大菩薩・石丸峠から牛の寝通り
- GPS
- 05:20
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 510m
- 下り
- 1,355m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:20
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)*小菅の湯→猿橋駅(富士急山梨バス)、⇒〈JR中央線〉 *バス停は工事中のため小菅の湯の隣「道の駅」に変更されている |
コース状況/ 危険箇所等 |
石丸峠までの急登と終盤のモロクボ平からの急下りがあるが、牛の寝通りは樹林帯の穏やかで歩きやすい道、問題になる所はない。 |
写真
感想
石丸峠は大菩薩と南側の小金沢連嶺を結ぶ所にあるが、もう一つ、ここからは古い街道の「牛ノ寝通り」が伸びていて奥多摩とつながっている。
今回、秋の終わりにこの「牛の寝通り」を歩くことにした。
バス停の小屋平上の急坂から振り返ると富士山がよく見える。曇り空の天気にも関わらずくっきりとしていて、とても近くに感じる。さらにその横に南アルプスの稜線がはっきりと見えるのが何とも嬉しい。
この眺望は、もう一度、石丸峠の手前でじっくりと眺められる。
そして石丸峠から牛ノ寝通りへの分岐をやり過ごして少し先、小金沢への稜線上のピーク、天狗棚山は富士山は見えないが、南アルプスから八ヶ岳、そして奥多摩の大展望が満喫できる絶好の展望台だ。しかし、ここは風があって寒く、長居はできない。すぐに牛ノ寝通りへの分岐に戻る。
ここまで、序盤は展望の山歩きという趣だ。
石丸峠から牛の寝通りに入ると、一変して樹林帯の中の尾根歩きに代わる。文字通り、寝た牛の背中のようなゆったりとした道だ。途中の榧ノ尾山だけが山頂周りが伐採されているが、殆どが広葉自然林の中を歩くことになる。夏場は鬱陶しい樹林帯の道も今は紅葉の道だ。黄色、橙色、そして所々に赤いモミジが鮮やかでそれを楽しみながら歩ける
大ダワを経由してモロクボ平まで緩やかな紅葉の道が続く。バスの時間を気にして少し急ぎ足になるが、落ち葉の絨毯の上を気持ちよく歩ける。
モロクボ平からは小菅の湯まではジグザグの急下り、人家の気配を感じるとほっとする。そのまま小菅の湯近くで見事なモミジを見て今回の山行を終えた。
小屋平でバスを降りた人は10名ほどだったが、牛の寝通りを歩いたのは我々だけ。途中で出会った人も一人と、この時期ならではの静かな紅葉の山を楽しんだ一日となった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する