また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1007104
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

和名倉山・大常木山・竜喰山(日本200名山 VS 山梨200名山)

2016年11月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:03
距離
30.9km
登り
1,844m
下り
1,834m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:34
休憩
0:29
合計
13:03
5:34
5:35
79
6:54
6:56
7
7:03
7:03
13
7:25
7:25
32
7:57
7:57
19
8:16
8:16
14
8:30
8:30
52
9:22
9:22
25
10:05
10:06
17
10:45
10:48
23
11:11
11:12
27
11:39
11:40
12
11:52
11:52
18
12:10
12:13
32
12:45
12:46
8
12:54
12:54
13
13:07
13:07
29
13:36
13:38
35
14:13
14:16
19
14:35
14:35
90
16:05
16:08
80
17:28
17:34
28
18:02
18:02
1
18:03
ゴール地点
天候 ■和名倉山 10:05 晴れ 15℃ 風速1〜2m(体感)
■大常木山 14:13 晴れ 18℃ 風速3〜4m(体感)
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ瀬の「民宿みはらし」に駐車(500円)。帰りに、カキとお茶をご馳走になりました。不在の時は、お金を払うところがありますが、念のため事前に電話しておくことをお勧めします。
民宿みはらし 0553-34-2109
コース状況/
危険箇所等
○一ノ瀬〜和名倉山のピストンルートは危険個所なし。リボンや標識も多数です。
○将監峠〜竜喰山〜大常木山〜大ダルのルートは、破線もしくはバリルートです。この区間は、踏跡がありますので、それに従えばほぼ問題ありません。将監峠〜竜喰山は、リボンもあります。
その他周辺情報 大菩薩の湯
奥秩父の空が明けてきました。今日は日本200名山の和名倉山と時間が巻ければ、山梨200名山(候補)の二座を訪問します。
2016年11月13日 06:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 6:08
奥秩父の空が明けてきました。今日は日本200名山の和名倉山と時間が巻ければ、山梨200名山(候補)の二座を訪問します。
将監小屋の明かり。前回、来た時には、管理人さんが行方不明のときでしたが、息子さんが後を継がれたんですね。ほっとします。
2016年11月13日 06:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/13 6:19
将監小屋の明かり。前回、来た時には、管理人さんが行方不明のときでしたが、息子さんが後を継がれたんですね。ほっとします。
将監小屋のいつも水量豊かな水場。ここで、今日一日の水を補給します。
2016年11月13日 06:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/13 6:21
将監小屋のいつも水量豊かな水場。ここで、今日一日の水を補給します。
小屋から将監峠への登り。一瀬〜和名倉山のピストンルートだと、この坂が一番の急坂です。
2016年11月13日 06:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 6:26
小屋から将監峠への登り。一瀬〜和名倉山のピストンルートだと、この坂が一番の急坂です。
山の神土を右へ。埼玉県に突入!!
2016年11月13日 06:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 6:45
山の神土を右へ。埼玉県に突入!!
最初はクマザサに手こずりますが、すぐにこのような稜線へ。和名倉山までは、アップダウンが少ない、いい稜線です。
2016年11月13日 07:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:00
最初はクマザサに手こずりますが、すぐにこのような稜線へ。和名倉山までは、アップダウンが少ない、いい稜線です。
南側の視界が一気に開けます!!
2016年11月13日 07:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:02
南側の視界が一気に開けます!!
三ツ山の上から太陽が昇ってきました。右は竜喰山、左は雲取山です。
2016年11月13日 07:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:00
三ツ山の上から太陽が昇ってきました。右は竜喰山、左は雲取山です。
富士山もこの通り! すこし霞んでいますが。
2016年11月13日 07:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:02
富士山もこの通り! すこし霞んでいますが。
西仙波に到着。展望なし。やはり和名倉山は人気なんですね。何組かの登山者とすれ違います。
2016年11月13日 07:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:35
西仙波に到着。展望なし。やはり和名倉山は人気なんですね。何組かの登山者とすれ違います。
西仙波から東仙波の間が、絶景の夢の稜線です。
2016年11月13日 07:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:41
西仙波から東仙波の間が、絶景の夢の稜線です。
富士山とその手前(左)の大菩薩嶺。
2016年11月13日 07:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:52
富士山とその手前(左)の大菩薩嶺。
富士山の左には、竜喰山と飛竜山。だれがいったか、ドラゴン兄弟。
2016年11月13日 07:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 7:46
