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Yamareco

記録ID: 1006083
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

青根温泉から登る北蔵王

2016年11月12日(土) 〜 2016年11月13日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:29
距離
37.6km
登り
2,216m
下り
2,202m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:30
休憩
0:19
合計
6:49
7:24
233
スタート地点
11:17
11:17
99
12:56
13:14
6
13:20
13:21
46
14:07
14:07
6
2日目
山行
7:40
休憩
0:31
合計
8:11
7:30
7:32
22
9:10
9:10
10
9:20
9:20
11
9:31
9:31
19
9:50
9:50
17
10:07
10:07
9
10:16
10:16
10
10:26
10:30
0
10:30
10:32
1
10:33
10:33
5
10:38
10:45
2
10:47
10:47
38
11:25
11:26
166
14:12
ゴール地点
天候 1日目、曇り時々晴れ・2日目、快晴
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冬季閉鎖ゲート前に駐車しました
コース状況/
危険箇所等
冬季閉鎖ゲート〜紅葉台登山口
アスファルト車道を歩きます。

紅葉台登山口〜猫鼻
完璧な刈り払いがされております。危険箇所はありません。若干の倒木がありますがそれほど苦労せず通過できます。雪はなし。

猫鼻〜名号峰
危険箇所はありません。刈り払いもされております。泥と雪のミックスで滑りやすい箇所がありました。
雪は行きの朝に少し見られたものの、帰りはほとんど無し。

名号峰〜八方平避難小屋
刈り払いがされており、危険箇所はありません。避難小屋近くの八方平は道のつながりが判り辛いかもしれません。雪は多少見受けられましたが歩行に問題なし。雪解けのぬかるみで滑りやすいところがありました。

八方平避難小屋〜南雁戸山
ぬかるんで滑りやすくなっていました。ガレ場は道のつながりが判り辛いところがあります。

名号峰〜追分〜自然園
道にはずっと雪が着いていました。深くは無いのでツボ足で進めました。
道型がついているので歩行には問題ありません。追分で道を間違えそうになりました。

自然園〜熊野岳〜刈田岳
樹林帯が終わりガレ場になります。目印の木柱が立っているので晴れているときは目印になりますが、視界が悪いときはかなり判り辛いかもしれません。
雪は風に吹かれてクラストしていましたが、気温も高くまだそれほど硬くないのでツボ足であるけました。深さは足首程度。
その他周辺情報 青根温泉じゃっぽの湯¥310
カランは4つあり浴室浴槽は広いです。
冬季閉鎖ゲート、この前に車を停めて歩きます。
2016年11月12日 07:59撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
4
11/12 7:59
冬季閉鎖ゲート、この前に車を停めて歩きます。
紅葉台登山口
2016年11月12日 08:40撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
1
11/12 8:40
紅葉台登山口
良い道です
2016年11月12日 08:43撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
3
11/12 8:43
良い道です
烏帽子方面へ視界が開けます
2016年11月12日 08:48撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
3
11/12 8:48
烏帽子方面へ視界が開けます
この道は電線の保守点検にも使われているようです
2016年11月12日 08:54撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
11/12 8:54
この道は電線の保守点検にも使われているようです
2016年11月12日 09:27撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
11/12 9:27
猫鼻
2016年11月12日 10:02撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
11/12 10:02
猫鼻
雪の上には色々な動物の足跡
大きいのは多分クマ。結構大きいです
2016年11月12日 10:47撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/12 10:47
雪の上には色々な動物の足跡
大きいのは多分クマ。結構大きいです
稜線に出ました
2016年11月12日 11:21撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
11/12 11:21
稜線に出ました
名号峰は雪なし
2016年11月12日 11:27撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
3
11/12 11:27
名号峰は雪なし
雁戸方向はガスで視界悪
2016年11月12日 11:29撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
1
11/12 11:29
雁戸方向はガスで視界悪
八方平から見る南雁戸
2016年11月12日 12:58撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
4
11/12 12:58
八方平から見る南雁戸
今宵の宿
