秩父の山と峠（十文字峠・甲武信ヶ岳・雁坂峠）

2016年11月19日(土) 〜 2016年11月20日(日)

• GPS: 12:48
• 距離: 26.9km
• 登り: 2,061m
• 下り: 2,279m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:09
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:22

11:11 梓山
12:04 12:07 毛木平
12:35 12:35 水場(五里観音)
13:46 13:47 十文字峠
13:58 14:07 かもしか展望台
14:33 十文字小屋

2日目

• 山行: 9:06
• 休憩: 0:23
• 合計: 9:29

5:56 十文字小屋
6:42 6:45 大山
7:27 7:27 武信白岩山(北峰)
7:36 7:38 武信白岩山
7:52 7:53 尻岩
8:40 8:40 三宝山
9:23 9:24 甲武信ヶ岳
9:36 9:38 甲武信小屋
9:54 9:54 木賊山まき道分岐
10:28 10:29 破風山避難小屋
11:10 11:11 破風山
11:35 11:36 東破風山
12:22 12:24 雁坂嶺
12:49 12:53 雁坂峠
13:26 13:28 井戸ノ沢出合
13:54 13:55 沓切沢出合
14:23 14:23 沓切沢橋
14:54 14:56 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場
15:11 15:11 雁坂峠登山道入口
15:25 西澤渓谷入口

天候

【19日】雨、午後から曇りのち晴れ
【20日】晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【19日】新宿8:00-(Sあずさ5号)-9:53小淵沢9:57-10:40信濃川上10:45-(村営バス)-11:10梓山
【20日】西澤渓谷入口15:40-(バス)-16:40塩山16:58-(はまかいじ)-17:54八王子

コース状況／危険箇所等

三宝山北側登山道、木賊山巻道に少し雪がついていたが問題なく歩ける。軽アイゼンは使う必要がなかった。

写真

11/19 10:42

信濃川上駅に10時40分に着いた。

11/19 10:46

川上村営バスで梓山まで行く。小雨が降っている。

11/19 11:12

雨具を着て小雨の中、梓山から歩き始める。

11/19 11:16

分岐を十文字峠に向かう。

11/19 11:42

レタス畑の中のまっすぐな道。

11/19 12:03

毛木平の駐車場についた。東屋でパンを食べ休憩する。

11/19 12:11

ここから山道に入る。

11/19 12:19

橋をわたる。

11/19 12:27

一里観音とあった。栃本側からの里数で五里観音だと思う。

11/19 13:12

山の斜面が苔のきれいな庭のように見える。

11/19 13:27

尾根上にでた。八丁坂の頭。

11/19 13:48

十文字小屋についた。

11/19 14:23

時間が早いのでカモシカ展望台に向かう。

11/19 14:21

こちらからは下れません。

11/19 14:01

カモシカ展望台。

11/19 14:03

パノラマ写真

11/19 14:36

十文字小屋に泊まる。今日は泊まりは一人だけだった。

11/19 15:05

十文字峠の標柱。

11/19 15:16

朝の雨がうそのように青空になった。

11/20 5:55

6時前に小屋を出発する。

11/20 6:00

去年はここから栃本関にくだった。

11/20 6:26

木間越しに太陽が昇ってきた。

11/20 6:32

樹林も陽射しをあびて明るくなっている。

11/20 6:40

大山直下の岩場を登る。

11/20 6:42

大山山頂。

11/20 7:10

大山からの展望。

11/20 7:23

武信白岩への分岐。岩峰へは登山禁止のようだ。

11/20 7:25

武信白岩の岩峰が見える。

11/20 7:52

尻岩。

11/20 8:40

三宝山の登りで少し雪がでてきた。

11/20 8:42

三宝山山頂についた。

11/20 8:43

三宝山山頂の岩の上から甲武信ヶ岳と富士山が見える

11/20 9:19

甲武信ヶ岳につく。

11/20 9:20

今日は少し霞んでいるが富士山が見える。

11/20 9:22

11/20 9:23

甲武信ヶ岳

11/20 9:24

三宝山

11/20 9:26

富士山

11/20 9:37

甲武信小屋

11/20 9:55

木賊山巻道は雪が残っていた。

11/20 10:25

木賊山の下りから破風山が見える。

11/20 10:29

破風山避難小屋についた。

11/20 10:30

避難小屋の中。ダルマストーブがある。

11/20 11:11

破風山山頂。この周辺の登山道は大石が多い。

11/20 11:20

広瀬のダム湖が見える。

11/20 11:37

東破風山山頂。

11/20 11:51

おもしろい岩がある。よりそって人がたっているように見える。

11/20 12:23

雁坂嶺山頂。

11/20 12:47

雁坂嶺くだりで下に雁坂峠が見えてきた。

11/20 12:53

雁坂峠。

11/20 12:54

ここを降っていく。

11/20 13:09

笹原の中、ジグザグの下山道を降りていく。

11/20 13:51

久渡沢を木橋で渡る。

11/20 13:57

さらに沢を渡る。

11/20 14:21

舗装された道が見えてきた。

11/20 14:22

ここから道路を1時間降っていく。

11/20 14:58

料金所の上に雁坂嶺が見える。

11/20 15:01

この辺りはちょうど紅葉している。

11/20 15:12

登山道入り口。

11/20 15:19

自動車道に降り立った。ここから西澤渓谷入口まで歩きバスに乗った。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 帽子 靴 ザック 軽アイゼン ストック 行動食 非常食 飲料 テルモス 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 腕時計 財布 シュラフ テント一式 ガスストーブ コッヘル 食料2日分