富士山の左には、竜喰山と飛竜山。だれがいったか、ドラゴン兄弟。
中央で尖がっている山は、巻いてきたリンノ峰。右に西御殿岩が見えます。
2016年11月13日 08:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 8:31
中央で尖がっている山は、巻いてきたリンノ峰。右に西御殿岩が見えます。
唐松尾山(左)の奥には、雁坂嶺や国師ヶ岳の一群。
2016年11月13日 08:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 8:32
唐松尾山(左)の奥には、雁坂嶺や国師ヶ岳の一群。
和名倉山もはっきりと見えるようになってきました。山体が大きい!
2016年11月13日 08:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 8:32
和名倉山もはっきりと見えるようになってきました。山体が大きい!
お腹がすいてきたので、すこし早いですが、東仙波の手前で、regさんのヤマ飯。「和名倉ラーメン」。ウンチクは、regさんの感想をご覧ください。
2016年11月13日 08:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 8:03
お腹がすいてきたので、すこし早いですが、東仙波の手前で、regさんのヤマ飯。「和名倉ラーメン」。ウンチクは、regさんの感想をご覧ください。
東仙波に到着。絶景の山。山梨県にほしい!!
2016年11月13日 08:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 8:39
東仙波に到着。絶景の山。山梨県にほしい!!
東仙波からの富士山。それにしても手前の竜喰山が存在感あります。
2016年11月13日 08:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 8:38
東仙波からの富士山。それにしても手前の竜喰山が存在感あります。
東仙波から北進していきます。
2016年11月13日 08:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 8:59
東仙波から北進していきます。
おお、唯一見えなかった、南アも見えます! 白峰三山ですね。手前の右端は、黒金山。
2016年11月13日 09:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 9:11
おお、唯一見えなかった、南アも見えます! 白峰三山ですね。手前の右端は、黒金山。
唐松の登山道を登っていくと、
2016年11月13日 09:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 9:33
唐松の登山道を登っていくと、
二瀬分岐にたどり着きます。ここを右に折れて、和名倉山へ。
2016年11月13日 09:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 9:57
二瀬分岐にたどり着きます。ここを右に折れて、和名倉山へ。
10分あまりで和名倉山山頂。
2016年11月13日 10:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 10:09
10分あまりで和名倉山山頂。
けれど、景色もなく、雰囲気もいまひとつ。日本200名山にしては、残念な山頂です。すぐに引き返します。
2016年11月13日 10:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 10:11
けれど、景色もなく、雰囲気もいまひとつ。日本200名山にしては、残念な山頂です。すぐに引き返します。
やはりこの山行の魅力は、この稜線歩きですね〜〜。左端のカバアノ頭に、立ち寄ってみたくなりますが、1時間はロスしそうです。心を鬼にしてパス。
2016年11月13日 11:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 11:43
やはりこの山行の魅力は、この稜線歩きですね〜〜。左端のカバアノ頭に、立ち寄ってみたくなりますが、1時間はロスしそうです。心を鬼にしてパス。
左には、雲取山(右)と白岩山(左)が近くに見えます。西上州方面もいい天気です。
2016年11月13日 11:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 11:24
左には、雲取山(右)と白岩山(左)が近くに見えます。西上州方面もいい天気です。
正面に行きに巻いた、リンの峰。
2016年11月13日 12:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 12:01
正面に行きに巻いた、リンの峰。
リンノ峰なら、すぐ近くなので、ピークを目指すことに。ところが、この通りのシャクナゲ地獄! 小川山ぶりです。
2016年11月13日 12:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 12:11
リンノ峰なら、すぐ近くなので、ピークを目指すことに。ところが、この通りのシャクナゲ地獄! 小川山ぶりです。
なんとか、リンの峰の山頂へ。こじんまりした山頂です。
2016年11月13日 12:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 12:24
なんとか、リンの峰の山頂へ。こじんまりした山頂です。
リンノ峰を下って振り返る。北側じゃなくて、西側から方が断然、上り下りしやすかったです。ご参考まで。
2016年11月13日 12:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 12:50
リンノ峰を下って振り返る。北側じゃなくて、西側から方が断然、上り下りしやすかったです。ご参考まで。
和名倉ピストンの第一シリーズもあと少しで終わりです。
2016年11月13日 12:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 12:55
和名倉ピストンの第一シリーズもあと少しで終わりです。
再び将監峠へ。ここからは、山梨200を目指す、第二シリーズの開始です。
2016年11月13日 13:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 13:23
