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Yamareco

記録ID: 1003992
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ハイキング
丹沢

鍋割山(名残惜しき秋の終わりのマルガヤ尾根)

2016年11月23日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.2km
登り
1,340m
下り
1,328m

コースタイム

◆2016年11月 鍋割山(マルガヤ尾根)
09:15 大倉発         12:52 鍋割山着
10:30 二俣通過        13:38 鍋割山発
10:50 本沢渡渉点通過     14:27 後沢乗越通過
11:30 928p通過        15:04 二俣通過
12:05 無木立広場通過     16:10 大倉着
12:30 鍋割山稜合流
※マルガヤ尾根の取り付きは本沢渡渉点から1分前後です。
天候 ◆2016年11月23日(水) 曇り時々小雨                              秦野市予想気温 10℃(6:00) 〜 9℃(15:00)
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
《往復》渋沢 ⇔ 大倉 神奈川中央交通  大人片道=\210
           https://www.kanachu.co.jp/dia/
コース状況/
危険箇所等
◆マルガヤ尾根(登り)
あるブログに「この尾根は、バリルートのエッセンスを凝縮したような尾根だ」と書かれていました。続けて「植林帯あり、急登あり、ヤセ尾根危険地帯あり、草原あり。これほど短い距離で、光景が変わっていく尾根も珍しい。この尾根は、登りに使う方が楽しめるのではないかと思った」と書かれていました。
本沢に架かる木製桟橋を渡るとすぐ林道の右手に広場があります。そこが取り付きになります。登りですと基本的に尾根筋トップを外さず上を目指していけば問題ないと思います。左右になだらかに薄っすら付いた踏み跡に入り込んでも結局また登り返さないといけないので我慢してただひたすら真上を目指すのがポイントであり注意点だと思います。

下りでは、無木立広場までは踏み跡を辿って降りることができると思います。そこから先、下へは右に左に支尾根が延びており道間違いの可能性が極めて高くなります。いきなり下りで使うのはかなりの危険が伴うと思います。といいますか、取り付きに標識などはありませんので見つけるのが一苦労かと思います。
また、この時期、落ち葉が多く踏み跡が分かりづらいです。無木立広場から細尾根上端にかけての"核心部"は特に神経を使うと思います。下りで使われる場合、ご用心ください。

隣接する小丸尾根は平成29年1月31日まで通行止めになっています。ご注意ください。

◆後沢左岸尾根(下り)
当初の計画では、鍋割山から後沢乗越、後沢左岸尾根を降り寄(やどりき)へ
下山する予定でした。鍋割山から下山を始め、後沢乗越の分岐まで来ると
小雨交じりの空模様になってきました。後沢左岸尾根は前半は文字通り、
尾根筋の植林帯を九十九折れに下っていきますが後半、後沢沿いの径路に
入ると木製桟橋が多く付けられています。
角度が急だったりなどスリップする危険性を否定できません。
よって、残念ではありますが、安全策で二俣から西山林道を経て大倉へ
下山しました。
今年は見ていないのでなんともいえませんが過去、後沢沿いの紅葉した
美しい自然林を見たことがあります。時期的に今回は楽しみだったので
すが、そういった意味でも下山先の変更は残念でした。

◆11月23日(水)時点での紅葉状況
〈西山林道〉
 ザックリですが、大倉を出発して約50分(二俣の手前約25分)あたりから
 綺麗に色付いていました。マルガヤ尾根の取り付き手前にある本沢ぐらい
 まで見頃という雰囲気でした。
〈マルガヤ尾根〉
 林道取り付き点から928p周辺ぐらいまでが紅葉していました。
 928p下の細尾根箇所までは基本的に植林帯を登りますので紅葉
 している木は少し離れています。
〈鍋割山〜後沢乗越〉
 標高1000mを下り、後沢乗越が近付いてくると、色付くべき木は
 見頃を迎えているような色合いで赤や黄が綺麗でした。



※以上、navecat個人の感想です。お取扱い、くれぐれもご注意ください。

その他周辺情報 ◆登山ポスト
 渋沢駅北口バス停に設置されている登山ポストに事前に作成した
 計画書を提出しました。ほかに、大倉バス停にあります。
 神奈川県警のオンライン↓ こちらにも出しておきました。
 https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm
◆大倉登山口近くのコンビニ 
 1、セブンイレブン 秦野堀山下店 神奈川県秦野市堀山下631
 2、セブンイレブン 秦野戸川店  神奈川県秦野市戸川365-1
 3、セブンイレブン 秦野堀西店  神奈川県秦野市堀西909
 地図
 →http://cvs-map.jp/map?ll=35.3882746%2C139.178383&s=14
◆渋沢駅北口 [ お食事処 いろは食堂 ]
 https://tabelog.com/kanagawa/A1408/A140804/14002089/
◆渋沢駅南口 [ 食堂 若竹 ]
 https://tabelog.com/kanagawa/A1408/A140804/14025770/
◆トイレ
 大倉バス停  鍋割山荘 → (\100 紙持ち帰り)
大倉バス停を出発すると、、
(=^・^=) が、こっちだよ
と先導してくれました!?
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大倉バス停を出発すると、、
(=^・^=) が、こっちだよ
と先導してくれました!?
西山林道。
2年半ぶりのコラボ登山を
彩る素晴らしい紅葉です。 
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西山林道。
2年半ぶりのコラボ登山を
彩る素晴らしい紅葉です。 
思わず見惚れてしまいます。
 
