雪の雨飾山♪
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 932m
- 下り
- 935m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先日の雪で30センチほど降り積もっていました。アイゼン使用 |
写真
感想
【モモ夫】
新潟と長野の県境に位置する雨飾山。この週は結構寒かったので、信越方面の山は当然積雪しているだろうし、登山のサイトでもアイゼンはあったほうがいいという情報もあったので、冬の装備を準備して出かけた(って季節はもう冬ですけどね)。
ただ、一方で11月の上旬だし、それほどの積雪はないかなという思いもあった。なので、クルマでも登山口までは雪で悩まされることはなくたどり着けるだろうという思いがあった。
実際、北陸道を走っていても「冬用タイヤ 早めの装着を」といった案内が電光掲示板に出ていたが路面に雪はなく、車中泊をした「道の駅 小谷」でもそれほどの寒さを感じることはなかった。
しかし、小谷登山口に向かう途中、雨飾荘までは道の端に残雪があるなという程度だったが、そこから先になると路面には雪が残り、轍を辿れば何とか先に進めるかなというレベルだった。しかし、スタッドレスは履いていないし、雪道でのトラブルは過去2年思い知らされているので、無理に進まず雪の残っていない場所にクルマを止めてそこから登った(登山口までは歩いて10分程度の場所だから、クルマで行けなくもなかったし、ノーマルタイヤのクルマも登山口に停まっていたから多分大丈夫だったと思う)。
登山口から続く登山道は多少は溶けていたものの雪道であることには変わりなく、どこでアイゼンをつけるかということを意識しながら進んでいった。天気は「曇りのち晴れ」とのことだったが進行方向は白くガスがかかっており、このまま頂上に着いても見通しが悪いのが明らかだった。
踏み跡は先発者のものがあったのでそれを頼りに進んでいったが、途中単独者とすれ違った。もう頂上から戻ってきたのかなと思い「頂上も真っ白でしたか」と聞いてみると、「途中で引き返してきました」とのことだった。確かに上るにつれ積雪量も増えており、踏み跡はあるが1人か2人程度のものだったので、引き返してきたという言葉にこの先大丈夫かという不安がよぎった。そのため頂上には行けないかもしれないという思いを持ちながら、進んでいった。ただ、天気は曇天だったが雪も降らず、風もなかったのが進むうえでまだ幸いだった。しかし、その人が引き返したと思われる場所から先は1〜2日前の踏み跡があるだけで僕らが先行者になってしまい、さらに不安が募った。
笹平というなだらかな場所に出た。ここから頂上までは40分とのことだが、何も見えない。先行者はいないので前の踏み跡を辿りながら進んだ。しかし頂上直下と思われる場所に来たと思うが山影は見えないし、その踏み跡も風雪のためか薄くなってくると、果たして進行方向は間違っていないか不安がよぎってきた。
でも何度も地図と方角を確認したが間違ってはいないようだ。そうこうするうちにふと空を見上げると、青空が見えてきた。さっきまでのガスが嘘のように消えていくのがわかった。眼前には雨飾山がその姿をはっきりと見せていた。そうなるとテンションMAX!
踏み跡はかなり消え、どこに道があるかわからなかったが、目指す頂上は見えていたので、構わず直登していった。
ガスが晴れた雲のない青空の下頂上に到着。山の下の方に雲海が広がり、その先には北アルプスがはっきりと見渡せた。振り返ると焼山、火打山、高妻山、戸隠連山などどの山々もくっきりはっきりとその姿を確認できた。
程なく下山したが、天気が回復し、太陽の光が照り付けるので、麓に戻るころは雪解けで足場はぬかるみ、靴はドロドロになる始末だった。
山の天気は変わりやすいというと普通は悪い方向で考えるが、今回は良い方向で変わってくれた。
おかげで素晴らしい展望を満喫できた。
【momokichi】
登山口で少し日が差していたものの、歩みを進めるにしたがってどんより曇り、霧がかかるし、しまいには、小雨が降り出し、雨が強くならないように祈るばかり。
歩き始めの木道では、雪が溶け半分、川のような状態です。ブナ林の急坂を登るときにアイゼンをつけました。
笹平の手前で下山の人とすれ違い、上も天気もこんな感じですか?と聞くと、雪深くなったので降りてきたとのこと。
大丈夫かなと少し不安になりました。。。
笹平を過ぎた分岐で道標の意味がよくわからず、うろうろ。
何度も行ったり来たりしてかなり時間をロス。
笹平を過ぎた分岐の道標にもどり、やっぱりこの方角に間違いないと歩みを進めると、今まで曇っていた空が一面真っ青な空に早変わり。
目の前に雨飾山頂が見えました!
喜び勇んでガシガシ歩くと、途中からトレースがなかった。。。
ラッセルしながら最後の急登を登りました。
やっとこさ山頂だ〜と登った瞬間、目の前には北アルプスの大絶景♪
何も見えていなかった状態だったので、感動もひとしおでした。
来てよかった〜
これだから山はやめられないね!!^^
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する