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Yamareco

記録ID: 1002151
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ハイキング
富士・御坂

蛾ヶ岳から釈迦ヶ岳へ周回

2016年11月05日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.8km
登り
1,288m
下り
1,282m

コースタイム

出発5:50−登り口5:55−岩谷峠7:05〜7:40−822m地点8:20−1026m地点8:55〜9:25−蛾ヶ岳頂上10:15〜10:45−折門峠11:30−地蔵峠11:40〜11:50−林道12:20−八坂峠12:40〜12:55−新八坂峠13:05−釈迦ヶ岳頂上13:35〜14:10−林道14:45−924m地点15:00−共同アンテナ手前15:20〜15:40−下芦川地区16:10−向島集落(MTB)16:20〜16:35―ゴール16:45
天候 無風快晴
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
中央高速道の甲府南ICから国道358号を通り、右左口トンネルを抜けた先で県道36号に入る。5km程先、高萩地区の上九一色郵便局の100m程手前が登り口。この300m程手前の県道脇に広い路肩があり、ここに数台駐車可能。
あるいは同ICから国道140号を通り、身延線芦川駅近くから同じ県道に反対側から入っても、距離的には大差ない。
コース状況/
危険箇所等
全コースに渡って、ほぼ地形図の破線通りに歩いた。
まず、高萩地区の向村集落から岩谷峠に登り、北東尾根を詰めて蛾ヶ岳に登った。峠までは小沢の左岸沿いに石がゴロゴロした古い道が続くが、所々崩れて強引に急斜面を登ることもあった。峠から蛾ヶ岳頂上までは微かな踏跡程度だが、藪も無く、峠までよりも歩きやすかった。頂上近く東北東に延びる尾根と合流してから赤テープが頻繁に現れたが、それまでは赤テープを1本見かけただけだった。道標は皆無。
蛾ヶ岳から地蔵峠まで、さらに折八古関林道までは立派な登山道で道標も完備している。林道から八坂峠までは地形図の破線に従った。道は無いが、距離も短く、どこでも歩けるので問題は無い。八坂峠から釈迦ヶ岳頂上までは道も明瞭だし、道標も多い。
釈迦ヶ岳から北尾根を通って下芦川地区に降りた。頂上から林道までは踏跡もテープ類も無いが、尾根筋を外さなければルートは分かりやすい。ただし、小さな岩場が頻繁に現れる。すべて左側を巻けるが、巻き終わった後に尾根筋に戻らないと、谷に吸い込まれるので要注意。林道に出る直前にパラボラアンテナがあった。ここから林道まで僅か50m程だが、イバラ混じりのススキの藪漕ぎを強いられた。藪漕ぎは全ルート中でここだけ。
林道からは「下芦川口」の案内板に従って北尾根の続きを降りる。登山道レベルの明瞭な幅広い道が通じていて、下芦川地区の地蔵堂集落に降り立つことができた。
上九一色郵便局の100m程東側、県道の擁壁沿いに上る石段が岩谷峠への入り口。道標は無い
2016年11月05日 05:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 5:54
上九一色郵便局の100m程東側、県道の擁壁沿いに上る石段が岩谷峠への入り口。道標は無い
古い峠道といった感じ。朽ちかけた桟道には危険のテープが張られているので、管理はされているようだ
2016年11月05日 06:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 6:15
古い峠道といった感じ。朽ちかけた桟道には危険のテープが張られているので、管理はされているようだ
石がゴロゴロした歩きにくい道が続く
2016年11月05日 06:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 6:24
石がゴロゴロした歩きにくい道が続く
これは何なのだろう。小さな石柱に石が積まれている
2016年11月05日 06:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 6:44
これは何なのだろう。小さな石柱に石が積まれている
峠に近づくと石も無くなって歩き易くなった
2016年11月05日 07:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 7:01
峠に近づくと石も無くなって歩き易くなった
林業の索道小屋跡らしい。朽ちかけている
2016年11月05日 07:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 7:03
林業の索道小屋跡らしい。朽ちかけている
岩谷峠に着いた。石を積み上げた小広場が三段ほど。何に使ったのだろうか
2016年11月05日 07:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 7:06
岩谷峠に着いた。石を積み上げた小広場が三段ほど。何に使ったのだろうか
峠からは尾根筋を登るが、藪も無く、明瞭な踏跡が続いていて、峠までの道より、はるかに歩き易い
2016年11月05日 08:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 8:14
峠からは尾根筋を登るが、藪も無く、明瞭な踏跡が続いていて、峠までの道より、はるかに歩き易い
一カ所だけ痩せ尾根があったが、大したことは無い
2016年11月05日 09:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 9:24
一カ所だけ痩せ尾根があったが、大したことは無い
踏跡が怪しくなっても、どこでも歩ける。登り出して初めて赤テープを見た
2016年11月05日 09:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 9:57
