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Yamareco

記録ID: 1015427
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

会津駒ヶ岳〜中門岳

2016年11月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:10
距離
16.6km
登り
1,413m
下り
1,405m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:45
合計
8:06
8:49
8:49
91
10:20
10:42
20
11:02
11:04
57
12:01
12:02
74
13:16
13:16
13
13:29
13:37
41
14:18
14:18
43
15:01
15:06
15
15:21
15:22
3
15:25
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝沢グラウンド駐車場(20〜30台程度)
※この時季、国道352号から滝沢登山口へと続く林道は閉鎖されています
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
・雪は登山口から付いています。
・駒の小屋〜会津駒ヶ岳〜中門岳間でワカンを使用
・この日入山したのは5組(だと思います)

●滝沢グラウンド駐車場〜滝沢登山口
駐車場から国道352号を250mほど檜枝岐の中心街の方に進んで林道入口を入ります。
林道を600mほど歩くと「登山口近道」と書かれた標識からショートカットルートに入り、
しばらく登ると再び林道に出てほどなく滝沢登山口へ到着です。

●滝沢登山口〜会津駒ヶ岳
滝沢登山口からは階段を登るところからスタートします。
高低差500mほど単調な尾根を登ると広場があり、近くに水場があります。
さらに尾根筋を黙々と登って行くと標高1900m付近から徐々に視界が開け始め、
池ノ平から傾斜した湿原をを越えると駒の小屋に至ります。
駒の小屋から進路を北に変え、山頂直下まで平坦な道を辿り、
山腹を西側から巻いてもうひと登りすると会津駒ヶ岳山頂に到着です。

●会津駒ヶ岳〜中門岳
会津駒ヶ岳から中門岳までは緩やかなにアップダウンを繰り返しながら
2つの小ピークを越えていきます。頂上標はなぜか2094と中門岳との鞍部に立っており、
わざわざ但し書きで「中門岳(この一帯を云う)」と書かれていました。
また、2094からこの鞍部に下るときに夏道が分からず、プチ藪漕ぎました。
 
その他周辺情報 【温泉】
尾瀬檜枝岐温泉 駒の湯(500円)
 
