行者還岳から山上ヶ岳(大峰奥駆け)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.0km
- 上り
- 1,570m
- 下り
- 1,756m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部クサリ場もあるがよく整備されています。 |
その他周辺情報 | みたらい渓谷の紅葉は今年一番のようでした。 |
写真
感想
昨日吉野山から入山、車で林道、ふるさと吉野槙尾線が青根ヶ峰の東を巻き大峯奥駈道と分かれる尾根の分岐まで走った。昼12時頃から四寸岩山、大天井ヶ岳を経て五番関に下り洞川温泉に泊まりました。
今日は続きを歩きます、行者還林道の様子が判らないので行者還岳から山上ヶ岳まで北上するコースにしました。洞川から川合経由で行者還林道を行者還トンネル入り口の駐車場まで車で送ってもらい駐車場の少し下の登山口に登山届を出して歩き始めた。
途中のみたらい渓谷はあ紅葉が赤、黄色、オレンジ、針葉樹の緑、谷の流れに沿ってきれいに色づいている時期でした、写真を撮りに来ている人がたくさん朝日が射してくる時間を絶景ポイントで待っていた、登山者はトンネルの駐車場で15台ぐらい、人気のあるルートの感じがした。
今日は頑張って行者還岳、七曜岳、大普賢岳、山上ヶ岳を経て五番関まで歩きます、ここ2,3年熊野古道の中辺路、小辺路を歩き、古来より多くの人が熊野本宮をめざした気持ちを少しは感じたかなと思い、今回は信仰、修行の道として受け継がれている修験者の道奥駈道を体感したく大峯奥駆けを歩くことにした、修験者の心を少しでも感じようとするなら山中泊で縦走するのが一番良いのでしょうがテント泊の荷物に耐えられる自信が揺らいでいること、シーズンが冬の季節に入ったことを理由に、一日コースをつないでみました。
急登を登りきると南の八経ヶ岳と北に行者還岳に向かう分岐に出た、稜線は朝方西風が強く稜線にはガスが出ていたけれど時間とともにガスが消えすこし風も穏やかになってきた、気温は低いので暑くもなく歩きやすい気候でした。しばらく尾根は背の低い笹と葉の落ちた広葉樹の疎林の道をあるく、気持ちのいい尾根歩きだ、行者避難小屋から行者還岳へは少し岩場もあるが七曜岳から大普賢岳あたりが鎖場もあって気を抜かないように歩く。
大普賢岳を12時前に通過したいと思いながら先に進む、何とか11時前に通過できた、阿弥陀ヶ森で女人結界の鳥居をくぐる。淡々と歩き山上ヶ岳の宿坊東側にでた、三角点のある涌出岳に参拝、手前の笹の広場から稲村ヶ岳方面を眺める、今日歩いてきた行者還岳それに八経ヶ岳への稜線のいい風景が目前に広がる。
大峰山寺の石段を下り山門をくぐり宿坊の間を西の覗き鷹ノ巣岩を経て洞辻茶屋に到着、五番関方面に下る。このくだりに一ヵ所長い鎖場があった足元の岩が濡れていたので気を付けて下る。
この秋になり数件遭難があったようで今日もヘリコプターが頭上をまわっていました、岩場もあるし、山でけがをすると自力では下山できない事もあるので最後まで転倒しないように気を付けて歩きました。
奈良県三重県に渡り大峯奥駈道に沿ってまだまだ見るところがあるのでこれから何回かに分けて大峰山脈を歩いてみます。洞川には行者の宿泊施設など歴史的な街並みも保存され、温泉、紅葉、ごろごろ水(名水)、陀羅尼助(薬)、鍾乳洞、紅葉、前衛の山を含めまた訪ねたいところです。
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