2016年11月12日 13:06撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
12
11/12 13:06
今宵の宿
南雁戸、ガスで展望なし
2016年11月12日 13:54撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
5
11/12 13:54
南雁戸、ガスで展望なし
翌日の熊野岳
2016年11月13日 07:39撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
11
11/13 7:39
翌日の熊野岳
雁戸山
2016年11月13日 07:40撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 7:40
雁戸山
追分、本当は真っ直ぐ進むところ間違えて右へ進んでしまいました
2016年11月13日 08:03撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
11/13 8:03
追分、本当は真っ直ぐ進むところ間違えて右へ進んでしまいました
自然園、日の当たるところは雪が解けてます
2016年11月13日 08:31撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2
11/13 8:31
自然園、日の当たるところは雪が解けてます
熊野から刈田岳を望む
2016年11月13日 09:21撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
3
11/13 9:21
熊野から刈田岳を望む
熊野避難小屋
2016年11月13日 09:33撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
5
11/13 9:33
熊野避難小屋
朝日連峰が見えます
2016年11月13日 09:40撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
5
11/13 9:40
朝日連峰が見えます
お釜
2016年11月13日 09:44撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
19
11/13 9:44
お釜
馬の背から刈田岳
2016年11月13日 09:44撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 9:44
馬の背から刈田岳
お釜
2016年11月13日 09:56撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 9:56
お釜
前山、杉が峰
2016年11月13日 09:58撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 9:58
前山、杉が峰
刈田神社、後に朝日連峰が見えます
2016年11月13日 09:58撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 9:58
刈田神社、後に朝日連峰が見えます
月山も見えます
2016年11月13日 10:37撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 10:37
月山も見えます
熊野神社
2016年11月13日 10:38撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 10:38
熊野神社
熊野岳山頂
2016年11月13日 10:38撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 10:38
熊野岳山頂
斉藤茂吉の碑、これを見に来ました
2016年11月13日 10:39撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
5
11/13 10:39
斉藤茂吉の碑、これを見に来ました
熊野岳から自然園へ下る斜面。誘導ポールが並んでいます
2016年11月13日 11:06撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
3
11/13 11:06
熊野岳から自然園へ下る斜面。誘導ポールが並んでいます
気持ちの良い道です
2016年11月13日 12:49撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 12:49
気持ちの良い道です
紅葉台登山口
2016年11月13日 13:42撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 13:42
紅葉台登山口
途中にある物見岩に寄って見ます
2016年11月13日 13:55撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 13:55
途中にある物見岩に寄って見ます
物見岩
2016年11月13日 14:02撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 14:02
物見岩
物見岩から熊野岳の一角?
2016年11月13日 14:03撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 14:03
物見岩から熊野岳の一角?
青根は紅葉の最終段階
2016年11月13日 14:16撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
6
11/13 14:16
青根は紅葉の最終段階
青根自然の森公園
2016年11月13日 14:29撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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11/13 14:29
青根自然の森公園
撮影機器:

装備

個人装備
ロングスパッツ

感想

 前から気になっていた青根温泉の紅葉台口から登りました。コースが長いためか、通る人も少ないコースのようです。今回はコース上に水場が無いのと、冬に向けた訓練も兼ねて水を6.5L程ザックに詰め込みました。
 紅葉台登山口は青根〜峩々温泉をつなぐ車道の途中にあるのですが、エコーラインの冬季閉鎖にあわせてこの車道も閉鎖されるので閉鎖ゲートからスタートになります。
 アスファルトの上を歩くこと一時間程、途中には物見岩という景観スポットもあります。こちらは帰りに寄ることにして登山口へ。
 登山口には登山者カードのポストがありますが用紙などはありません。横には蔵王のコースの概略図があり、参考コースタイムも記載されているのでこれからいくコースをチェックできます。
 紅葉台から登る道は素晴らしいの一言に尽きます。刈り払いが跡が芝生のように広がり、まったく荒れておらず非常に歩きやすくなっています。おそらく峩々温泉へ繋がる電線の保守にも使われているのでしょうか。整備してくださる方に感謝です。
 遊歩道のようなコースでブナ林の中を気持ちよく歩いているうちに猫鼻に到着します。ここから若干の雪が出てきましたが歩くのには問題ありません。雪の上には動物達の足跡が沢山残っていましたが、人間のものは一つもありません。名号峰へ近づくと少しずつ雪が増えてゆきます。雪の量はたいしたことはないのですが、落ち葉の上に積もった雪に足を乗せるとツルツルに滑ります。
 稜線に出ると風が少し吹いていますが、藪の中を通る道なのであまり風はあたりません。夏だと藪に生い茂る葉のせいで視界がほとんど無いのですが、落葉した今の時期はチラチラと行く先の山が見えて気分的に歩きやすくなっています。
 名号峰を過ぎるとほとんど雪がなくなりますが、枯葉と泥のためやっぱりツルツル滑ります。重い荷物のせいもあって結構足腰に来ます。
 八方平の避難小屋は藪の中に突然現れます。藪の中で視界が無いので目の前に来るまで判りません。今宵の宿に荷物を預けて雁戸山まで空身でピストンします。
 南雁戸山までは小屋からすぐですが、結構勾配が強い上 やはり道がツルツルです。転ぶと泥だらけになるので慎重に歩かざるを得ません。登りより下りのほうが疲れます。ちなみに山頂はガスの中、山頂には誰もいませんでした。風も強くすぐに退散します。
 八方平避難小屋は囲炉裏が切ってあってトイレもあり寝るスペースも広く最高の小屋なのですが、水場が近くにありません。どうしても水が必要なときはぶどう沢まで降りるしかありません。もう少しすると雪が積もってくれるので問題なくなるのですが水場だけがネックになります。
 この日の小屋は9名のグループとご一緒で宴会に混ぜて頂き色々ご馳走になり、ありがとうございました。到着が早かったこともあって早い時間から飲んで、あっという間にガス欠になってしまいました。もう少し持っていけばよかったと反省しきりです。
 翌日はグループの方たちとお別れして熊野岳へ。名号峰まではほとんど雪はありませんでしたが、名号峰から先は雪道になります。といってもクルブシまでも埋まらないくらい薄っすら積もっているだけなのでツボ足で問題ありません。しかし追分の分岐に来たところで積もった雪のせいで道を間違えてしまいます。本来なら直進すべきところ、勘違いで右に曲がってしまいました。道の様子が違うのですぐに気が付いて戻りましたが、疲れていたり視界が悪かったりしたら迷っていたかもしれません。知っているつもりで油断していたようです。
 追分から先は樹林帯が切れてガレ場を進むので、雪で道が隠れてしまうと判り辛くなります。先ほどの反省から慎重に進みます。低木地帯から低木と岩のミックス、そしてガレ場へと進んでいきます。途中から指導標の丸太が建って目印になりますが、倒れているものも多いので視界が悪いときは慎重に進みます。
 熊野岳山頂周辺は雪の表面がクラストしていますが踏み抜き多数。この日はアイゼンまでは必要ありませんでした。風が吹き抜けるので寒さがこたえます。避難小屋で身支度します。避難小屋は石油ストーブと噴火時のためのヘルメットが備えられています。トイレや水場はなし。
 刈田山頂までは多少雪があるもののワカンやアイゼンなどは必要なし。多分もう一回か二回くらい雪が降るとピッケルやワカンが必要になってくるかもしれません。
 下山は来た道を戻るだけなので特に何もありませんでしたが、気温が高かったせいで大分雪が解けていました。
 紅葉台の登山口から車道に出た後、来るときに寄らなかった物見岩に立ち寄りました。整備の行き届いた歩きやすいコースながら登山気分も味わえる、良い感じのハイキングコースです。物見岩は切れ落ちた崖の上なので高所恐怖症の方にはスリルあふれるところかもしれません。

 今回、避難小屋と熊野岳山頂以外で人と会うことはありませんでした。静かでとても歩きやすく良いコースでした。違う季節も味わいたい道です。

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コメント

たまたま別のブログをみていて
chicken_manさん おばんです。
いつも見ているブログがあるのですが、ブドウ沢から9名で上がって八方平で宴会した内容だったのでもしやと思いコメントしました。
”夏は自転車で峠、冬は山スキー” 
http://blogs.yahoo.co.jp/naka24no/15235068.htmlです。
リンクが不適切でしたら削除します。
ストーブが置かれたのもこの方がたのおかげとか。
紅葉台からの登山道すごく気になっていましたので情報ありがたいです。
刈り払いは川崎町頑張ったようですね。笹雁、ブドウ沢含め
ほぼ全域でおこなったようです。ありがたいことです。
2016/11/14 22:16
Re: たまたま別のブログをみていて
alto286さん
コメントありがとうございます
確かにこの方々とご一緒させていただきました
私も写真に納まっております(笑
道路閉鎖前に登山口付近を通ったら刈り払いされていたので期待していたのですが予想以上の素晴らしさでした。
本当に感謝です。
2016/11/14 22:37
流石
熊の岳のピストンだけでは終わらないのが凄いのぉ〜
このルートは知らなかったっす。
2016/11/15 5:22
Re: 流石
貧乏性でどうせ行くならアレもコレもってつい欲張ってしまって
最後は疲れてグダグダになりながら降りてます(笑
このコース、結構古いようなんですがアクセス悪かったり距離が長くてあんまり歩く人いないみたいです。でも降りると目の前が温泉だから最高です(足湯は2ヶ所あってどちらも無料)
2016/11/15 19:43
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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