再び将監峠へ。ここからは、山梨200を目指す、第二シリーズの開始です。
将監峠からしばらく雲取山方面にいくと、この笹原があります。ここが、稜線の取り付きです。ちなみに笠取山の山頂直下レベルの急坂。
2016年11月13日 13:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 13:28
将監峠からしばらく雲取山方面にいくと、この笹原があります。ここが、稜線の取り付きです。ちなみに笠取山の山頂直下レベルの急坂。
最初はしんどいですが、登ってしまうと、絶景個所が何か所もあるいい稜線。
2016年11月13日 13:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 13:37
最初はしんどいですが、登ってしまうと、絶景個所が何か所もあるいい稜線。
甲府方面。逆光ですこし見にくいですが、富士山は左端。
2016年11月13日 13:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 13:41
甲府方面。逆光ですこし見にくいですが、富士山は左端。
ここからは、唐松尾山が邪魔しないので、南アもすべてみれます。
2016年11月13日 13:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 13:38
ここからは、唐松尾山が邪魔しないので、南アもすべてみれます。
竜喰山までのルートには、リボンも多数。
2016年11月13日 13:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 13:49
竜喰山までのルートには、リボンも多数。
竜喰山山頂。展望なし。それまでの稜線がよかったので、期待していましたが、残念です。
2016年11月13日 14:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 14:01
竜喰山山頂。展望なし。それまでの稜線がよかったので、期待していましたが、残念です。
次の山梨200名山候補の大常木山に向かいます。竜喰山からは、ほとんどリボンがなくなりますが、踏跡はあります。
2016年11月13日 14:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 14:21
次の山梨200名山候補の大常木山に向かいます。竜喰山からは、ほとんどリボンがなくなりますが、踏跡はあります。
大常木山が見えてきました。いくつかの岩によって構成されています。
2016年11月13日 14:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 14:58
大常木山が見えてきました。いくつかの岩によって構成されています。
regさんが岩と闘っています。
2016年11月13日 14:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 14:55
regさんが岩と闘っています。
大常木山山頂!
2016年11月13日 15:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 15:04
大常木山山頂!
男の隠れ家的な山頂で、とてもいい場所!
2016年11月13日 15:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 15:05
男の隠れ家的な山頂で、とてもいい場所!
大常木山からみた和名倉山。左端には苦戦したリンの峰。今回の山行を締めくくるには、最高の場所ですね。
2016年11月13日 15:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 15:04
大常木山からみた和名倉山。左端には苦戦したリンの峰。今回の山行を締めくくるには、最高の場所ですね。
霞んでいますが、秩父市方面もよく見えます。
2016年11月13日 15:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 15:14
霞んでいますが、秩父市方面もよく見えます。
すぐ横の岩へと移ると、山梨方面もよく見えます。大常木は、大展望として認定できる山です。
2016年11月13日 15:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/13 15:16
すぐ横の岩へと移ると、山梨方面もよく見えます。大常木は、大展望として認定できる山です。
大常木を満喫して、あとは東京都水道局のつくった正規登山ルートに合流すべく、大ダルを目指します。正面の飛龍山が道しるべ。
2016年11月13日 15:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 15:42
大常木を満喫して、あとは東京都水道局のつくった正規登山ルートに合流すべく、大ダルを目指します。正面の飛龍山が道しるべ。
ハイウェイに乗れました! バリルートと違って、やっぱり歩きやすい。あとは、日没との戦いです。
2016年11月13日 15:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/13 15:46
ハイウェイに乗れました! バリルートと違って、やっぱり歩きやすい。あとは、日没との戦いです。
将監小屋についたときに、日没になりました。
2016年11月13日 16:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 16:52
将監小屋についたときに、日没になりました。
スーパームーンをみながら、ヘッドライトをつけて、林道を下っていきます。
2016年11月13日 17:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 17:32
スーパームーンをみながら、ヘッドライトをつけて、林道を下っていきます。
民宿みはらしについたら、このおもてなし。長い山行の後で、カキの甘さとお茶の温かさが、身に染みました。御馳走様でした!
2016年11月13日 18:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/13 18:11
民宿みはらしについたら、このおもてなし。長い山行の後で、カキの甘さとお茶の温かさが、身に染みました。御馳走様でした!