林道入口からスタート
2
林道入口からスタート
雪のついた林道をしばらく進み…
雪のついた林道をしばらく進み…
ショートカットルートに入ります
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ショートカットルートに入ります
滝沢登山口に到着。立派な階段を登って本格的な登山道へと進みます
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滝沢登山口に到着。立派な階段を登って本格的な登山道へと進みます
変化の乏しい樹林帯の中を黙々と標高を上げていきます
変化の乏しい樹林帯の中を黙々と標高を上げていきます
低いところはガスでしたが、標高を上げるにつれて青空がちらほら見え始めます
1
低いところはガスでしたが、標高を上げるにつれて青空がちらほら見え始めます
ガス帯を抜けました
ガス帯を抜けました
標高を上げるにつれて雪も増え始めます
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標高を上げるにつれて雪も増え始めます
水場のある広場に到着
水場のある広場に到着
クリスマスツリー
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クリスマスツリー
もふもふ
標高1900m付近から徐々に視界がひらけ始めます
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標高1900m付近から徐々に視界がひらけ始めます
ぴょこんと奥白根山
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ぴょこんと奥白根山
雪はしっかりあるもののまだ根雪にはなっておらず、歩きにくい
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雪はしっかりあるもののまだ根雪にはなっておらず、歩きにくい
会津駒ヶ岳から続く稜線の2099ピーク
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会津駒ヶ岳から続く稜線の2099ピーク
前方に駒の小屋が見えてきました
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前方に駒の小屋が見えてきました
どーんと会津駒ヶ岳山頂が見えました
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どーんと会津駒ヶ岳山頂が見えました
池の平に近づくと湿原が広がります
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池の平に近づくと湿原が広がります
(photo komemame)
ベンチを過ぎこの樹林帯を抜けると…
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ベンチを過ぎこの樹林帯を抜けると…
こんな景色が広がります
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こんな景色が広がります
テンション上がりますね
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テンション上がりますね
青空に向かって
会津の山々をバックに(photo komemame)
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会津の山々をバックに(photo komemame)
抜群のロケーションに建つ駒の小屋
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抜群のロケーションに建つ駒の小屋
爽快です!
横に目を向ける燧ヶ岳と至仏山
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横に目を向ける燧ヶ岳と至仏山
こちらは平ヶ岳
山頂が近づきました
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山頂が近づきました
青空と霧氷1
青空と霧氷2
駒の小屋までの最後の登り
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駒の小屋までの最後の登り
駒の小屋に到着
お腹が減りすぎたためここで休憩
お腹が減りすぎたためここで休憩
駒の小屋より。会津駒ヶ岳山頂
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駒の小屋より。会津駒ヶ岳山頂
駒の小屋でワカンを装着。進路を北に変え正面の山頂を目指します
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駒の小屋でワカンを装着。進路を北に変え正面の山頂を目指します
那須連山が見えます
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那須連山が見えます
まだ雪の量が少なく山頂に直登はできず、夏道通り山腹を西側から巻きます
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まだ雪の量が少なく山頂に直登はできず、夏道通り山腹を西側から巻きます
山頂まであと少し!
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山頂まであと少し!
(photo komemame)
会津駒ヶ岳山頂に到着
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会津駒ヶ岳山頂に到着
山頂より。燧ヶ岳と至仏山。右側にちょこんと景鶴山
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山頂より。燧ヶ岳と至仏山。右側にちょこんと景鶴山
山頂より。駒の小屋と燧ヶ岳
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山頂より。駒の小屋と燧ヶ岳
燧ヶ岳アップで(photo komemame)
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燧ヶ岳アップで(photo komemame)
至仏山アップで(photo komemame)
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至仏山アップで(photo komemame)
山頂より。奥白根山
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山頂より。奥白根山
山頂より。日光連山。左から女峰山〜小真名子〜大真名子〜太郎山〜男体山
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山頂より。日光連山。左から女峰山〜小真名子〜大真名子〜太郎山〜男体山
山頂より。越後駒ヶ岳〜荒沢岳〜中ノ岳
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山頂より。越後駒ヶ岳〜荒沢岳〜中ノ岳
山頂より。中門岳へと続く稜線。正面奥は未丈ヶ岳、右奥は守門岳でしょうか。
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山頂より。中門岳へと続く稜線。正面奥は未丈ヶ岳、右奥は守門岳でしょうか。
左が守門、その隣が浅草岳でしょうか
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左が守門、その隣が浅草岳でしょうか
中ノ岳〜荒沢岳〜越駒
中ノ岳〜荒沢岳〜越駒
珊瑚のよう
さて、中門岳に向かって素晴らしい稜線を進みます
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さて、中門岳に向かって素晴らしい稜線を進みます
越後駒ヶ岳アップで(photo komemame)
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越後駒ヶ岳アップで(photo komemame)
中ノ岳〜荒沢岳〜越駒をアップで(photo komemame)
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中ノ岳〜荒沢岳〜越駒をアップで(photo komemame)
平ヶ岳アップで(photo komemame)
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平ヶ岳アップで(photo komemame)
鞍部から中門岳までは動物トレースのみ
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鞍部から中門岳までは動物トレースのみ
新雪踏み踏み
言うことなし!
サラサラ
駒ヶ岳を振り返ります
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駒ヶ岳を振り返ります
動物トレースが錯綜しまくり
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動物トレースが錯綜しまくり
風もほとんどなく…
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風もほとんどなく…
サイコーな稜線歩きになりました
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サイコーな稜線歩きになりました
2094を過ぎて…
ちょっとした藪を超えると…
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ちょっとした藪を超えると…
2094と中門岳との鞍部に飛び出します
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2094と中門岳との鞍部に飛び出します
なぜか鞍部にある「中門岳(この一帯を云う)」の頂上標とパチリ。
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なぜか鞍部にある「中門岳(この一帯を云う)」の頂上標とパチリ。
さらに先に進みます
さらに先に進みます
燧ヶ岳をバックに
燧ヶ岳をバックに
このあたりが中門岳の山頂のはず。頂上標のポーズ
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このあたりが中門岳の山頂のはず。頂上標のポーズ
さて戻ります
バキバキの太陽
前方は駒ヶ岳山頂
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前方は駒ヶ岳山頂
横には燧ヶ岳
駒ヶ岳〜中門岳間はホント気持ちよかったなぁ
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駒ヶ岳〜中門岳間はホント気持ちよかったなぁ
駒ヶ岳への登り返し
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駒ヶ岳への登り返し
モンスター見習い
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モンスター見習い
アップで。カリフラワーのような
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アップで。カリフラワーのような
大きくなれよ〜(ハンバーグ風)
3
大きくなれよ〜(ハンバーグ風)
雪が描く不思議な造形が見られる季節になりました
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雪が描く不思議な造形が見られる季節になりました
駒の小屋でワカンをとって一気に下山
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駒の小屋でワカンをとって一気に下山
さよなら、会津駒ヶ岳
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さよなら、会津駒ヶ岳
樹林帯に入りました
樹林帯に入りました
下の方は雪が溶けてます
2
下の方は雪が溶けてます
滝沢登山口に到着
滝沢登山口に到着
カラマツの落葉で埋め尽くされた林道を戻ります
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カラマツの落葉で埋め尽くされた林道を戻ります
お疲れ様でした!
5
お疲れ様でした!