感想

toriken3653

　十文字峠の長野県側と雁坂峠の山梨県側は歩いたことがなかったのでここをつなげて歩いて見た。11月19日はあいにく雨なのでテント泊の予定を前日に十文字小屋どまりに変えて小屋に電話した。小屋の電話はでてもらえなかったら折り返し電話がかかって翌日の宿泊を予約した。さて当日やはり雨であずさに乗っているときは窓を雨粒がたたきつけるように降っていた。小淵沢で小海線に乗り換え清里をすぎ信濃川上に着くころは小雨になっていた。川上村営バスに乗ったのは二人だけ、もう一人の人も梓山まで乗車だった。この人は知り合いの家を訪ねてきた人だった。
　登山者はひとり、自動車道を十文字峠に向かう。雨は小降りながら降り続けている。遠くの山も見えているのでやがてやみそうだ。レタス畑の中のまっすぐな一本道を進む。毛木平の駐車場につく。車は5台とまっていた。トイレは冬季で使用中止になっている。東屋で休憩し、山道にはいる。千曲川源流の道と分かれ、十文字峠をめざす。五里観音が道端にある。途中に水場もあった。沢沿いの道をずっと登っていく。沢から尾根に向かって登り始めると降りてくる人に会った。名前を呼ばれたので誰かと思ったら昨日電話に出てくれた小屋の人だった。やがて尾根にでた。ここからは平坦な道が尾根の側面についている。十文字小屋につく。シャクナゲの多い落ち着いた峠、去年テントを張ったところをすぎ、カモシカ展望台に行ってみる。水場まで降りその先の尾根の先に展望台があった。ここからは見晴らしがいい。もう雨は降っていないが山に少し雲がかかっている。小屋に戻り受付をした。今日は泊まりはひとりだということだ。夕飯は山小屋とは思えない蒸し野菜や鮭・野菜のホイル焼きでおいしく食べその後ワインを飲み小屋を手伝いに来ていた富士宮の人がB級グルメの富士宮焼きそばをふるまってくれた。話も尽きぬが8時過ぎに眠りについた。外にでたら空いっぱいの星空だった。
　翌日は5時に起きて外に出ると月が明るい。星もでていていい天気になりそうだ。5時30分に食事をする。今日もさといもの味噌汁や目玉焼きでおいしく食べた。6時前に出発する。まだ薄暗かったが次第に明るくなり、木間越しに太陽が登りまぶしくなってきた。シラビソやコメツガの樹林の中を登っていくとやがて岩場になってくる。鎖のかかった岩を登っていくと大山山頂に着いた。ここからの見晴らしはいい。武信白岩、尻岩と進み登り道に雪がでてきた。少し凍っているところがあるのですべらないように注意して登る。かなり長く登っていくと少し開けた三宝山山頂に着く。ここで初めて二人の登山者に会った。山頂の端の石の上からだけ展望がある。甲武信ヶ岳の向こうに富士山が見えた。甲武信ヶ岳に向かう。樹林の中の登りで上に空が広がり始めたらそこが山頂だった。
　甲武信ヶ岳山頂は見晴らしがいい。富士山もよく見える。今日は雲一つないいい天気だ。わずかな下りで甲武信小屋に着く。雁坂峠にいくのでここから巻道を進む。ここは残雪が凍っている。すべらないように注意して歩く。木賊山からの道を合わせ破風山に向かう。このくだりは長い。ここからは立ち枯れの木と笹原の中を降っていくと避難小屋が見えてきた。ここからは破風山が目の前に見える。この登りが長く感じた。大石のある登山道で傾斜がない分登っても登っても山頂でない。山頂部にでると平坦な登山道でこの先が西破風山の山頂だった。東破風山まではそんなにかからなかった。雁坂嶺が前に見えている。いくつかのピークを越えるとそこが雁坂嶺だった。ここからも見晴らしはいい。ここからなだらかな笹原の斜面を降っていく。やがて下に雁坂峠が見えてきた。
　一ヶ月前はここから川又に降った。今日は雁坂小屋にテントで泊まるつもりできたが時間が早かったので広瀬に下山することにした。次回は雁坂小屋をめざして川又から登ろうと思う。今回は南側、笹原の中の道をジグザグに降っていく。やがて沢音が聞こえ、久渡沢源流部峠沢のそばに下り井戸沢を越す。ここから沢沿いに降っていくと木橋で久渡沢を越えそのあと流入している小さな沢を渡渉すると沢沿いの平坦な道に出た。一か所ロープがかかっている流入している沢をわたり歩いていくと下に舗装された橋が見えてきた。ここが登山口だった。ここからは舗装道路を歩き雁坂道の料金所をすぎ舗装道路からわかれて山道に入っていくと下の道路に出て橋を渡り自動車道に出たところが道の駅だった。西澤渓谷入口まで歩きバスで帰った。