荒沢湿原・紅葉の最盛期

2016年11月08日(火) [日帰り]

• GPS: 01:35
• 距離: 2.9km
• 登り: 38m
• 下り: 24m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:36
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:36

9:28 スタート地点
11:04 ゴール地点

調理時間20分ほど。
お食事15分ほど。
田谷地沼を眺めながら、優雅にブランチ。

天候

おおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

よく整備された道ですが、早朝、夕方はクマ、イノシシとの遭遇率が高い場所なので気をつけて。
明るい時間帯に歩くなら、荒沢自然館に一言声をかけて、注意事項を聞いておくとよいでしょう。
クマ、イノシシ情報を詳しく教えてくれます。

その他周辺情報

近くに千古の森というキャンプ場が、林道(未舗装)をたどって10km先にあります。
薬莱山の南側を周回で20kmほどの林道で、今の時期なら紅葉がとてもキレイです。
が、道幅が狭いのと、時に深く掘れているところがあるので注意が必要です。
キャンプ場近くに沼が二つありますが、静謐な感じがしていい雰囲気の場所です。
この付近だけ舗装路が整備されています。

写真

駐車場から荒沢自然館への道のり。
この辺りだけでもコナラを中心とした美しい紅葉が楽しめます。

まだまだ見頃は続くよ、とばかりに色づきかけのカエデ。

荒沢自然館。
左手に見えている階段には、クマやイノシシが現れた痕跡が残っています。
自然館のおじさんに詳しく聞くと、クマやイノシシの生態を知ることができますよ。

田谷地沼の奥に船形山のピーク。
ステキだ。

クロモジ。
折れていた枝を拾って、裂いて、芳香をかぐ。
ステキだ。

早速ブランチの準備。
アルファ米のトップメーカーのひとつ尾西食品は、大崎市古川に工場があります。
大崎市のふるさと納税返礼品にも使われています。

ベーコンエッグ。
卵は、大崎市岩出山のふるさと地鶏の会が生産する有精卵。
えさや土壌にこだわった、おいしい卵です。

ブランチ完成。
温かなメニューで寒さを吹き飛ばせ!!
と思ったけれど、あっという間に冷めちゃった…

こういう景色とか

こういう木々を眺めてのお食事です

一本の木なのに、この奥行き感。
自然の造形美。
ステキだ。

ちょっと残念な杉の植林。
この隙間にあるギャップを利用して、カエデの仲間がちらほらと。

荒沢湿原は、地滑りによって形成された場所。
荒沢の「荒」は、そうした地名につけられることが多く、災害地名の特徴ともいえる文字です。

時々木道。
落ち葉は滑るけれど、雰囲気がいいですね。。

高さ、速さ、難しさを忘れて楽しめる、いい場所です。

感想

cafemonte

このところ、一ヶ月にわたり紅葉の進み具合を観察していました。
天気には恵まれませんでしたが、一週間前が一番の見頃だったと思います。
それでも、今日はとてもいい色づきの中、気分良く歩けました。

場所によっては、落葉していたり、まだまだ緑だったりと、短い道のりの中でも変化に富んだ景色が楽しめます。
そして、やはりここもクロモジがたくさん自生しています。
枯れ枝を折ってみても、それなりにいい香りがします。

晩秋になると、渡り鳥が飛来して、少ないながらも動物の活動を間近で見られるので、静かな森歩きとあわせてハイキングが楽しめます。
クマの落とし物やイノシシがどうにかした痕跡がたくさんあります。
特に夕方にかかると活発になりますから、十分気をつけて散策を楽しんでください。