京都一周トレイル（大原から上桂まで）

2016年11月24日(木) 〜 2016年11月25日(金)

• GPS: 29:20
• 距離: 42.6km
• 登り: 1,940m
• 下り: 2,119m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:48
• 合計: 3:58

11:35 大原（戸寺）バス停
12:13 12:14 江文峠
12:50 12:50 静原神社
13:20 13:20 薬王坂
13:36 13:37 鞍馬駅
14:00 14:43 鞍馬寺
14:59 15:02 鞍馬駅
15:33 二ノ瀬駅

2日目

• 山行: 8:09
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:41

8:07 二ノ瀬駅
8:33 8:35 夜泣峠
8:47 8:47 向山
9:22 9:22 山幸橋
10:20 10:21 氷室神社
10:31 10:32 城山下峠
10:49 10:49 山の家はせがわ
11:39 11:40 沢の池
12:22 12:22 槙ノ尾バス停
12:51 12:51 山城高雄バス停
12:58 12:58 高雄神護寺下公衆トイレ
13:26 13:28 東海自然歩道分岐
13:36 13:36 愛宕神社二の鳥居
13:43 13:50 清滝バス停
13:58 13:58 清滝隧道
14:04 14:04 愛宕神社一の鳥居
14:08 14:08 化野念仏寺
14:21 14:27 二尊院
14:31 14:31 嵯峨落柿舎北公衆トイレ
14:37 14:37 大河内山荘
14:41 14:41 嵐山公園亀山地区公衆トイレ
14:46 14:46 亀山公園下公衆トイレ
14:52 14:52 嵐山公園中ノ島地区（西）公衆トイレ
14:58 14:58 阪急嵐山駅前公衆トイレ
15:26 15:34 松尾山
16:42 16:46 上桂駅
16:48 ゴール地点

天候

曇り、ときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（初日）
大原へは京都駅から地下鉄で国際会館前へ行き、市バスに乗り換え戸寺バス停下車。鞍馬経由で叡山電鉄二ノ瀬まで歩き、出町柳を経由し京都市街地まで。
（翌日）
二ノ瀬から高雄、清滝、嵐山を経由し、阪神嵐山線の上桂まで歩き、桂駅で乗り換え京都市街地まで戻りました。

コース状況／危険箇所等

市が設置した標識をよく見ていればコースを間違うことはないはずですが、トレイルの標識は間隔が不規則で、しばらく標識見ないなぁ・・・と思ったら取り返しが付かないくらい道を外れている、ということが起こります。
お役所仕事で定間隔で設置された東海自然歩道の標識が頼りになりますが、一部コースがトレイルとは違っているため、こちらも注意が必要です。
自分の場合は、今回清滝から嵐山までの間でコースを外れ、六丁峠ではなく試峠下のトンネルを歩いてしまいました（汗）

その他周辺情報

魅力のありすぎる寺社観光は拝観し始めるときりがないので極力省きましたが、仏像が拝めてコースに近い場所として、初日に鞍馬寺、翌日に西明寺と二尊院を見学しています。（コースタイムには両寺の参拝時間が含まれています）