装備

個人装備
ツエルト(2人用) 救急セット ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2 非常用防寒シート 手袋・フェイスマスク(1) レインウェアTHE NORTH FACEマウンテンレインテックス(1) ガスカートリッジPRIMUS IP-110(1) バーナーPRIMUS P-153(1) イグニッションスチール(1) カートリッジホルダーPRIMUS P-CH(1) コッヘルセットsnow peak(1) 手拭・ハンカチ・ティッシュ(1) 地図・コンパス(1) 高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1) GPS GARMIN etrex20(1) カメラOLINPUS TOUGH TG-1(1) 無線機STANDARD VX3(1) 携帯食 水2.0L

感想

■日本200名山 VS 山梨200名山
○山頂が残念な和名倉山
 今年の年始の登山の西御殿岩から見たときに、ロックオンされた和名倉山。日本200名山とそこへ伸びるとってもおいしそうな稜線。
<西御殿岩・唐松尾山・笠取山・古礼山(久々のロングで疲れました)>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-792100.html
 とうとうそれを味わう機会がやってきました。山の神土から、埼玉県側の稜線に入ると、小山を巻く登山道によって、アップダウンも少なく、とても気持ちいい稜線。西御殿岩からみた通りの素晴らしい稜線です。特に西仙波〜東仙波間は、圧巻の景色でした。おなじみの山梨の景色に加えて、遠くは、北ア、上州の山々まで見えました。
 ただ、残念だったのは、和名倉山の山頂。なぜ、ここが日本200名山に選ばれたのか。恵那山、皇海山同様の残念な気持ちになります。山容なのか、歴史なのか。稜線の良さを加点したとしても、納得できません。

○隠されし名山の大常木山
 今回は、時間を巻けたので(というか、もともと狙っていましたが・・)山梨200名山候補となっている、竜喰山、大常木山の二座の調査も行いました。竜喰山、大常木山は、奥秩父のいい場所にありながら、登山道が南側を巻いていて、訪問者の少ない「不運の山」といわれています(Kazuhagiさん語録)。昭文社の地図では、将監峠から竜喰山までは破線ルート、大常木山周辺はバリルートになっています。
 急登や未整備の登山道に少々手こずりながらも、大常木山の山頂に立った時、その素晴らしさに疲れを忘れました。三つの大きな岩からなる山頂は、それぞれが、男の隠れ家的な雰囲気のいい山頂。しかも、いすれも良展望で見える景色が違う。言ってしまえば、鈴庫山、姥子山、屏風岩山の山頂を一カ所に集めたようなところ。山梨では、他に例がないような、個性的な山でした。隠されし名山ですね。これは、高得点間違いなし。
 問題は、登山道ですね。最短の大ダルからのリボンが設置さればいいですね(Kazuhagiさんお願いします)。あとは、薄い踏跡はあるので、もうすこし踏み固められれば、りっぱな登山コースになるかもしれません。

 それにしても、今回はhirokさんばりのロングコースで、初の水平距離30km越え。山行時間も過去最高の13時間越えのヘッ電始まりのヘッ電終わり。regさんの計測によれば、歩数も過去最高の6万歩。ちょっと、欲張りすぎましたかね〜〜。regさんが、よく苦情を言わなかったと思います。えらい!!

