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Yamareco

記録ID: 1012373
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

須金岳・晩秋、落葉の森歩き

2016年11月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
02:56
距離
10.6km
登り
956m
下り
962m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:57
休憩
0:00
合計
2:57
7:48
14
スタート地点
8:02
8:02
57
8:59
8:59
106
10:45
ゴール地点
寒湯沢から大森平に戻るのには、徒歩で約6km、1時間強。
須金岳の余韻に浸りながら歩けるのですが、現実的には車二台で行くべきでしょう。
ただし、寒湯沢の駐車スペースはないに等しいと思ってください。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
各登山口を結ぶ公共交通機関はありません
大森登山口手前には、5台程度駐車できるスペースがあります。
寒湯沢登山口は、泥濘がひどく車で進入するのは控えたほうがよいかと思います。
必然的に、大森登山口の利用をお勧めします。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されています。
急斜面がいくつもありますので、落ち葉や泥などでスリップしないよう注意が必要です。
また、山頂の尾根は注意が必要です。
特に大森登山口側、猪ノ倉沢源頭部を見下ろす地帯は、登山道と崖の境がわかりにくいので要注意です。
その他周辺情報 日帰り入浴のお勧めは「目の湯」500円。
20:00まで営業しています。
仙秋サンラインからの入り口
とはいえ、林道歩きがしばらく続きます。
でも、仙北沢がとてもキレイなんですよ。
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仙秋サンラインからの入り口
とはいえ、林道歩きがしばらく続きます。
でも、仙北沢がとてもキレイなんですよ。
こういう林道
林道の途中にある登山口標識
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林道の途中にある登山口標識
さらに進むと、また登山道標識
これがないと迷いますよ。
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さらに進むと、また登山道標識
これがないと迷いますよ。
尾根は落ち葉だらけ
贅沢な道です。
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尾根は落ち葉だらけ
贅沢な道です。
アスナロ
途中、〇合目という標識がありますが、時々破損して抜けているものもあります。
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アスナロ
途中、〇合目という標識がありますが、時々破損して抜けているものもあります。
こんな感じについていて、目安になります。
神室山地は、このタイプの標識が標準仕様のようです。
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こんな感じについていて、目安になります。
神室山地は、このタイプの標識が標準仕様のようです。
山の恵み
採集はしませんが
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山の恵み
採集はしませんが
ブナの森
落葉していても、美しい木肌
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ブナの森
落葉していても、美しい木肌
ここまで来ても、この後に待つのは急登
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ここまで来ても、この後に待つのは急登
朝日の光と禿岳
ステキだ
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朝日の光と禿岳
ステキだ
この山は、ここからが本番
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この山は、ここからが本番
鬼首の盆地を望む
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鬼首の盆地を望む
あと一息
ここからは、須金岳の魅力が9割詰め込まれた尾根歩き。
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ここからは、須金岳の魅力が9割詰め込まれた尾根歩き。
標高最高点があるほうを望む
この猪ノ倉沢の景観は、禿岳の火の沢と双璧と言っていいでしょう。
ステキだ。
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標高最高点があるほうを望む
この猪ノ倉沢の景観は、禿岳の火の沢と双璧と言っていいでしょう。
ステキだ。
この尾根、大好きです。
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この尾根、大好きです。
大好きな尾根とサヨナラ
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大好きな尾根とサヨナラ
尾根の東西にある小さな湿原
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尾根の東西にある小さな湿原
寒湯沢コース八合目付近より
竹ノ子森へ続く尾根
ステキだ。
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寒湯沢コース八合目付近より
竹ノ子森へ続く尾根
ステキだ。
下山もしばらくすると、杉林に。
この近くには、宮城県内で唯一の天然杉自生地があります。
その名も自生山。
じしょうざんと読みます。
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下山もしばらくすると、杉林に。
この近くには、宮城県内で唯一の天然杉自生地があります。
その名も自生山。
じしょうざんと読みます。
そしてアスナロ
寒湯沢の登山口
ここから沢沿いに1km弱歩くと、舗装路に出られます。
寒湯沢を二回ほど跨ぐ必要がありますので、ルートファインディングに気をつけて。
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寒湯沢の登山口
ここから沢沿いに1km弱歩くと、舗装路に出られます。
寒湯沢を二回ほど跨ぐ必要がありますので、ルートファインディングに気をつけて。
大森登山口近くの大森平から須金岳を仰ぐ。
全部歩くこと16km弱。
長いね。
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大森登山口近くの大森平から須金岳を仰ぐ。
全部歩くこと16km弱。
長いね。

