妙義山の沢3つと丁須の頭、裏谷急沢〜谷急山〜谷急沢左㑨〜谷急沢右㑨〜鍵沢（動画有り）

2016年11月06日(日) [日帰り]

• GPS: 11:07
• 距離: 21.6km
• 登り: 1,927m
• 下り: 1,921m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 2:53
• 合計: 11:07

5:33 あさおの吊り橋 駐車場
6:37 6:50 渡渉点(沢装備に変更)
7:02 7:13 間違った枝沢を登って引き返す
7:13 8:08 核心部3段大滝
8:32 8:46 柱状節理の大滝(食事休憩)
9:11 9:20 三俣(登山装備に変更)
9:46 9:50 谷急山
10:03 10:03 登山道から沢に下る点
11:15 11:35 右㑨出合(食事休憩)
11:51 11:52 林道
12:04 12:04 右㑨出合
12:55 12:55 奥の二俣
13:11 13:27 登山装備に変更
13:39 13:41 大遠見峠
13:49 14:00 三方境
14:21 14:21 風穴尾根の頭
14:31 14:31 烏帽子岩
14:50 14:50 赤岩
15:23 15:30 丁須の頭
16:20 16:30 下山渋滞
16:40 あさおの吊り橋 駐車場

天候

晴れ、少し風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

あさおの滝駐車場を利用。トイレ有。

コース状況／危険箇所等

東京起点　沢登りルート120をガイドブックとして使用。

＜裏谷急沢＞
全般的に水量は少なめ。
＊ 道路から下る地点は、ガードレースが切れて道あり。
＊ 最初の核心部の3段の大滝の
　 直ぐ手前に右に分ける枝沢あり、間違ってそちらに進んでしまった。要注意。
上段の滝の巻きルートが不安で、一旦戻って下から高巻きした。かなりの時間ロスになったので、下段の滝を登った所から巻いた方が良さそう。

＜谷急沢左㑨＞
P4P5鞍部から楽に下れる。歩きやすく下りでも怖い所は無いが、登りの方が景色は良さそう。

＜谷急沢右㑨＞
＊ 深沢橋を越えた直ぐ先に赤テープが有るのでそこから沢に下る。
＊ 最初の6mの滝は、ガイドブックでは左の壁を巻き気味に登るとなっているが、下りだと他の人のレコでもロープを出している。下る場合は左岸を高巻きした方がロープ不要で安全。また登る場合は左に巻かなくても、水流の直ぐ右側から登れる。
＊ ほとんどの滝は巻かずに登れるので楽しい。
＊ 最後の滝はガイドブックでは左壁より右壁を推奨しているが、左壁でも登れた。
＊ 最後の詰めは右の尾根で三方境に行くのが普通だが、大遠見峠と三方境間が未踏だったので、左の尾根に登って大遠見峠に出た。

＜三方境〜丁須の頭〜鍵沢ルートであさおの滝駐車場＞
2014年に鍵沢ルートは土砂で通行止めになり、2015年に復旧したが、最後に長い急峻な斜面があり、ロープと鎖で下る様に変わった。先行するグループはここで補助ロープを出していたので時間がかかった。

