チトカニウシ山
- GPS
- 07:46
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 931m
- 下り
- 915m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:56
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は充分。藪も気にならない。今のところカリカリ部分はなし。 |
写真
感想
北見峠、土曜日の積雪120cm。10年ぐらいぶりに行ってみることに。2週間雨のBCが続いているので、天気はあまり期待してない。「贅沢は申しません、曇りでけっこうですから〜。」
到着すると小雪が舞うが曇り、チトカウもうっすら見える。よしよし!
今日は標準ルートの管理道路は行かず、下の林道を行く。最近弱気になっているので、確か電波塔の東面に滑れそうな斜面があったので、天候悪化の場合何回か登り返して滑って帰る計画で、そこを確認してから電波塔に上がることに。
距離は短いが十分いい斜面だ。雪もたっぷりある。
電波塔に上がると、小雪も止み明るくなってきた。「いやいや、どうしよう?」結局いつかはと狙っていた国道から見えるピーク直下のあの斜面を目指すことに。これが地獄への入り口だったのだが・・・
だらだらを行き疎林を登っていると晴れてきた。「やっと、当てたぜ!」うきうきでピークを踏む。かなり強風のため、モンスターの蔭でセットアップ。
「沢の末端まで落として、登り返しだ!」
「よっしゃ、行くぜよ!」
少し落とすと板が曲がらない・・・雪が重い・・・いつの間に・・・
ピークは強風で寒かったが、晴れたおかげで急激に温度が上がってしまい、ふわふわ雪が急変したようだ。深い、重い、曲がらない・・・
それでも降りて行くと、あちこち雪崩れている。デブリの地獄谷になっていた。
雪はべたべた重重でノーズが刺さって下に滑れない。予定していた地点まで降りられそうにない。完全な下りラッセルだ。仕方ないので、隣の沢が緩くなるまで登り返して、平行トラバースで帰ることに。
べたべた重重雪はデッキにのっかり、へばりつき、雪をとってやらないと板が重くて雪の上に上がらずラッセルどころじゃない。おまけにシールにも雪がついてきた。
地獄修行はこの後何時間も続いた。冗談ぬきに明るいうちに帰れるか心配になってきた。
「なんてこったい!」悔やんでも仕方がない。とにかく一歩ずつ進むのみ。
車に戻ると暗くなっていた・・・
距離はさほどではないが、完全燃焼の1日だった!
「あ〜あ、疲れたび〜」
動画です
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