写真

11/24 11:27

2年ぶり2回目の京都一周トレイル、今回は大原の戸寺バス停から、全83キロのうち残り約半分を歩きます

11/24 11:35

バス停からちょっと京都市街地方面に戻り、北山24の標識からウォーキング開始です

11/24 11:37

さっそく大原の里山風景が広がります

11/24 11:38

光る高野川を下流の方角に望みます

11/24 11:41

川を渡ってすぐに私設の公園あり、地下鉄改札にあった成城石井で買った柿の葉寿司を頂きます

11/24 11:47

のどかな集落を抜けていきます

11/24 11:50

支流の宮川に沿った道を進むと、東海自然歩道と合流します

11/24 11:53

龍女伝説の残る大原の里、きっと昔話はたくさん伝承されているだろうなぁ

11/24 11:58

山あいの道に入ると杉林に赤い木の実や、

11/24 11:59

真っ赤に色付いたヤマウルシの葉っぱ

11/24 12:01

だんだんと山深くなり、

11/24 12:01

動物侵入防止用のゲートを潜ると、

11/24 12:02

完全に山道となりました

11/24 12:11

何ヶ所か車道を渡ると、

11/24 12:12

ひと息で金比羅さまのいらっしゃる江文（えぶみ）峠、標高324m、金比羅山573mの登山口でもあります

11/24 12:13

南側へ向かうと瓢箪崩山532m、魅力的な里山がたくさんある場所のようです

11/24 12:18

マツカゼソウだらけの道、わずかに花の残った株がありました

11/24 12:28

山道を抜けると、そこは静原の集落

11/24 12:29

柚子や、

11/24 12:31

ナンテンの実

11/24 12:32

休止中の表示が出たバス停をいくつか過ぎると、小学校のところからようやく生きてるバス停となりました

11/24 12:33

あまりにリアル過ぎて少々気味が悪い案山子たちの前を通過

11/24 12:36

どんよりとした雲が広がってきましたが、秋の風情

11/24 12:36

穏やかな静原川を渡り、

11/24 12:38

山に入る入り口に当たる北山34の標識のところでひと休み

11/24 12:39

戸寺バス停前のお店、志野さんで買ったおはぎを頂きます

11/24 12:46

食べてばっかりですが、落ち着いた風情のある家並みを歩きます

11/24 12:46

もう冬芽の出たコブシ、なでなでしたい・・・＾＾

11/24 12:48

サザンカの美しい庭の家、関西の山あいには歴史を感じさせる古い大きな家が多い気がします

11/24 12:50

巨木に囲まれた静原神社を過ぎ、

11/24 12:54

高台の古い家並みを抜け、

11/24 12:56

飛び出し坊やの辺りからだんだんと山道に

11/24 12:57

こちらはアキノキリンソウでいいのかな

11/24 12:59

静原の里に別れを告げ、

11/24 12:59

薬王峠に入ります

11/24 13:00

一昨年のトレイルで助けられた手製杖、今日はストック持参なので大丈夫

11/24 13:00

シロヨメナかな

11/24 13:04

坂道がきつくなり滑り止めのギザギザが刻まれた舗装路の途中にあったゴンズイ

11/24 13:08

ここからふたたび山道に入ります

11/24 13:14

南北朝時代の弥陀二尊板碑が巨木に抱かれて立っていました

11/24 13:19

急坂をあえいで登ると薬王峠、伝教大師が鞍馬で造った薬王如来像を比叡山まで運ぶ途中に薬王がその姿を現したとの言い伝えがあるとのこと

11/24 13:24

ちょっとした峠に著名な歴史上の人物が登場するのが京都郊外の凄いところ

11/24 13:24

落ち葉のつづら折りの坂道を降りると、

11/24 13:33

鞍馬の集落に到着、今ごろ熊が出ると言われても・・・＾＾；

11/24 13:34