写真

11/6 6:35

ここが裏谷急沢へ下る道です。棒に巻かれた赤い布が目印です。

11/6 6:51

最初の滝です。右側から登りますが、濡れて滑ります。

11/6 6:53

11/6 7:02

間違えてこの枝沢を登ってしまいました。正解は左ですが、左の沢に気づきませんでした。。。

11/6 7:13

核心部の3段の大滝ですが、下段の滝を登ってから右側を高巻くのが正解ですが、かなり急で滑った為、下ってから手前を右に高巻きしました。

11/6 8:16

11/6 8:24

この辺りは直登できるので楽しい。

11/6 8:27

11/6 8:32

11/6 8:34

柱状節理の大滝です。右側を小さく巻きました。

11/6 8:48

紅葉は今年はあまり良くなさそうです。

11/6 8:53

急なナメがずっと続きますが、ガイドブックに書かれている様に、滑ったらずっと下まで止まらないという程ではありません。

11/6 9:08

有名な三俣。ここはガイドブックに書かれているとおり、真ん中と右㑨の間を登りました。

11/6 9:47

レンズが曇っているのに気づきませんでした。ガスっていたわけではありません。

11/6 9:47

ガスっていたわけではありません。。。

11/6 9:47

11/6 9:47

11/6 10:21

谷急沢左㑨に入りました。後ろを振り返ったところです。やっぱり景色は登りの方が良いです。

11/6 10:44

11/6 10:45

11/6 11:03

もう直ぐ右㑨との出合いです。やっぱり左㑨も登りで一度登ってみたい気がします。

11/6 11:12

11/6 11:12

11/6 11:52

ここが林道の谷急沢に下る所です。橋を渡った直ぐ先の赤いテープが目印です。

11/6 11:56

最初の6m滝です。下って来る時は左岸を高巻きました。

11/6 11:56

登りは水流の直ぐ右の壁を登りました。ガイドブックでは左側からへつって左壁を登るとなっており、木が立てかけられていました。

11/6 12:07

11/6 12:17

最初のゴルジュ帯です。

11/6 12:28

ガイドブックに水流の右を濡れながら登ると書かれている8m滝です。濡れたくなくってもっと右の木立を登りました。

11/6 12:52

この辺りは快適に滝を登れます。

11/6 13:08

最後の10m滝です。ガイドブックには右壁の方が良いと書かれていますが、水流の左側を少し濡れながら登りました。

11/6 14:24

遠くに丁須の頭が見えています。一見遠そうですが、1時間位で着けました。

11/6 14:35

赤岩の頭です。

11/6 14:35

11/6 14:42

近くで見ると迫力があります。

11/6 14:46

11/6 14:48

有名なトラバース道。見た目ほど怖くないです。

11/6 14:48

11/6 15:20

丁須の頭が近くなってきました。

11/6 15:20

よく落ちないものです。

11/6 15:20

11/6 15:20

対面の表妙義です。前に日帰りで表妙義と裏妙義の大周回をした際、表妙義と裏妙義をそれぞれ2回ずつ登って分かったのですが、思いのほか妙義は狭いです。

11/6 15:26

撮影機器：

RICOH WG-5 GPS リコー

装備

個人装備

沢タビ ヘッドライト 雨具 GPS 地図 ガイドブックのコピー ヘルメット チェーンスパイク

感想

風太郎

去年、表妙義と裏妙義の大周回をやったので、今年は沢をメインに周回してみることにしました。以下のレコの様に、yoshi629さん達が5年前に3沢をやっているので、それが参考になりました。yoshi629さん、ありがとうございます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-149617.html

ただyoshi629さん達のルートだと早く終わりすぎます。妙義は遠くて高速代も高いので、丁須の頭を加えてもう少し長くしました。また林道と右㑨出合間が歩かれていないので、そこもピストンで追加して17時前に終了するという計画にしました。

5時半に出発、16時40分に終了と、ゆっくり出発して、早く終わるという時間的には楽な計画ですが、ルートが殆ど沢と鎖場なので結構疲れました。
ルーファイ、岩登りの連続で、いつもの山行と違って腕がパンパンになりました。
でもここまで面白いのは妙義ならではですね。

以下の去年の大周回は、30キロ越えで表妙義、裏妙義をそれぞれ2回ずつ登ったので、それに比べれば今回は裏妙義2回と前回の半分ですが、充実感はほぼ同じ位でした。危険度が今回の方が高かったせいでもあると思います。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-632720.html

裏谷急沢の動画です。水量が少なく、ちょっと沢登りという感じでは無かったです。




谷急沢右㑨の動画です。こちらの方が水量もあって綺麗でした。

コメント

美鈴

沢、得意ならでは
Futaro さん、こんばんは。

沢を繋げて行くところが、さすが、Futaro さんですね。
しかも、沢下りもやっている 。私には、このルート思いつきません。

丹沢より全然山が小さいので、これでは物足りないのでは 。

風太郎

Re: 沢、得意ならでは
misuzuさん、こんばんは。

３沢はyoshi629達が５年前にやっているので、それのパクリです
歩いてみてyoshi629さん達に比べ、自分のレベルの低さがよくわかりました

妙義は確かに山域は小さいですが、変化に飛んだ濃厚さは凄いです。
この辺りは墓場尻川が面白そうなので、それを加えて日帰りで４沢に挑戦というのもありかもしれませんが、日の長い春ですね。