感想

東京にも雪が降った平日。週末の山行に期待が持てそうです。
今シーズンの雪山開幕戦はどこがいいかな?
派手なところよりも、黙々と静かに雪が降った山と向き合えそうな場所が今の気分。
ということで会津駒ヶ岳が思い浮かびました。
高速降りてから登山口までがなが〜いのがちょっとツライけど…。

会津駒ヶ岳は4〜5年前の残雪期に一度登りましたが、その時は駒ヶ岳止まり。
山頂から見た中門岳へのたおやかな稜線が忘れられず、
今回は中門岳を目指すことにしました。

樹林帯の雪の量は予想していたよりも少なく、
予定通り(苦笑)遅いスタートとなり先行者がいる状況でしたが、
この日、駒ヶ岳より先に進んだ人はボクたち以外におらず、
最高な天気の下、駒ヶ岳から中門岳までは新雪を踏むことができました。
 
 

やっぱり雪山はきもちがいいぃぃぃぃ〜!!!
雪山初め、叫びたいくらい素晴らしいスタート。
静かで稜線は暑くもなく寒くもなく、ただただ歩ける幸せ。
ほんとに贅沢な時間を過ごしました。

さいしょの樹林帯はあまり雪がなくて、あれぇ、、、?
しかも暑い、暑い、暑いっ。
この日は体も軽くて、頑張って歩いてしまったせいで、
汗がいっぱい吹き出しました。
でも、歩いていくうちにどんどんさらさらの雪が増えていって、
今シーズン初の雪の感触。あぁ、これ。この感触、きもちいい。

見渡す山々にも雪が付いていて、
すっかり季節が変わり冬になったんだなぁと実感。
だってもう12月だからなぁ。もう今年も終わるんだものなぁ。
みどり色の山にのぼっていた夏が、
ついこないだのような気がしてしまう。
雪山にいながら、夏の山のことを思うと、
なんかちょっとさみしい気もしてしまう。(のは、私だけ?)

今回は会津駒ケ岳から中門岳への道が最高すぎました。
前回は疲れたから駒ケ岳で終わりにしてしまったのだけど、
もったいないことした。
なだらかな稜線、無風、さらさら雪、動物たちのトレース、
できそこないのモンスター、青い空、とおく見える雪をかぶった山々…
ぜんぶそろう贅沢。
行ってよかった。

帰りはだいぶ雪がとけて、こんなに長かったか?と思うほど、
樹林帯歩きは飽き飽きしてしまったけど(笑)
全体とおしてみれば、最高の山歩きでした。
いよいよ、雪山スタート。
安全に、でもチャレンジもしつつ、いっぱい楽しもうと思います。


おしまい。

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