太刀岡山左岩稜リベンジ成功!!
- GPS
- 09:14
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
- 山行
- 1:56
- 休憩
- 6:31
- 合計
- 8:27
3pまではトップロープにしてもらったりしたのでやたらと時間かかってます。別パーティの待ちもあったし。
1p開始9:55
2p開始11:25(別パーティ待ち)
3p開始13:05
4p開始14:30
5p開始14:45
6p開始15:00
7p開始15:25
8p開始15:45
全員登頂16:20
下山開始16:35
ゴール17:15
天候 | 曇り。 雨に降られなくて良かった!でもだいぶ寒くて、待ち時間中はだいぶ難儀。ただ、待ち時間中は寒くても、登るとしょっぱいルートにつき、いやな汗、そして、のどはからからになる、という・・・。しかし、気温が低いのに加え、岩登りはやることがいっぱいで余裕がなく、ザックを降ろすスペースもなかなかないことから、水消費は500ml満たなかった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時都内出発→9時頃太刀岡山登山道駐車場到着 帰り) 5時半ごろ駐車場出発→奇跡の中央道ノー渋滞で8時半には都内帰着!ブラボー! |
写真
感想
リベンジ成功!
ここ、太刀岡山左岩稜には7月に今回と同じメンバーで臨んだのでした。が、1ピッチ目のきれいなハンドクラックを誰も登れず(リーダー以外クラック経験ほぼゼロの技量不足に加え、キャメロット#3を1つしかもっていなかったというギア不足が要因)、とても悔しい思いをしたものです。今回はそのリベンジをしに来たというわけです。
7月当時、クラックはその練習をしなければ無理だ!と痛感したので、三鷹にあるジャムセッションというクラック壁のあるジムにみなで通い、クラックの何たるかを教わってきました。それが誠に勉強になりまして。その後、リーダーはこのジムの壁を真似して、ご自宅にお手製のクラック壁を設えてしまい、そこでも練習することができました。
結果、全員、1ピッチ目を無事にクリア。練習の成果を実感したものでした。
ただ・・・。
まだまだ技量不足も痛感。1〜3ピッチのクラック箇所は、私なぞなかなか怖くて。今回、4人メンバーを2パーティに分けたうち、最初のパーティのうちボルダー1級をこなすメンバーがリードをして、パートナーの経験豊富なリーダーがセカンドを登ってから、後続2パーティ目は二人ともトップロープを降ろしてもらってなんとかクリア、というまだまだ苦しいクリアとなりました。ま、とにかく登れたからまずはヨシとしよう!
個人的にとてもささやかな喜びとしては、前回、1ピッチ目のさらに最初の取り付き部に、とっても苦労したのですが、今回はジャミングを1〜2箇所かませることで困難なくクリアできたこと!最近の外岩クライミング(子持山獅子岩)で経験した「とりあえず足に乗れなきゃ手に頼ってもダメ!」という学びを生かした結果、きちんと足を探して乗ることができた成果です。基本中の基本なんですけどもね笑。
そして、あらたな経験としては、2ピッチ目のオフィズス。本やwebの情報で知識を仕入れても、その難しさ、やっかいさというのはやってみなけりゃわからないもので。肩までつっこんで肘を決めれば安定はするけど、じゃあその後どう登るの?というと、やっぱり足の置き場を決めて、腕を上げていかなければいけない。この当たり前な動きの困難さを痛感しました。特に足の置き場が(私には)不安定だったので、2ピッチ目が最もやっかいに感じました。
ちなみに、トポでいう3ピッチ目は、本来のルートと違え、左側の草付きから巻いた感じにしてしまいました。その登り先も4人がいられるスペースがないということで、トポ4ピッチ目とつなげてしまいました。そこをトップロープで登った結果、ロープの流れが本来のルートから大きくかけ離れ、ルートよりずっと右よりの草つきの方に流れていたのでした。それを、経験不足な私は信じてしまい、ロープに沿って進んだ結果、草に滑ってテンション!いや、滑落に近いものがありましたかねw。ザックの重さに、頭が下に向くほどの落ち方をしてしまいましたorz。とはいえどこもぶつけず、なんとか体勢を立て直し、本来のルートに戻ることができまして、スラブをヨイショとクリアしたのでした。今回も大テンションはワタクシだけでした。ま、ご愛敬ということで。
ちなみにトポ3ピッチ目は、本来はスクイーズチムニーとのことですが、巻いた結果スクイーズの裏側に出て、裏にあるハンドクラックとスクイーズを両方使って登ることになったのでした。先の登れる2名は、なぜかハンドクラックだけで登ろうとして、ちょとしょっぱかったみたい。後続の私たちは、ハンドに手を掛け、スクイーズ側のリッジに足をかけたことで、ラクチンに登ってしまいました。
稜線に出ると、きわどいのは1手2手程度で、多くは歩き的な箇所。ゴールまで4ピッチほど。そこはやっとこさ4名が2パーティに分かれ、それぞれつるべでスピーディに進むことができました。とは言っても、この稜線4ピッチは、他のレコでもスルーされやすい所ですが、高度感から1手2手が実は怖かったりするのでした。私のような素人が甘く見てちゃいかんな、と思ったものでした。
クライミングは各人の技量によって印象がまったく違うので、登れる人が「楽勝!」と言ってても、登れない人にとっては、マジムズです。人様のレコをだいぶ参照させていただいてますが、読み方を見誤っちゃいけないものですね。
ちなみにワタクシの技量は、ジムでトップロープは5.10b、リードはようやくたまにラッキー5.10aをこなせるくらいです(t-wall基準です)。そして外岩の経験は非常に少ない(経験したものはすべてこのヤマレコに記録しています。少ないっす。)
なにはともあれ、登れなかったルートを、だましだましながらもリベンジできたってことで、充実の1日を過ごすことができました。
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