地蔵尾根〜仙丈ヶ岳〜小仙丈尾根
- GPS
- 28:41
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,528m
- 下り
- 1,401m
コースタイム
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 10:18
天候 | 11/11(金):晴れ 11/12(土):晴れ 気温 10/12 05:30 の松峰小屋が、小屋内1.5℃ 10/12 16:30 の北沢峠が、外気0℃ 10/12深夜の長衛小屋テント場が、テント内0℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車:JR飯田線・伊那市駅 バス:伊那市街地循環外回り・高遠バス停 バス:長谷循環バス・伊那里バス停 【帰り】 バス:南アルプス林道バス・北沢峠バス停 (※チェーンなしのバスが入れる歌宿まで、職員の方が車でピストン輸送) バス:長谷循環バス・仙流荘バス停 バス:伊那市街地循環内回り・高遠バス停 電車:JR飯田線・伊那市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・地蔵尾根は2700m以上が雪道 ・小仙丈尾根は2300m以上が雪道 ・仙丈ヶ岳の山頂付近の積雪10〜15cm、基本的にザラメ雪。日陰で表面が少しクラストしている程度。 ・藪沢新道と大滝トラバースは雪崩・落石のため来年夏まで通行禁止 →登山道の案内より ・南アルプス林道バス、戸台口から北沢峠を運行するのは11/15までの予定。 →http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
【コース選定】
4年ぶりの南アルプスになりました。
今回は、どうせなら今まで歩いた事のないルートで、ある程度長めをと思い、地蔵尾根ルートで仙丈ヶ岳を登ることにしました。
事前調査で、11/10夜から11/11早朝に掛けて高標高部で雪が積もるということを知り、装備もそれなりに設定。
実は当初の予定では、松峰小屋で1泊した後、甲斐駒を登って七丈小屋で2泊目、黒戸尾根を下って帰路に付くつもりでしたが、
後述のように体力的に想像以上に厳しく、甲斐駒は諦める事になりました。
【地蔵尾根】
登り始めてしばらくすると、足が重く思うように進まなくなってきました。
最後にテント装備を担いで登ったのは9ヶ月前…体力落ちただろうなと思いながらも、黙々と足を運びました。
登っていて思ったのですが、やたら林道と交差し、その度に作業用の重機が走り回っていましたので、重い足を動かして登っているこちらからすると心中複雑でした。
【山頂付近】
森林限界超えた辺りから雪が所々固くなっていましたので、念のためピッケルとアイゼンを装着。
稜線は風もあまり強くなく、意外と快適に登れました。
山頂までトレースなくて、もしや一番乗りかと思っていましたが、山頂にはたくさんの足跡が。
要するに、自分のような地蔵尾根から登る人が少ないだけでした。
それから、おそらく山頂到着までの30分以内の出来事だと思われますが、サーモスの山専を紛失しました。
気付かぬ内に落とし、雪の中を遙々下まで滑り落ちていった事と思います。
もう回収がほぼ不可能な場所にあるものと推測しています。
無くした事より寧ろ、(結果的に)山へゴミを撒き散らしてしまった事がショックでした。
【小仙丈尾根】
小仙丈尾根は、北側ということもあるのか、かなり下のほうまで雪道が続いていました。
雪道も、あきらかに雪道なのは2400mくらいまで。
それより下は、岩・土と雪が混じった上に、溶けた雪がところどころで薄く凍結していました。
これが結構面倒で、アイゼンよりスパイクが状況的に順当な気がします。
自分はスパイク持っていなかったため、ブレーキ代わりになる石の上を渡り歩いて極力滑らないようにしましたが、それでも何度かバランスを崩しました。
【北沢峠】
さて、実は今回の山行記録は1泊となっておりますが、実際には下山後の交通手段が当日なくなったため長衛小屋のテント場でもう1泊しました。
計算上はもう1時間早く下山していれば最終バスに乗って当日帰れたのですが、とりあえず無理に急いで怪我をしてもしょうがないので、のんびりと過ごすことに。
明けて翌日は、北沢峠までバス会社の方が見回りに来ていました。
(小屋の方かな?)と勘違いして、「歌宿までしかバス来ないんですよね?」と尋ねたら、実は藪沢までチェーン巻いていないバスが来れるようになり、そこから北沢峠まではチェーン巻いたバスに乗り換えて貰って対応しているとのこと。
状況は刻々と変化するものなんですね…。
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