京都郊外はこの時期に珍しく水が大量に流れている場所が多かったです

11/24 13:35

古い鞍馬の門前町を抜けて、

11/24 13:36

鞍馬寺、今日は叡電の駅までしか歩かないので、せっかくだから立ち寄ります

11/24 13:38

なで肩の狛犬ならぬ狛虎、笑ってる？ww

11/24 13:38

修験道の寺らしく、神社もパワースポットもなんでもありです

11/24 13:43

唸る龍神

11/24 13:45

国重文の由岐神社拝殿は、豊臣秀頼による再建

11/24 13:46

ご神木はパワーもらえそうな願掛け杉

11/24 13:49

ありがたい言葉が添えられた丁目石、言葉を慎めと添えられています

11/24 13:59

1億年前の火山活動でできた石英閃緑岩（鞍馬石）でできた高さ6mの石垣

11/24 14:05

清少納言が近くて遠いと書いたつづら折りの道を、本殿前から奥の院方面に進みます

11/24 14:34

霊宝殿で国宝毘沙門天像を拝み、パワーをもらって外に出ると青空が広がっていました！

11/24 14:39

このダビデのマークのところに立つと気が一気に集まるらしく、人が入れ替わり立ち替わり手を合わせて瞑想していました

11/24 14:40

国宝遺物が埋められていた経塚の蓋石です

11/24 14:41

晴れると残った紅葉も美しく見えます

11/24 14:42

手水桶の竜神も楽しげ

11/24 15:01

鞍馬駅から先は車道歩きで、トレイルでは電車での移動が推奨されている区間ですが、赤線繋ぎは歩きます

11/24 15:05

由岐神社御旅所は落葉した銀杏の木がきれいでした

11/24 15:07

学校帰りの子どもたちの後を追い二ノ瀬駅へ、明日はいい天気になるかな・・・

11/24 15:13

渓谷沿いの径には、

11/24 15:14

叡電鞍馬線が時々走り抜けます

11/24 15:21

トレイル指定外の道は標識がなく不安になりますが、東海自然歩道の標識を頼りにトンネルを右手へ

11/24 15:28

懐かしのハコスカがあるお宅の前を過ぎると、北山46の標識があり角を右折（北山44、45は欠番らしいです）

11/24 15:30

北山46で銀杏橋を渡り今日のトレイルは終了

11/24 15:35

二ノ瀬駅に向かうと谷あいの集落が見下ろせます

11/24 15:39

紅葉の名所らしくカメラマンがスタンバってますが、もみじのトンネルはすでに落葉（−−

11/24 18:29

叡電、京阪、阪急、地下鉄と乗り継ぎ、途中高島屋デパ地下での買い物三昧を経て、京都タワー

11/24 18:44

伊勢丹レストラン街の大混雑に嫌気が差し、地下街の蕎麦屋で生ビール（＾＾）

11/24 18:49

すだち蕎麦とセイロ飯を頂きました

11/24 19:08

音楽に合わせて吹き上がる噴水と、駅ビルに映る京都タワー

11/24 19:33

ふたたび四条界隈に立ち戻り、辻利京都店で抹茶のデザート（＾＾）

11/24 19:45

八坂神社のライトアップを抜け、

11/24 20:04

派手過ぎて原型が判別不能な、高台寺のライトアップへ

11/24 20:07

有名な観月台、国重文です

11/24 20:11

池に映り込む紅葉がきれいな場所ですが、ベストポジションは混雑しすぎていて近寄れず（汗）

11/24 20:14

寧々さんと太閤秀吉の墓所、国重文霊屋は撮影禁止なので、外から屋根の飾りをパシャリ

11/24 20:18

その名のとおり高台にあって眺めのいい寺です

11/24 20:20

国重文時雨亭、珍しい二階建ての茶室です

11/24 20:20

大阪城落城時に寧々さんが涙して眺めたであろう光景、今は白いローソクがぼんやりと光っています

11/24 20:23

竹林のライトアップも人気スポット

11/24 20:44

そしてここからは知恩院