踏跡が怪しくなっても、どこでも歩ける。登り出して初めて赤テープを見た
標高1210mで東北東に延びる尾根と合流すると、頻繁にテープ類を見かけるようになった
2016年11月05日 10:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 10:01
標高1210mで東北東に延びる尾根と合流すると、頻繁にテープ類を見かけるようになった
蛾ヶ岳頂上に着いた。富士山がお出迎え。登山者が多い。山梨百名山の標柱と山ガールのシルエット
2016年11月05日 10:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 10:18
蛾ヶ岳頂上に着いた。富士山がお出迎え。登山者が多い。山梨百名山の標柱と山ガールのシルエット
西面の眺望が素敵だ。すでに白根三山は雪を被っていたが、鳳凰三山はまだ。手前に四尾連湖を見下せる
2016年11月05日 10:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 10:32
西面の眺望が素敵だ。すでに白根三山は雪を被っていたが、鳳凰三山はまだ。手前に四尾連湖を見下せる
蛾ヶ岳から釈迦ヶ岳に向かう。整備された登山道で、ちょっとした急斜面でもロープが張られている
2016年11月05日 10:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 10:49
蛾ヶ岳から釈迦ヶ岳に向かう。整備された登山道で、ちょっとした急斜面でもロープが張られている
道標も至れり尽くせり。登って来た北東尾根とは雲泥の差だ
2016年11月05日 11:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 11:12
道標も至れり尽くせり。登って来た北東尾根とは雲泥の差だ
大平山を巻いて折門峠で左折する
2016年11月05日 11:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 11:32
大平山を巻いて折門峠で左折する
折門峠から10分程で地蔵峠に着いた。新旧多くの案内板が立っている
2016年11月05日 11:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 11:42
折門峠から10分程で地蔵峠に着いた。新旧多くの案内板が立っている
ここには樹齢500年、樹高16.3mの大ツガが生えている。このため「栂の峠」とも呼ばれているそうだ
2016年11月05日 11:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 11:42
ここには樹齢500年、樹高16.3mの大ツガが生えている。このため「栂の峠」とも呼ばれているそうだ
この先、主稜線を楽しむか、釈迦ヶ岳北尾根を降りるために巻いて時間を節約するか迷ったが、後者を選び、巻道に入る
2016年11月05日 11:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 11:50
この先、主稜線を楽しむか、釈迦ヶ岳北尾根を降りるために巻いて時間を節約するか迷ったが、後者を選び、巻道に入る
巻道は良く踏まれた立派なハイウェイだ。おかげで距離が稼げる
2016年11月05日 12:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 12:07
巻道は良く踏まれた立派なハイウェイだ。おかげで距離が稼げる
八坂集落の上で折八古関林道に降り立った。道標がコース案内しているが、多すぎて良く分からない
2016年11月05日 12:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 12:21
八坂集落の上で折八古関林道に降り立った。道標がコース案内しているが、多すぎて良く分からない
林道を500m程進んだヘアピンカーブから杉林に入り、八坂峠へ向かう。道標は無い
2016年11月05日 12:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 12:31
林道を500m程進んだヘアピンカーブから杉林に入り、八坂峠へ向かう。道標は無い
林道から八坂峠まで地形図には破線が描かれているが、道は無い。しかしどこでも歩ける緩やかな谷筋だ
2016年11月05日 12:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 12:38
林道から八坂峠まで地形図には破線が描かれているが、道は無い。しかしどこでも歩ける緩やかな谷筋だ
八坂峠に着いた。北側の八坂沢の降り口を確認すると、赤テープが2本見えた。踏跡はあるようで、向島集落へ抜けられそうだ
2016年11月05日 12:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 12:42
八坂峠に着いた。北側の八坂沢の降り口を確認すると、赤テープが2本見えた。踏跡はあるようで、向島集落へ抜けられそうだ
地蔵峠から50分で来たので1時間程の余裕が生まれた。よし、釈迦ヶ岳北尾根を降りよう。そう決めて 新八坂峠へ向かう
2016年11月05日 12:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 12:53
地蔵峠から50分で来たので1時間程の余裕が生まれた。よし、釈迦ヶ岳北尾根を降りよう。そう決めて 新八坂峠へ向かう
先ほど分かれた林道と再び合流。ここが新八坂峠で道標が親切
2016年11月05日 13:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 13:06
先ほど分かれた林道と再び合流。ここが新八坂峠で道標が親切
