男山ダイレクト

2016年11月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.4km
• 登り: 868m
• 下り: 865m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:12

7:38 男山登山口
12:30 12:50 男山
13:50 男山登山口

ルートはなんとなーくこんな感じ、という程度で、あまりシビアに見ないでやって下さい…。
登山口から岩の基部までだいたい2時間ちょっとです。

天候

快晴。昼頃から少し雲が増える。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

こちらの鹿防護柵を開けて登山道へ入ります。

轍の道をてくてく。

男山のてっぺん！

道なりにしばらく歩くと、火の用心の看板が出てきますので、

その先数十メートルで登山道の左わきにうっすら踏み跡があるのを見逃さない。

目印は、登山道を示すこの標識。

踏み跡を入ってすぐのところ。結構踏まれてるみたい。

徐々に岩が出てきて、歩きにくくなる。落ち葉の下が分からないのでつまづくのよね。

急な尾根をぐんぐん上がっていく。息も心拍数もぐんぐん上がっていく。

林業用とおぼしきワイヤーが出て来たら、尾根を左に逸れて山肌をトラバースぎみに進む。

とりあえず左に左にと道を取っていく。この辺り、踏み跡はもう分からない。

地形がなだらかなので、ちょっと分かりにくいかも。

そして、ようやく岩の基部と思しき場所に出た！

ご丁寧に赤テープが貼ってあるので、これを頼りにさらに登っていくと…

出ました、第一岩峰。これが1ピッチ目です。最も易しいピッチなので、リードさせてもらいました。

上部の立木にランナーを取ったところ。ここまで10メートル弱ランナウトしてます。

そこからの眺めっすよ。バツグンっしょ。見えてるのは八ヶ岳。ほぼ全部見える。

リード経験が浅いので当然ビレイシステム作るのも不慣れ。ブツブツ独り言言いながらいちいち指さし確認した。

うまく撮れなかったんだけど、雪をまとった富士山がはっきり見えていた。ついでに甲斐駒も見えてたんだよ。とにかく特等席感ハンパない、このルート。

第二岩峰。ここはもちろん先輩がリード。途中で切って2ピッチで登る。とても岩がもろい。先輩が決めたカムを回収する際、岩が欠けてビックリした。

第三岩峰。このルートの核心部。右のフェイスに錆びたピトンが2つ打ってある。上から、小学生の頭ぐらいの石が落ちてきた。死ぬかと思った。

その第三岩峰の基部。かなり広い鞍部になっている。後続パーティーには、背後でしばらく待っていただいた。ベテランの皆さんだった、ありがとうございます。

最後に、ゴジラの背中的リッジを詰めれば、男山の山頂に立てる。もうそこにピーク見えてる。

お互いに写真撮り合いっこ。バックが八ヶ岳…だと思う…。

山頂からの眺望…って雲出てきちゃった。もう少し明るかったんだけどなぁ、うまく写真撮れないや。

360度遮るものなし。先輩からもらったサンドイッチ、美味しかったなぁ。

名残惜しいですが下山。振り返って男山。いい季節に来たなぁ、また登りたい。

感想

chunkichi

バリエーションデビューでーす。
1ピッチ目だけリードさせてもらいました。
登る前は緊張してドキドキしたけど、登り始めたら案外集中できた。
このルートは、登ること自体は難しくはないのですが、
岩が欠けたり、浮石にロープが触れたりするので、色々神経を使います。
あーこれが本チャンってやつなのかー、と、初めての私は思いました。
景色はとにかくもうとんでもなく素晴らしいです。
秋の凛とした空気。
雄大な八ヶ岳の裾野、そこに広がる田園風景。
彼方には雪を戴いた甲斐駒ケ岳、富士山。
こんな素晴らしい山があることを、なぜ私は今まで知らなかったのだろう。
ハイキングコースもあります（下山で使用しました）ので、
クライミングをされない方でも山頂からこの素晴らしい景色が見られます。
往復5時間程度ですので、ぜひ訪れてみて下さい、オススメです！！