11/24 20:46

阿弥陀さまだって光ります

11/24 20:54

派手な太閤殿下、寧々さん縁のお寺とは違い、国宝三門は渋めな美しさです

11/24 21:00

ライトアップの技術（金？ww）は高台寺のほうが上ですが、紅葉はこちらのほうがきれいでした

11/24 21:55

京都駅前のホテル、新しくて便利でしたが手狭な割に1泊25千円也、京都のホテル料金は2年前より明らかに値上がりしていました（−−

11/25 8:00

翌日、朝ご飯をしっかり食べ、通勤客に紛れてふたたび二ノ瀬駅

11/25 8:10

銀杏橋からトレイル開始です

11/25 8:11

橋からすぐに階段が始まります

11/25 8:12

ツタモミジ、真っ赤です

11/25 8:13

今回のトレイルで一番の登りが始まります

11/25 8:13

途中には真っ赤なカエデ

11/25 8:28

日射しが彩りを鮮やかにします

11/25 8:28

空はどんよりですが、日射しがあればグラデーションもくっきり

11/25 8:32

つづら折りを登ると夜泣峠、悲運の皇子、惟喬親王(これたかしんのう)が幼児の頃にここで夜を明かし、乳母が地蔵に拝むと泣き止んだとの伝承が残る峠です

11/25 8:36

夜泣峠は直進が東海自然歩道（トレイル旧道）ですが、左折してトレイル新道へ

11/25 8:41

朝の日射しが眩しい

11/25 8:46

山幸橋へ向かっています

11/25 8:47

一番の急登で向山420mへ

11/25 8:59

せっかく登ったのに急坂を下ります

11/25 9:21

小さな鉄橋を抜け、

11/25 9:22

発電所の脇で山幸橋に出ます（この先の北山55の標識で、東海自然歩道・トレイル旧ルートと合流します）

11/25 9:36

ふたたび山道に入り、盗人谷へ

11/25 9:40

道は一部荒れていますが、物ともせず迂回しています

11/25 9:51

木橋の下には世代交代前の木橋が（＾＾；

11/25 9:58

コース全般で三枚葉の黄色い葉っぱがたくさん落ちていました

11/25 10:07

北山杉、美しい

11/25 10:10

迷路のような杉木立の若木の間を抜け、

11/25 10:14

氷室の集落に出ました

11/25 10:16

日本昔話に出てくるような風景

11/25 10:18

お決まりのお地蔵さんも手厚くお祀りされています

11/25 10:19

ふてぶてしいネコちゃんが堂々と横切っていきます

11/25 10:20

ちょろっと色付いたカエデもありました

11/25 10:20

氷室神社、日本書紀の時代からここに氷室があったのだとか

11/25 10:32

アケビの実、久しぶりに見ました

11/25 10:39

きれいに枝打ちされた杉の木

11/25 10:40

京見峠の分岐は、山の家はせがわ見たさに右折

11/25 10:40

坂道をどんどん下っていきます

11/25 10:43

若狭の鯖街道はルートがいくつかあったようですが、丹波から京都に入るにはこの京見峠を越える道がメインだったそうです

11/25 10:46

ここにもお地蔵さん、こんなに下っていいのか不安になり道を尋ねました

11/25 10:49

とりあえず前進してみろと言われた気がしてさらに降りると、すぐに山の家はせがわに着きました

11/25 10:58

営業時間前の山の家の前を通過し、杉木立をダラダラ上がると見晴らしのいい場所に出ました

11/25 10:59

京都市街地方面、右手には京都タワーも見下ろせました

11/25 11:00

またまた山道、崖崩れしている場所もあり注意して先に進みます

11/25 11:21

そんな崖崩れ上は見晴らしがよかったりして

11/25 11:22

双体のお地蔵さんにご挨拶

11/25 11:23

トレイルの標識もお地蔵さんに見えてきます

11/25 11:37