 
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思わず見惚れてしまいます。
 
 
長い林道歩きも苦にならず。
 
 
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長い林道歩きも苦にならず。
 
 
マルガヤ尾根の取り付きは、
本沢の渡渉点を渡ってすぐ 
です。
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マルガヤ尾根の取り付きは、
本沢の渡渉点を渡ってすぐ 
です。
マルガヤ尾根最初の
急斜面を登ります。
 
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マルガヤ尾根最初の
急斜面を登ります。
 
植林帯の脇。綺麗でした。
 
 
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植林帯の脇。綺麗でした。
 
 
来年は紅葉のハイシーズンに
合わせて、と思わせてくれる
マルガヤ尾根でした。 
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来年は紅葉のハイシーズンに
合わせて、と思わせてくれる
マルガヤ尾根でした。 
928pに到着。

 
一度下ります。

 
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一度下ります。

 
が、すぐ登り返します。

 
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が、すぐ登り返します。

 
落ち葉に敷き詰められた
美しい道(=踏み跡が分か
りにくい道)を登ります。
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落ち葉に敷き詰められた
美しい道(=踏み跡が分か
りにくい道)を登ります。
ひたすら登っていると
無木立広場の
シンボルツリー。
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ひたすら登っていると
無木立広場の
シンボルツリー。
急登で疲弊した体と心に
一粒の雫が潤いを与えて
くれます。
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急登で疲弊した体と心に
一粒の雫が潤いを与えて
くれます。
鍋割山稜合流。
晴れていれば蛭ヶ岳が見える
のですが、やむを得ず。
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鍋割山稜合流。
晴れていれば蛭ヶ岳が見える
のですが、やむを得ず。
鍋割山を覆っていたガスが
流れていきます。
 
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鍋割山を覆っていたガスが
流れていきます。
 
もうすぐ鍋割山です。

 
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もうすぐ鍋割山です。

 
鍋割山に到着。
生憎の天気でもたくさんの人
でごった返していました。
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鍋割山に到着。
生憎の天気でもたくさんの人
でごった返していました。
後沢乗越を目指し下山して
います。後沢乗越まであと
9分の地点にあった紅葉。
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後沢乗越を目指し下山して
います。後沢乗越まであと
9分の地点にあった紅葉。
後沢左岸尾根はここから。
なのですが、雨が降ってきた
ので方向転換。安全重視で。
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後沢左岸尾根はここから。
なのですが、雨が降ってきた
ので方向転換。安全重視で。
ミズヒ沢渡渉点。
後沢乗越から降りてきまし
た。西山林道を戻ります。
 
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ミズヒ沢渡渉点。
後沢乗越から降りてきまし
た。西山林道を戻ります。
 
大倉に無事、下山完了。
煌々と明かりが灯っている
どんぐりハウスもいつ以来
だろうか。 
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大倉に無事、下山完了。
煌々と明かりが灯っている
どんぐりハウスもいつ以来
だろうか。 
渋沢駅北口
「お食事処 いろは食堂」
日が暮れると外はもう真冬
の寒さでした。 
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渋沢駅北口
「お食事処 いろは食堂」
日が暮れると外はもう真冬
の寒さでした。 
渋沢駅南口 
「食堂 若竹」
翌日は54年振り、11月の
降雪になりました。
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渋沢駅南口 
「食堂 若竹」
翌日は54年振り、11月の
降雪になりました。

感想

晩秋の鍋割山に、navecatさんとご一緒させていただきました。

マルガヤ尾根は、私たち夫婦だけでは到底歩くことのできない道。
変化の富んだ尾根は丹沢の魅力の新たな発見でした。
うっすらガスのかかった空間に鮮やかな紅葉。
丹沢らしいしっとりとした美しさの中を歩くという贅沢な
晩秋の良き一日となりました。

ご一緒いただいたnavecatさんに感謝いたします。



8月末に決まった今回の同行山行なのですが、個人的にはその後、内も外も
紆余曲折があり、この日をよく迎えられたなという実感があります。

コース状況にも書きましたが、厳しい冬を前にした静かな表情、雰囲気の
マルガヤ尾根。aibou3さん、konontanさんは初めてとのこと。鍋割山周
辺のまた一つ違う、新しい表情を目にすることができたのかなと思います。

終わりゆく秋の印象深い一日をご一緒いただき、ありがとうございました。

針葉樹の樹林帯を抜けると、ブナの開けた斜面、
そこから見渡せる箱根や真鶴半島の展望、
晴れていると富士山も見えるそうですが、
今日は残念ながら曇り空でした。
初めてのマルガヤ尾根、丹沢の最後の紅葉を堪能した山歩きでした。
navecatさん、ありがとうございました。

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