御坂マッターホルン・釈迦ヶ岳 − とんがり山の頂へ＠上芦川

2016年11月12日(土) [日帰り]

• GPS: 03:15
• 距離: 5.8km
• 登り: 545m
• 下り: 528m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:26
• 合計: 3:09

9:29 釈迦ヶ岳登山口
9:51 9:52 作業道終点
10:40 11:05 釈迦ヶ岳
11:42 11:42 府駒山
12:11 12:11 スズラン群生地駐車場
12:38 釈迦ヶ岳登山口

歩行距離：5.8km（林道歩き約2.5km）
累積標高差(登り)：484m
累積標高差(下り)：469m

天候

11/12：晴れ（山は高曇り）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆自家用車
すずらんの森駐車場(100台−無料)
※上芦川林道はスズラン祭の際にバスが通るため道幅は広い

コース状況／危険箇所等

◆危険箇所
釈迦ヶ岳山頂直下
西尾根／切れ落ちた岩場にロープあり
東尾根／痩せ尾根の急坂にロープあり

写真

釈迦ヶ岳登山口
(標高:1125m)

林道沿いに
駐車スペースがある
今日は10台停まっていた

登山口から作業道に入る

暫く作業道を歩く
ジムニーなら
入っていけそう

カエデの赤が映える
山で見る紅葉は
今年はこれが初めて

針葉と紅葉の
混生帯に入ってきた

ようやく登山道入口
(標高:1305m)

尾根上を登る

広い尾根に出る
落葉で不明瞭気味だが
稜線を目指せば良い

稜線が見えてきた

釈迦ヶ岳と神座山のコル
(標高:1470m)

御坂山塊の稜線歩き
釈迦ヶ岳西尾根を登る

檜峰ルートと合流

露岩が濡れて滑りやすい
遠目で見ると
ロープがヘビに見えて
とても驚いた(汗)

釈迦ヶ岳の南西稜
屏風岩が荒々しい
次第に道も切り立ってくる

西尾根の核心部
落石に注意するが
岩場慣れしていれば
特に難しくはない

釈迦ヶ岳(標高:1641m)
山頂にひょっこり出る
4組の登山者が
ゆっくり過ごされていた

山梨百名山の標柱

農鳥岳と間ノ岳を遠望
甲府側は高曇り

富士の眺望を楽しみながら
昼食を摂った

霊峰富士を背後にして
寄り添う夫婦地蔵

五合目まで冠雪
雪化粧した富士は
とても美しく見える

府駒山へ続く稜線
甲府側はガスが沸き立ち
何も見えなくなった

東尾根の核心部
尾根も痩せている

ようやく甲府盆地を
俯瞰できるようになり
リニアの架線も見えた

府駒山(標高:1562m)
眺望はほとんどない

快適な稜線歩き
広葉樹ばかりなので
紅葉期は良さそう

鞍部の分岐(標高:1500m)
稜線はどんべえ峠へ続く

支尾根を下って行く
落ち葉がふかふかして
とても歩きやすい

すずらんの森の登山口
(標高:1350m)

すずらんの森駐車場
100台以上は駐車できそう

すずらん群生地
5月下旬頃から最盛期
来年は訪れたい

林道は12月まで舗装工事中
歩道整備もされるようで
安全に歩けるようになる

芦川の秋景
今年は山で紅葉を楽しめた
印象がなかったので
足を止められた

2.5kmほど舗装路を歩く
紅葉の中を歩くため
あまり苦にならず

銀杏並木の下は
黄金色の絨毯

スズランの街灯
下から覗き込むと
顔が描いてある

感想

Hassie2999

甲府市街から御坂山地へ目を凝らすと、ひときわ尖った山を確認できます。
その山容がまるで、北鎌尾根を從えた槍ヶ岳のように見えるため
御坂槍と呼ぶ方もいらっしゃいます。
個人的には勝手に御坂マッターホルンと名付けて、大きく出る事にしました(笑)

今日は晴れ予報でしたが、前日の雨が残って湿度が上がり
残念な高曇りとなってしまいました(^^ゞ
午後から歩き出した方が眺望を楽しめたかもしれないと感じました。
9月中旬くらいのポカポカ陽気となり、
久しぶりに汗が滲み出る山歩きとなりました。

落葉樹が多い山地なので、紅葉期に当たると良さそうです☆
今ではすっかり落葉が進んで、木漏れ日が眩しい稜線歩きでした。
山頂からは富士の眺望が素晴らしく、
冠雪の進んだ冬富士を望むこれからも登山適期でしょう。
来年はスズラン最盛期に訪れて、
御坂山塊最高峰である黒岳(1793m)を歩いてみようかなぁ…と思います。