いったん舗装路に出て、暫く進むと紅葉の美しい沢ノ池

11/25 11:40

ちょうど日射しも戻ってオレンジ色がいい感じ

11/25 11:46

黄色も美しい

11/25 11:55

雑木の道を進み、仏栗峠（北山82）を過ぎ、写真の北山84で左折すると、

11/25 12:00

沢状にえぐれた道

11/25 12:08

注意して降りると舗装路に出て、ゴルジュのようになった沢を右手に見ながらどんどん下ると槙ノ尾へ

11/25 12:23

お寺の集まる高雄の地は観光スポット、サザンカがきれいです

11/25 12:29

西明寺の門前茶店にて、にしん蕎麦の昼食で本日初の長休憩

11/25 12:39

モミジの名所もすでに落葉していますが、せっかくなので指月橋を渡り西明寺に立ち寄ります

11/25 12:41

国重文釈迦如来像と千手観音像が目当てです

11/25 12:56

暫く先にはあまたの国宝仏がある神護寺がありますが、結構上の方まで上がらなくてはならないので今日は断念

11/25 13:09

清滝川に沿った渓谷の径、清水寺にある音羽の滝、のような湧き水が流れ落ちています

11/25 13:14

こちらは飯能河原のような光景

11/25 13:18

一部足下の悪い場所もありますが、高低差のあまりない歩きやすい道です

11/25 13:21

澄んだ水が京都の市街地から近い場所とは思わせません

11/25 13:31

渓谷からちょっと登ったら、清滝から愛宕山へ向かう舗装道を下ります

11/25 13:32

紅葉は終わっていましたが、ときどきこんな色付いた木

11/25 13:36

雪の季節にヤマレコでよく見る愛宕山の表参道登山口

11/25 13:38

金鈴橋の袂には幸福延命地蔵

11/25 13:39

西山1の標識、ここからふたたび渓谷沿いの道を歩くはずが・・・

11/25 13:40

渓谷沿いの紅葉に見とれ、

11/25 13:42

坂の上の紅葉にも引き込まれているうちに・・・

11/25 13:53

目の前には片側通行のトンネル、左手に試峠を越える道

11/25 13:55

清滝バス停脇の茶店に六丁峠への道を尋ねると、トンネル抜けてから右折するとの答え

11/25 14:00

トンネルを抜けると愛宕寺

11/25 14:04

この苔むした屋根は有名な平野屋、鮎料理の店です

11/25 14:04

六丁峠への道は赤鳥居のところ（標識8）で右折しろ、と清滝バス停茶店のお母さんに言われましたが、これってトレイル逆走だよね・・・汗

11/25 14:05

ということで、落合橋、書物岩、保津峡と吹っ飛ばしたことが判明・滝汗（写真は鮎料理のつたや）

11/25 14:06

辺り一帯は紅葉が見頃です

11/25 14:08

化野念仏寺に向かう坂道には真っ赤に色付いたカエデ

11/25 14:12

路肩にはたくさんのお地蔵さんが鎮座しています

11/25 14:14

今回の旅で一番の紅葉は道端のカエデでした（＾＾）

11/25 14:16

平清盛の寵愛を受けた白拍子、妓王と仏御前がともに暮らしたとされる祇王寺、新田義貞公の首塚と、名所目白押しですがスルー・涙

11/25 14:22

二体の阿弥陀様のいる二尊院だけは目の前を通るので立ち寄ることに（写真はJRそうだ京都へ行こう、のCMで使われた場所）

11/25 14:22

阿弥陀如来像はツインズですが、手の形（印）が違うんですよ→釈迦如来とお二人で並んで、の間違いです（滝汗）

11/25 14:27

紅葉の馬場もすでにほとんど落葉・・・涙

11/25 14:36

激混みの常寂光寺、落柿舎はパスし、髪結いの神さま、御髪神社も遠くからパシャリ

11/25 14:37

有名な竹林は身動きが取れないほどの混雑、なぜかウェディングドレスとタキシードを纏った男女が熱く抱擁（中国では新婚旅行で嵯峨野が人気のようで、ロケ中だったようです）

