三段山〜NPR〜D尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 788m
- 下り
- 788m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
11/11
6時半に十勝岳温泉着.準備してデッパ.既にかなり明るい.11月2周目とは思えない雪量である.三段分岐の看板も沼のBushも埋まっていた.一瞬サクッと三段山の尾根に乗れるのでは?と二本松ルートへ踏み出したものの,ズボズボ埋まるので止めた.ワタベ沢渡った辺りから適当に尾根というか斜面に上がり,中央労山の使っているという,夫婦岩の尾根の1本手前の尾根へ.間違って更に1本手前から取り付いてしまったので沢型を渡る羽目になった.普通に安政火口までZの沢型を詰めた方が楽だったと思う.
尾根自体は所々白く抜けているが,問題はない.途中までスノーシュー,その後アイゼンを装着.久々の山行なので体力不足を痛感.コンタ上げってこんな辛かったっけ? 三段山から水平リッジを行く.てか先端が尖ってるだけでリッジじゃねぇ.が,ただの雪尾根とも言いづらい.頂点を行くと腰ラッセルを強いられるので,岩の出てる富良野側にルートを外しながら進む.Nへは一箇所岩場の下り.前爪使って3~4move.Nは巨大な吹き溜まり.Pへの登りは残念な位バリズボで消耗する.
いよいよOP尾根.P先の岩場は上を行けそうだったが,ちょっと怖そうだったので富良野側を捲く.今日のコンディションでは雪崩れる気もしないし.が,真っ白な斜面が眼下に広がっている.おっかない.岩の基部の辺りを行く.斜度も急.尾根に上がる所は特に岩は当たらなかった.尾根に復帰すると目の前に第3リッジ.遠目から見てヤな予感がしてたが,中々ロケッティなフォルムをしていらっしゃる.ここまで雪質はかなり良いので慎重に行ってみる.全体で10m位ですかね.最初は膝くらいまで埋まるので余裕だったが,ロケット部分は割りと硬めで,頑張って頂点を潰していく.若干登った分,次は下らねばならんので中々おっかなかった.その後は特に何も無く大砲岩まで.追悼をした後にチョコレートを忘れたことに気づく.これはもう一回来なきゃ行けないやつですかね・・・.Rの前に氷化リッジとやら.大して細くないし下に岩出てるがカッタイので高度感あり.
主稜まで着いて一安心.上ホロ小屋に着き,水が切れていたので雪を溶かそうと思っていたら,2L×2本の水がDEPOっていってくれた人が! 小屋ノートにお礼を書き残し,ありがたく頂く.生き返った.燃料は持ってきていたが,天然水はやっぱ違いますわぁ.後はただのいつものダルいルートを歩く.下に比べて主稜上は大分雪が飛んでいる.Zは降り口分からず.適当に下ろそうとしたら全体的にウインドクラストしていて,スノーシューでは歩けない.悩んだ末アイゼンを付ける.カシカシキマる.後はだーっと歩いて下山.流石に平日なだけあって,山行中も登山者に会わず,上ホロ荘の男風呂でもポツンと1人,十勝連峰独り占めしてしまった(笑)
はじめまして.今年は昨年と違って雪が多そうですね.
天気がいいと富良野岳〜上ホロの景色は格別ですよね.
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