今回はyama-ariさんの要望に応えて、はじめからラーメン縛りで考えました。
秩父の名物はいろいろあるらしいのですが、その中から「豚の味噌漬け」を選びました。
味のベースは迷った挙句、味噌漬けの味をこわさない、ふつうのしょうゆ味にしました。
普通のしょうゆ味だと、太麺ではない気がしたので、鍋用の麺を使いました。
また、秩父にあるラーメン屋さんに、てんこもりにしたネギを
「武甲山」とか「羊山」とか名付けて出すお店があるそうです。
そのアイディアもいただいて、そのお店と同じように白すりごまであえたネギを
てんこもりにしました。
これで「和名倉ラーメン」の完成です。


和名倉ラーメン 男2人分
<材料>
鍋用の中華麺 3食分 
しょうゆラーメンのスープ(市販) 3食分
ねぎ 2本
塩 少々
すりごま たくさん
ごま油 ちょっと
豚ロース トンカツ用 2枚
味噌 大さじ2
酒 大さじ1弱
みりん 大さじ1弱
しょうゆ 小さじ1弱
メープルシロップ 小さじ1弱
ごま油 大さじ1弱
サラダ油 少々

<前日準備>
1 味噌、酒、みりん、しょうゆ、メープルシロップ、ごま油を混ぜてみそだれを作る
2 豚肉の両面にたれを塗り込んで、3時間放置
3 ねぎ2本を白髪ねぎにする
4 すりごまをたっぷりふりかけ、塩と少量のごま油であえて、ジップロック
5 放置した豚肉をこげないように慎重に焼く
6 豚肉を切ってジップロック

<山で>
1 ラーメンのスープを作る
2 麺を入れる
3 トッピングして完成

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コメント

あのルート行きましたか!
yama-ariさん
regさん  コンばんは

ドラゴン街道行かれましたか!懐かしい
黄色は〜オッサンだな
大ダオハイウエイ合流地点では、あったはずですが…
大常木直下の岩稜は西側に巻があったはず、regさんよくばりだな〜
それか、危険な場所本当は好きかも〜heart02

みはらしのおばちゃん元気でしたか?
これまた懐かしい
2016/11/14 20:11
Re: あのルート行きましたか!
巻き道わからなかったです。
yama-ariさんが、岩を見て
「あの上は(眺望が)間違いない!」と狂喜していたので、
てっきり登るものだと思い込んでいました。
どこが山頂かわからなかったので、全部登るしかなかったという理由もあります。
2016/11/14 21:22
収穫ありですね
yama-ariさん、regさん、こんばんは

和名倉山行きましたか。
山頂は眺望もですが雰囲気がないので私もタッチ&ゴーでしたが、
過程は楽しめる山ですね。
カバアノ頭、リンノ峰ともに気になる存在でしたが、
時間なくスルーしてしまいました。

今回は大常木山の収穫ありでしたね!
稜線もなかなか楽しそうです。
ピストンは好きではないので、ルート取りに悩みそうですが。
2016/11/14 22:02
Re: 収穫ありですね
yama-ariさんは、和名倉山について写真を撮るなり、
「行くよ」と言って帰ろうとしていました。
リンノ峰は、小川山を彷彿とさせる、なかなか大変なシャクナゲでした。

大当たりの大常木が最後で、なかなかドラマチックな山行でした。
大常木は、ぜひ訪れていただきたい場所です。
きっとhirokさんにも気に入っていただけること間違いなしです。
2016/11/16 21:24
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
和名倉山 三之瀬からピストン
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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