三嶺北西尾根→三嶺→白髪山→西熊山→天狗塚→牛の背→牛の背北尾根のハズが
- GPS
- 09:29
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,568m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 10:14
天候 | 超快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山は1か月ぶりだからガッツリ歩きたいというchimneyを連れての山行。
条件としては
20kmぐらい歩きたい
牛の背の北尾根歩きたい
人の少ない道
この時期に20km歩こう思ったら日の出前や日没かい (゜▽゜;)
色んなルートを提案するも、車道歩きが長いだの、距離が短いだのとなかなかウンと言わない。
白髪山に行きたいと言うので、決まったのが鉄階段に車をデポして三嶺北西尾根→三嶺→カヤハゲ→白髪山→カヤハゲ→三嶺→西熊山→天狗塚→牛の背→牛の背北尾根→車道歩きで20kmという過酷なルート。
鉄階段に車をデポして6時過ぎにスタート。
ただでさえわかりにくい三嶺北西尾根取り付きをchimneyのヘッデンの明かりのおすそ分けで歩き出す。
chimneyの活躍ぶりは聞いているので、ハナから飛ばして歩く。
まったり休憩なんてしない彼女なんで、ガスも置いてきたし、荷物はかなり減らしたんで10kgないだろう。
後ろから蹴られないようにヒイコラ言いながら歩く (´+(エ)+`)ウゥ
すると、(」・∀・)」 てんしーん速いわー
( ̄△ ̄;)エッ・・?
しかしそれを聞くのがあと5分遅かったら心臓が破れていたかもしれない。
ペースを下げてまた進む。
すると
(」・∀・)」 てんしーん速いってー
( ̄△ ̄;)エッ・・?
まだ速いのか......
どうやら久々の山行で調子が上がらないみたいだ。
助かった (^^;;
休憩はほとんどしないだろうし、したくてもタイトなスケジュールなので温存しながら歩く。
三嶺には最速の2時間28分で着いた。
しかも何回も休憩して。
山頂は無風に近く体感温度も10℃ぐらい。
調子の上がらないchimneyのおかげでまだまだ余裕がある。
白髪山と言えば、mbaくん曰くの嘆きの坂が立ちはだかる。
苦手意識があって見ただけで萎えるというchimneyを置いてけぼりにする。
14分かかって心臓が飛び出すのかと思った。
今日はくもり予報で氷点下予報だったんだけど、周りの山は霧氷が結構付いているのに三嶺はコメツツジにちょこっと付いているだけだった。
しかし、終始超快晴で今までで一番遠望がきいた。
丸笹山方面は見たことない物凄い雲海だった。
今日はもうピストンして帰ろうかとchimneyが弱気になる。
ここ最近で一番調子のいい自分はまだまだ余裕だったけど、時間的に牛の背北尾根はヘッデン山行となる。
西熊山北西尾根を降りてもいいなと思いながらまた歩き出した。
白髪山の大岩テラスで結構ゆっくりしてしまう。
嘆きの坂まで戻ってきてふと思う。
下りは嘆きの坂ではないし、何と呼ぶべきか。
疾風怒濤の滑り台か。
シリセードしたら時速100km/hで下の谷まで10秒で着くだろう。
尻はサルよりも真っ赤になるだろう。
否、その前に生存していないだろう。
三嶺に戻ってくると既に14時だった。
さすがに調子のよかった自分もかなり体力がなくなってきた。
最初からあんだけ飛ばすからやとたしなめられる。
仕方がないそういう性格なんだから (^^;;
この三嶺北西尾根は登りは間違わずに登ることができても、1806Pを巻いてからが外しやすい。
3日に歩いたときは西に大きく外して、1609.9Pを過ぎた所にトラバースして戻った。
さすがに彼女は動物的勘でほぼ間違わずに見晴らしの丘に着いた。
見晴らしの丘からはちと難しい。
降りるべき尾根がハッキリしない。
案の定50mほど西に外した。
ここはいやらしい傾斜なので一番嫌いなポイントだ。
ここから植林帯に入るのだけど、注意深くしていないと外すポイントが何箇所かある。
何度か軽く外しながら無事下山。
熱い握手を交わしてお互いの功労?を讃える。
そしてデポした鉄階段へ。
そう予定変更となったのでデポが無駄になってしまった。
まあそんな変更はよくあること。
まずは安全に下山することが大事。
決して無理をしないように。
LINEでやりとりしていたときは、勝手に彼女はこういう女性だと決めつけていた。
見えない相手と活字だけでやりとりするのは恐ろしいものがある。
まあ一回一緒に歩いたらだいたいわかるだろう。
そう思っていた。
彼女はここ最近、多忙をきわめ山に行きたくても行くことができず、夜な夜な泣いていたという。
今日連れて行ってくれてありがとうと言われた。
その言葉にひとかたならぬ重さを感じた。
これほどまでに山を愛する人はそういない。
山に向き合う姿勢がしっかりしていて、ちゃんとしたポリシーも持っている。
本当に自分に合うパートナーと言うものはなかなか出会えるものじゃない。
なんだかそういうパートナーが見つかったような気がした。
男と女を越えた関係が築けるかもしれない。
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