 訪問者数:18318
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MSRスノーシューのベルト改造
外れやすくて鬱陶しいベルトをたった¥540-で改造!
zawada
スノーシューの超定番!MSRライトニングアッセント
登山用スノーシューの鉄板として超人気のMSRのスノーシュー。使いだして3シーズン目の冬を迎えましたが、スノーシューが苦手とする急坂やトラバースなどもある程度までならラクラクこなせてしまうので非常に重宝しています。
しかしそんなお気に入りのMSRのスノーシューにも唯一気になる点が…。
それはなにかと言いますと、
シューズ固定用のベルトが外れやすい!!
経験したことがある方も多いと思いますが、ライトニングアッセントのベルトは歩いているとベルト留めから外れる事が多く、外れたベルトが歩いていると"パタパタ"してしまい非常に鬱陶しいのです。
まだ"パタパタ"としているだけならいいですが、ベルト穴からフックが外れベルトが完全に外れてしまう事も…。
←このようにベルト留めから外れてしまう
う〜ん。。。これはなんとかならないものか…。と考えてみたところ、
「ベルトを2か所で留めればいいだけの話じゃん!」
と全くもって単純な結論に達したのでした。

ということで、以前、上高地のスノーハイクのレコの中でも簡単にご紹介しましたが、今回改めてストラップ改造方法をご紹介したいと思います。
改造費用はたったの¥540-!!
今回の固定ベルトの改造するにあたり、「なにかいいものないかいな」と考えたところ、ピコーン!とひらめいたのがザック用のストラップキーパー。ザックのストラップを固定するパーツです。
今回はこのパーツを使ってスノーシューのベルトを改造します。
ザックのストラップ固定用のストラップキーパー。
20mm幅テープ用の物を1足で8つ利用します。
形状的にもMSRのベルト留めパーツとほぼ同じです。

1袋に2つパーツが入っているので4袋購入。
¥135×4個で¥540-!!!
元々ザック用の薄いストラップ用に作られているので、厚みのあるスノーシューのベルトに通しにくいため、マイナスドライバーで隙間を写真のようにホジホジと広げます。お湯で温めてやると広がりやすいかもです。

(すんなりと通る場合はこの作業ははぶいてOKです)
スノーシューのベルトをパーツに通します。

この時にひとつポイントが。
左の写真のようにベルト留めの開放部の方向が互い違いになるように着けます。
(この互い違いに着けるアイデアをくださったのは好日山荘の店員さんです〜)
なぜ互い違いに装着するかといいますと、両方向からベルトを固定する形になるので、ベルトが外れにくくなるからです。

ということであっという間に改造終了!
ベルトをより確実に固定するには、ループ状のパーツを装着しそこにベルトを通すなどの方法がいいとは思いますが、雪で凍りついたり、グローブをした状態でベルトを通したりするのは大変だと思いますので、元々ついているMSRのベルト留めとほぼ同じ形状のパーツを使ったこの方法は、ベルトの着け外しが簡単なのでオススメです。

今回は材料費を安くあげるためにザック用のパーツを使いましたが、MSRのベルト留めパーツは店によっては売り場に置いてあり、また取り寄せも可能だと思うので、こだわる方はそちらもどぞ〜。
ただ「高っ!!ぼったくり!!!」と思った覚えがあるので、材料費大幅アップかと思います〜。
という事で、改造ノートは以上となります。
似たようなやり方をされている方も多いかもしれませんが、ここ最近MSRのシューを購入したレコ友さんも増えてきたので、ノートにまとめてみました。
それではみなさま、楽しいスノーシューライフを!!
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