感想

この須金岳を食わず嫌いのように低く評価する人や、登った人でも高い評価をする人はあまりいません。
それは、須金岳の標高最高点に行けないことが原因のひとつではないかと考えます。
しかし、そんな些細なことでこの山の評価を下げるのは身勝手だなとも思います。
私は、須金岳は『東西2kmにも及ぶ尾根状の山頂を持つ山』と定義しています。
東西にある「仮の山頂」同士を結ぶ区間がこの山の山頂だと定義しているのです。
確かに最高標高点は、東側の仮の山頂の北東にあるのですが、それとて「頂」というほどのものではありません。
むしろ西の仮の山頂から猪ノ倉沢源頭部を見下ろす尾根こそ、この山の山頂にふさわしい展望があり、風格があります。
山の楽しみ方は人それぞれですが、『尾根状の山頂』をもっと多くの人に楽しんで欲しいと願います。
お隣の虎毛山は、台地状に広がる山頂湿原がウリの山です。
南蔵王屏風岳のような、そんな場所を歩けるのが須金岳だと思っています。
是非、『尾根状の山頂・須金岳』をもっと愛して!!

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コメント

こんばんは
cafemonteさん
こちらは地震と津波騒ぎで大変でした
そんな日に良く歩きますね、とイチャモンつけてみる
それでも須金岳は良い山というのは賛成です
私は曇り空の展望のない日に登ったので、今度は良い天気の日に登りたいと思っています
晩秋の須金岳も良いですね
2016/11/22 19:24
Re: こんばんは
すご〜く悩みましたよ。
行くべきかどうかためらいました。
でも、我が家の窓から禿岳がにっこり微笑んでいたんですよ

須金岳は、雪がついた時に真っ白な壁になるところがお気に入りです。
禿岳とともに鬼首の二大雪壁と呼んでいます。

夏は相当熱がこもりますが、涼しい季節はおすすめの山ですね。
今日は、栗駒山は見えませんでしたが、かわりに禿岳がとても、とてもステキでした。
2016/11/22 21:07
鬼首の風景
冬の鬼首盆地、禿と須金の白い雪壁は本当に見ごたえありますね。
不人気のもう一つの理由は、稜線展望が鬼首側しかないこともあるでしょうか。藪を漕いで山頂に行く人もいるようですね。
かくいう私も積雪期しか歩いておりません。雪の上だと虎毛も神室も鳥海も、幻の万滝も全部見えて、あと虎毛まで雪が繋がっています。また歩きたくなりました。寒湯沢の徒渉が大変ですが。
大きな地震だったので、しばらくは余震が心配ですね。
2016/11/23 10:03
Re: 鬼首の風景
コメントありがとうございます。

静かな山を愛する人にはいい山ですよね。
確かに、展望が鬼首側というのは理由のひとつだと思います。
荒雄岳がもっと荒々しい山だったら、その展望地として人気出そうですが…
三角点が好きな人にとっては、あの山頂も大事な場所でしょう。

今年は雪不足で結局行かず終いでしたが、来春は雪をつないで虎毛に行こうと思っています。
クロカン担いで行きますよ
雪の状態がいいタイミングを狙って、猪ノ倉沢を滑ってみたいという気持ちもあるのですが、雪崩が怖いですね〜

余震を考慮して、今日のガイドツアーは場所を変更して実施しました。
さすがにこのタイミングで浦戸諸島トレッキングは自粛ですね。
2016/11/23 19:38
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