棒ノ嶺・岩茸石山(清東橋BS〜上成木BS)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 820m
- 下り
- 894m
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
季節外れの11月の降雪を見た2日後、昼過ぎには帰宅しなければならないという時間的な制約もあり、近場のライトコースをピックアップ。
以前から注目していた清東橋行きの始発バス。川井駅から乗車するのが定石だが、駅前にコンビニがあるひとつ先の古里駅まで進んでから乗車。バスは大丹波川沿いの細い道をゆっくりと進み、終点の清東橋バス停に到着。
しばらく百軒茶屋の集落内の舗装路を上流に進み、橋を渡って権次入沢沿いの山道に入る。ワサビ田が点在する沢を渡る橋の上以外は、積雪はほとんどなく、沢を離れて杉の植林中の急登になると、白いものはほとんど見られなくなり、期待外れの感も抱く。
尾根に出ると雪が現れ、ひと登りで飛び出す棒ノ嶺の山頂は静かに積雪に覆われている。百軒茶屋からの踏み跡はないが、名栗側から登ってきた踏み跡は多い。関東平野方面は雲が出てしまっていたが、北側は晴れており、遠望が得られた。
権次入峠までは積雪の中の道で、踏み跡が凍りかかっている部分もあり、滑り止めがあった方がよい場所。権次入峠から黒山山稜に入ると、足跡は黒山方面からの一人分だけとなる。岩茸石山へは、自然林も混ざるコース。細かなアップダウンが多く、展望はあまり得られない。関東では非常に珍しい、紅葉と雪の取り合わせが見られた。
名坂峠からの急坂を登り切った岩茸石山の山頂は数組のハイカーが休んでいる。上空は寒々と雲に覆われているが、遥か筑波山までは望むことができた。
山頂から名坂峠まで戻り、早足で下る。下り始めると間もなく名坂沢が脇を流れるようになる。杉の木からの落雪に気を付けながら進み、成木浄水場までたどり着くと、あとは1キロ余り、舗装路を下る。
上成木始発のバスは、11時台を逃すと次は7時間後で、仮に逃した場合、小沢峠を越えて埼玉側まで歩くしかなくなってしまう。ペース配分が甘く、最後は小走りになってしまったが、発車3分前にバス停に到着。バス停脇の洗い場で靴の汚れを落とし、無事に乗車することができた。
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