林道の反対側の法面に、古い木の梯子とアルミの脚立が並んで立てかけてある。これを登って釈迦ヶ岳へ
2016年11月05日 13:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 13:06
林道の反対側の法面に、古い木の梯子とアルミの脚立が並んで立てかけてある。これを登って釈迦ヶ岳へ
良く踏まれた登山道が続く
2016年11月05日 13:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 13:19
良く踏まれた登山道が続く
三方分山の左肩に、富士山の頂上が顔を覗かせていた
2016年11月05日 13:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 13:22
三方分山の左肩に、富士山の頂上が顔を覗かせていた
釈迦ヶ岳の頂上。蛾ヶ岳は多くの人々で賑わっていたが、こちらは無人。紫煙をくゆらせながら、淹れたてのコーヒーを楽しむ
2016年11月05日 13:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 13:33
釈迦ヶ岳の頂上。蛾ヶ岳は多くの人々で賑わっていたが、こちらは無人。紫煙をくゆらせながら、淹れたてのコーヒーを楽しむ
釈迦ヶ岳頂上の山名板。その左側後ろの木の間から富士山頂上が顔を出しているけど、分かりますか?
2016年11月05日 13:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 13:35
釈迦ヶ岳頂上の山名板。その左側後ろの木の間から富士山頂上が顔を出しているけど、分かりますか?
さあ北尾根を降りよう。いきなり急下降。しばしば小さな岩場に出会うが、常に左側を簡単に巻ける
2016年11月05日 14:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 14:22
さあ北尾根を降りよう。いきなり急下降。しばしば小さな岩場に出会うが、常に左側を簡単に巻ける
25分程降りると、小さなパラボラアンテナに出た
2016年11月05日 14:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 14:34
25分程降りると、小さなパラボラアンテナに出た
アンテナ脇からは西側の眺望が良い。ススキの彼方に蛾ヶ岳(中央)が望める。その左に続く山並みの裏側を巻いて来た
2016年11月05日 14:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 14:36
アンテナ脇からは西側の眺望が良い。ススキの彼方に蛾ヶ岳(中央)が望める。その左に続く山並みの裏側を巻いて来た
ススキの中の微かな踏跡を辿る。林道まで僅か50m程だが、イバラ混じりの藪漕ぎに往生した。本日、唯一の藪漕ぎ
2016年11月05日 14:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 14:42
ススキの中の微かな踏跡を辿る。林道まで僅か50m程だが、イバラ混じりの藪漕ぎに往生した。本日、唯一の藪漕ぎ
再び折八古関林道に降り立った。奥に釈迦ヶ岳頂上が望める。左側の尾根を降りてきた
2016年11月05日 14:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 14:45
再び折八古関林道に降り立った。奥に釈迦ヶ岳頂上が望める。左側の尾根を降りてきた
林道を東に100m程進むと「下芦川口 ←至下芦川地区」の案内板。まさかこんな道があるとは予想していなかったので、驚きと同時にホッとする
2016年11月05日 14:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 14:47
林道を東に100m程進むと「下芦川口 ←至下芦川地区」の案内板。まさかこんな道があるとは予想していなかったので、驚きと同時にホッとする
降り始めて再びびっくり。せいぜい踏跡程度と思ったら、立派な登山道だ。急な下りではS字カーブの連続で降り易い
2016年11月05日 14:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 14:51
降り始めて再びびっくり。せいぜい踏跡程度と思ったら、立派な登山道だ。急な下りではS字カーブの連続で降り易い
幅の広い良く踏まれた道が続く。これでルートが確保されたので、安堵感が沸きあがって来た
2016年11月05日 15:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/5 15:08
幅の広い良く踏まれた道が続く。これでルートが確保されたので、安堵感が沸きあがって来た
下芦川地区の民家の上まで降りてきた。もう少し
2016年11月05日 16:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 16:09
下芦川地区の民家の上まで降りてきた。もう少し
民家と駐車場の間を抜けて村道に出た。出口には何の案内も無い。これでは登る時に入り口が分からないだろう
2016年11月05日 16:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 16:11
民家と駐車場の間を抜けて村道に出た。出口には何の案内も無い。これでは登る時に入り口が分からないだろう
県道を西に600m程歩くと向島集落。今朝ここにMTBを置いて来たのでこれを取り出す。これに乗って3.4kmを10分程走ると車に戻れた
2016年11月05日 16:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/5 16:33
県道を西に600m程歩くと向島集落。今朝ここにMTBを置いて来たのでこれを取り出す。これに乗って3.4kmを10分程走ると車に戻れた
撮影機器:

感想

「蛾ヶ岳」と書いて「ヒルガダケ」と読むとは難読な山名の一つであろう。てっきりヤマビルがいるので、蛭の冬眠中に登った方が良い、と思っていた。しかし蛭は居ない、とのことなので、それでは季節が良い時期に登ろうという気になった。

北側の県道36号から幾つもルートが採れるので、どうせなら周回ルートを選びたい。
上りとしては、蛾ヶ岳の北東尾根を採ろう。このためには高萩地区の向村集落から岩谷峠まで登り、あとは北東尾根を詰めれば良い。蛾ヶ岳からは東に縦走し、八坂峠から八坂沢を下って向島集落に出よう。両集落間は県道を自転車(MTB)で走れば、早いし楽だ。
岩谷峠まではバリエーションルートとして紹介されている。しかし、峠から頂上までは、地形図に破線が描かれている上、地形的にも登れる、と判断したが、他には何の情報も無いので、実際は行ってみないと分からない。また、下りの八坂沢も、昔は通れたが、今は荒れていてどうかな? とのことだが、踏跡ぐらいはあるだろう。

さらに、せっかく八坂峠まで行くのだから、もう少し足を延ばして釈迦ヶ岳にも登りたい。この9月に御坂黒岳近くの釈迦ヶ岳に登った。同じ山域に同じ名前の山があるのは偶然だろうが、どうせならこちらの釈迦ヶ岳にも登りたい。
八坂峠から往復してから八坂沢を降りても良いが、釈迦ヶ岳頂上から北尾根を降りれば、直接、下芦川地区の地蔵堂集落に出られる。この方がよほど面白そうだ。釈迦ヶ岳北尾根にも破線が描かれているし、地形的に降りられると判断したが、蛾ヶ岳北東尾根と同様に、他に情報はない。
何が出て来るか分からない未知のルートを降りる場合は、時間に余裕を持たせたい。しかし、地蔵峠から八坂峠までの主稜線は複雑な地形で読図力が要求されるようだから、かなり時間が掛かる懸念がある。それならば、この間は主稜線南側の巻道を通って時間を稼げば、北尾根も視野に入るだろう。
主稜線で地図読みを楽しむか、巻いて釈迦ヶ岳の北尾根を楽しむかは、地蔵峠に着いた時間と体調で考えよう。

地蔵峠では後者を選んだ。沢はどうも苦手で、未知であっても尾根の方を好む気分も働いたのかも知れない。
巻道を使ったので、主稜線を通るより1時間は早く八坂峠に着いた。おかげで、時間に余裕をもって釈迦ヶ岳の北尾根を下り始めることが出来た。頂上から林道まではルート探索を楽しめた。しかし、林道で下芦川地区へ下る案内板を見つけてびっくり。これを下ってみると登山道並みの道の良さに二度びっくり。林道からはあまりにもあっけなく降りられたので、かなり拍子抜けである。

なお、地蔵峠から主稜線を通って地図読みを楽しんでから釈迦ヶ岳に登っても、北尾根を下ることは出来ただろう。この場合、頂上から林道まで明るいうちに下りさえすれば、後は、たとえ途中で陽が暮れても、明瞭な登山道なのでヘッドランプを頼りに降りることは難しくない。
でも、これは結果論ですね。林道から先の下りが安全だ、と言うことは事前には分かっていなかったのだから。
逆に、もしもこの立派な登山道が無く、頂上から林道までと同様に、林道から下でも踏跡も赤テープも無い尾根だったら、最悪の事態も考えられる。主稜線の地図読みで手間取った挙句、北尾根の途中で陽が暮れたら、ヘッドランプの灯りだけでは尾根筋を読むのは難しく、窮地に陥ったかも知れない。

まあ、地蔵峠から主稜線を楽しむのと、北尾根を楽しむのと、両者を欲張るのは歳不相応でしょうね。今回の行動だって、日の出の少し前から歩き出して、車に戻ったのは、ちょうど陽が沈む時刻。11時間の行動時間でした。まあ、これで十分でしょう。

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