屋久島 宮之浦から白谷雲水峡

2016年11月21日(月) 〜 2016年11月22日(火)

• GPS: 18:01
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,814m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:47
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:57

6:06 淀川登山口
7:07 7:33 淀川小屋
9:12 9:17 小花之江河
9:27 9:31 花之江河
10:06 10:06 黒味岳分かれ
10:47 10:50 投石平
10:57 10:58 投石の岩屋
12:34 12:46 栗生岳
13:10 13:24 宮之浦岳
13:50 13:51 焼野三叉路
14:36 14:40 平石
15:10 15:10 坊主岩
16:03 新高塚小屋

2日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:24

6:26 新高塚小屋
7:34 7:39 高塚小屋
7:46 7:46 縄文杉
9:15 9:29 ウィルソン株
9:51 9:55 大株歩道入口
11:04 11:15 楠川分れ
12:17 12:17 辻峠
13:24 13:24 苔むす森
13:33 13:35 さつき吊り橋
13:44 13:45 飛龍おとし
13:50 白谷広場

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

写真

11/20 11:33

鹿児島南港　トッピー乗り場。マイカーは県営駐車場へ留めます。三日間で4000円に少し足りないくらいでした。

11/20 11:42

あれに乗り込むわけだ。ワクワクだ。
ネット予約の往復で14200円なり。ただし帰りの予約便が、いきなりの欠航となり、一つ前の便にて帰ってきた。余裕ある行動が必要だ。

11/20 11:51

乗船アナウンスで、いざ屋久島へ。同行仲間は四度目の屋久島との事で、安心です。

11/20 16:12

宮之浦港から安房まで、路線バスで830円。本日のお宿「鶴屋」さん。フレンドリーで、料理もよかったです。朝ごはんはおにぎりを頼んだら、明け方にはドアの前に置いてありました。

11/21 6:03

朝五時に、屋久島交通さんのタクシーにて淀川登山口へ。運転手さんは杉さんという方で、名前のごとく屋久島と屋久杉についてたっぷりとレクチャーを聞かせてもらいました。
暗闇の中、三組ほどが登山口へ。

11/21 7:16

小雨の中、空が明るくなるころ、淀川小屋へ到着。小屋は空っぽ。みなさんすでに経った様子。ここで朝ごはんです。後続のガイド登山組はガイドさんと女性二人。予定を聞くと新高塚小屋で泊まりとの事。

11/21 7:16

淀川小屋の水場は、まさに清流という言葉があたります。

11/21 7:50

淀川小屋からは、傾斜がきつくなってきます。ザックが重い。
とはいえ、なんとなく雨が止んだかなあ。

11/21 7:52

青空とお日様が見えて、おもわず空に手をあわせました。
もちろんきまぐれな屋久島の女神がほほ笑んだのは、この瞬間だけでしたが…。

11/21 9:25

花之江河は雨に煙っております。分岐路ではありますが、腰を下ろして休める場所はありません。

11/21 10:34

投石平へと登る路は、若干のアスレチック的な道でした。ロープ場は結構あります。クサリ場はなかったです。本当にロープが必要なポイントは縦走を通してありませんでした。

11/21 10:39

ふりむけば、こんなところまで来てました。絶景が続くと、だんだんと麻痺してきて、写真におさめるのもめんどうくさくなります。風と雨との闘いがここからはじまりました。

11/21 13:20

苦行、難行、一枚も写真を撮影することなく、気が付けば山頂。あっけないといえばあっけないし、しんどいのも確かにしんどい山です。360度ガスってます。とほほ。三角点にタッチして、そそくさと下っていきます。

11/21 14:22

人の顔に見える岩の岡をこえると、もう振り向いても宮之浦岳は隠れていました。けれど、疲労がたまってきており、とにかく小屋に着きたい一心となります。

11/21 15:32

うんざりするアップダウンを繰り返し、我々三人の隊列は、伸びまくり、バラバラに。第一展望所で後続の仲間を待ちますが、待てど暮らせど来ません。よほどバテてるのか。

11/21 16:06

高塚小屋が予定でしたが、バテ度100％の我々は、新高塚に予定変更です。雨で水場がシェイクされ、水タンクの底には泥が沈殿です。

11/22 6:22

先行者が五名ほど。場所を確保し、まずは濡れたもろもろを干す。そしてやっと暖かいコーヒーを。人心地ついて、無言で食事を終えると、六時にはシュラフの中へ避難・爆睡でした。

11/22 7:31

六時半に小屋を経ち、雨の中もくもく歩き、一時間ほどで高塚小屋へ。背の高い小屋でした。入り口に携帯トイレブース。小屋の裏に普通のトイレ。

11/22 7:47

小屋からすぐに「縄文杉」。森の王様。

11/22 9:21

ようやく雨があがりました。縄文杉ツアーの人たちとすれ違いだします。道をよけ、ゆずり、だんだんと登山道は騒がしくなってきました。ウィルソン株は大人気。中には入らず。

11/22 10:32

覚悟はしてたが、トロッコ道歩きは、精神的にきつかった。楠川分岐から辻峠への登りで、使い果たし、あとはゾンビが歩くが如くでした。

11/22 13:50

ようやく白谷峡の出口へ。21キロの旅は終わりです。
楽しかったねえ。

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-01G シャープ

感想

yamafool

覚悟はしていたが、
…雨、そうなのだ雨。
チックショー。

宮之浦岳山頂は、真っ白けのけ。
上から下まで、汗と雨でぐっしょりで新高塚小屋へ。
水場の水も、雨の激しさで茶色いのです。

予定の下山時刻にあわせてタクシーを予約してたが、
どうにも間に合いそうにない。
携帯のアンテナはたたず、連絡もむつかしい。
親切なガイドさんから「太鼓岩なら電話できますよ」と
教えてもらう。
ヒーヒーいって辻峠にたどり着けば、
太鼓岩はここから急登10分…げげげ。
残り少ない体力で、なんとか頂上へ立ち、無事に連絡。

帰りのトッピーは、予約の便が欠航！
なんとか一本前の便にすべりこみ。

やれやれな山行でしたが、
充実感は、近来まれにみるもので、満足満足。
またいつか、こんどこそ晴れた日に登りたいもんじゃ。