11/25 14:39

嵐山公園のなかを通過（トレイルは二手に分かれますが、右手からぐるっと回り込むコースを選びました）

11/25 14:49

日本ではないような雑踏を抜け、渡月橋もそそくさと通過

11/25 15:01

阪急嵐山駅の前を通過し、突き当たりの歯医者を左折するとすぐに、言われないと分かりにくいトレイル入り口（標識は西山26）

11/25 15:03

静かになってホッとひと息、モミジの赤い葉っぱに癒されます

11/25 15:06

静かな竹林を登り詰め、落葉樹の林をしばらく歩くと、

11/25 15:29

眺望のいい見晴らし台、下に渡月橋が見下ろせます

11/25 15:30

左手には岩田山公園、眺望を楽しむ人たちが見下ろせます

11/25 15:30

遠くには比叡山、日射しが陰って神々しい感じ

11/25 15:30

大堰川に沿って京都の市街地が広がります

11/25 15:31

見晴らし台のベンチ、ゆっくりしたい気分ですが暗くなるとイヤなので先を急ぎます

11/25 15:34

しばらくで松尾山276m

11/25 15:33

三等三角点がありました

11/25 15:34

こちらからも下界がちらっと見下ろせます

11/25 15:38

松尾山をぐるっと周回し、西山32の標識や案内板がある辻を、案内板に向かって右手に降ります

11/25 15:54

下り一方かと思いきやときどき登りのある道、清水寺の裏山あたりと同じく滑りやすい岩で注意しながら歩きます

11/25 15:55

最後の小ピークを乗っこすと、柔らかい日射しが斜めに射してきました

11/25 15:58

斑模様の市街地は、天地創造風の一枚

11/25 15:59

明日はいい天気になりそうです（＾＾）

11/25 16:03

この標識もあといくつ見れるのかな

11/25 16:04

山の端に落ちる日射しと競争しながら、急坂を慎重に下ります

11/25 16:08

薄暗くなる頃、苔寺の裏山竹林に到達

11/25 16:10

意識しませんでしたが、竹林階段を下りきった場所に建つ「西山51」が京都一周トレイル最後の標識となりました

11/25 16:15

予約しないと見れない敷居の高い西芳寺、いつか計画的に訪問してみたいです

11/25 16:19

東海自然歩道はこの階段を斜めに上がるらしいですが、京都一周トレイルはこの先標識がないため、迷った挙げ句直進しました

11/25 16:29

苔寺からの道を直進し、小学校の先にある古木を右折、しばらく先を左折し上桂駅へ

11/25 16:41

トレイル標識を探してしまった阪急嵐山線上桂駅、すでに照明が灯っています

11/25 16:44

阪急6300系4両編成の嵐山線車両、渋い色目です

11/25 17:40

京都駅に戻り、ヨドバシのなかのとんかつ屋で串カツと生ビールで打ち上げです

11/25 20:36

ヨドバシで買い物三昧ののち、せっかくなので京都タワーに登り、京都駅、大阪方面

11/25 20:41

無料の望遠鏡で覗くと、ひときわ高いあべのハルカスがぼんやりと見えました

11/25 20:42

東の方角にはライトアップされた清水寺

11/25 20:49

竜宮城のような一枚、きっと大勢の人たちで賑わう現地では鯛や平目が舞い踊っていることでしょう・・・♪

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

備考

熊が出没するようですので、熊鈴はあったほうがいいでしょう。

感想

yamaonse

二年ぶりとなる京都、今回は一昨年に引き続き、歩き残した京都一周トレイルの後半部分、大原から苔寺までを繋ぎます。関東は史上初となる11月の積雪、東海道新幹線から見る横浜あたりの風景は、家々の屋根が真っ白でしたが、大丈夫かな。

初日は京都着が10時過ぎ、地下鉄とバスを乗り継ぎ、大原の戸寺バス停に着いたのはお昼ちょっと前です。どんより雲ですがときどき日射しもある空模様、喧噪の観光地から一歩外れ、静かな里山から集落を行き来しながら鞍馬を目指します。

歴史のある峠を越え、時間もあるので鞍馬寺。宝物殿では国宝、重文含め数体建ち並ぶ毘沙門天像を見比べ、パワースポットで気をもらいながら参拝。その後は叡山電鉄鞍馬線の二ノ瀬駅まで歩き、戻った京都市街ではお寺のライトアップを満喫。

翌日はふたたび二ノ瀬駅からスタート、美しい北山杉の木立と小集落を行き来する山道では前日までの疲れがどっと出て足が痛くなりますが、山の家はせがわ、の辺りでいいペースで歩いていることに気付き、ゴールへの意欲が湧いてきます。

高雄のお寺が建ち並ぶ門前で蕎麦を食い、清滝の渓谷から道間違いをしながらも嵯峨野へ。嵐山で終わりかなと思っていましたが、最後の気力を振り絞り松尾山から苔寺まで一気に駆け抜け、とっぷり日が暮れる30分くらい前に上桂駅にゴールしました。

今まで京都は何度となく訪れ、桜や紅葉の一番いい時期にも訪れていますが、ここ2年くらいで一気に大陸からのお客さまが増えました。巷には季節外れの派手な柄の着物を身につけた女性、カップルが増え、さながらコスプレ会場の様相でした。

薄手の寒そうな着物で楽しげに笑う外国の方々、ウエディングドレスでロケする複数組のアジアの方々を見ていて、竹林もモミジもきっとあなたの国にはもっといい場所があるだろうに・・・、でもやっぱり旅先は楽しいものだしね、と妙に納得。

政府は4年後に外国人旅行者を倍増させる計画。季節や曜日関係なくやって来る外国人とホテルやレストランの予約を争うのはなかなか厳しそうですが、トレイルで途中パスしてしまった区間は愛宕山登山と併せてリベンジしたいなぁ・・・