鍋割山荘に呑みに行く 〜23年ぶりの「独占女の60分」ロケ隊 単独でリピート バカ尾根にやられて塔ノ岳は断念したけど富士山最高!!〜
- GPS
- 06:44
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,415m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:21
天候 | 二日間とも晴れ。 一日目:スタート=半袖ポロ,駒止茶屋=長袖T追加,鍋割山荘=マイクロフリース追加で外出する時はソフトシェル 二日目:寝起き=半袖ポロ+長袖T+マイクロフリース+ダウン+ソフトシェル,スタート時=半袖ポロ+長袖T+マイクロフリース,下り始めてすぐ=半袖ポロ+長袖T |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当初公園駐車場に停めたが「夜間駐車はやめろ」との表示。 閉鎖するだけなら小屋泊まりだからいいじゃん,って思ってたんだけど「どんぐりハウス」で聞いたらやっぱりダメとのこと。 急遽コインパーキングに移動。 駐車代:800円/日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
先日の54年ぶりに東京で積雪した雪とか,霜柱が溶けてのグチョグチョぬかるみとか,朝の霜柱とか心配してましたが。 二日とも予想最高気温が15℃ぐらいのあたたかさ(秦野市)ということもあって特に問題はありませんでした。 |
写真
感想
東京で組合関係関東部会で仕事。
金曜日の午後スタートで,忘年会必須参加付き。
新幹線で行こうかなぁ。
ん?
まてよ?
丹沢の天気予報,というか秦野市の天気予報,土日晴予報。
しかも二日とも最高気温15℃。
朝は冷えるとしても,土曜日鍋割山荘泊だったら,大倉に朝一いなくても何とかなるし,こりゃ決まりだがね。
ということで,金曜日に川崎の定宿に車を走らせながら,電話で鍋割山荘の宿泊予約を取り付け。
川崎の定宿に車をデポして電車移動。
仕事はまた受けといて忘年会に突入するも,鍋割山荘があるからと言ってなんとか一次会でお許し頂き(振り切る?)。
川崎に戻って,一軒だけ気になってたお好みやさんに定宿までの途中寄ってみたら閉店後。
あぁ,やっぱり駄目だったかぁ,と少し落ち込み,部屋で独り酒を飲み。
朝起きたら,普通の時間。
<一日目>
まぁ,鍋割山荘に16時までにつけばいいからとのんびり構えてスタートしたら,土日の首都圏脱出高速渋滞忘れてて,地味に渋滞。
予定のスタート時間より30分遅れでスタート。
大倉の「バカ尾根」上がって「塔ノ岳さん」でビール飲んで富士山見て。
稜線歩きを楽しみながら鍋割山荘についてまたビールからスタートって計画でした。
まぁ,渋滞でスタート時間遅れたけど。
遅れても間に合う時間だし,そもそも計画が「コースタイム」だし。
「かつて知ったるバカ尾根」のつもり。
「コースタイムは多少でも短縮できる」ってつもり。
そもそも計画段階で「駐車場のこと知っているつもり」だし。
10年使ったザックの腰ベルトのバックルは割れるし。
「バックル使えないから腰の支え無くなっちゃうけど,腰が壊れている僕ダイジョウブゥ?」って不安もあり(直接ベルトで縛るってことで解消したけど)。
なんだかんだで歩きだしたら,さすが2年半ぶり。
記憶がまだら。
年2ぐらいで歩いてたら記憶あるんでしょうけどね。
そこに,延々と続く恐怖のカイダン話。
年2で登ってた時でもきつかったのに,ブランクあけて昔の記憶(希望的記憶)とおんなじことができるわけがない。
変な時間にスタートしてるから,昼食とるタイミングもわけがわからなくなり。
バテバテで金冷しまで。
もう僕は「コースタイム」だったら行けるでしょって思うことはいたしません。
予備を考え計画します。
さらに,塔ノ岳さんにはゴメンナサイ。
僕の主たる目的は「鍋割山荘に呑みに行く」ことだけだから。
と,鍋割山荘に向かい。
鍋割山荘は23年前。
僕が学生のころにアルバイトでロケ車の運転手をやっていたころ。
ご主人の取材のために,当時のTV朝日で土曜のお昼にやっていた「独占!! 女の60分」って番組でロケ隊が組まれ。
当時所属していたアルバイト先の会社で僕が一番若く体力もありそうだし。
そもそも携帯電話がまだ弁当箱みたいな大きさの時代で,当時の鍋割山荘には電気が無かったから充電もできず使えない。
ロケスタッフがいつ山から下りてくるのかわからないから,バイトのドライバーも一緒に登ってお手伝いしろってオーダーだったんですけどね。
登山に全く興味もなく強制されて登った初めての標高1000m越えでしたが。
あのバイトの想い出たくさんあるけど,鍋割山荘のロケは僕の人生の中でも思い出としてbest10に入るぐらいの想い出なので,僕の中では「泊めてくれる山小屋」ってだけでも「料理自慢の山小屋」ってわけでもなく,結果的に僕が山に登るきっかけを後で下さった山小屋なので思い入れがすごく強いんです。
山荘についてご主人と奥様とそんなおしゃべりさせていただき。
永久日本チャンピオン 富士のお山を拝謁させていただきながら酒を飲み。
暗くなったら夕食。
おでん,天ぷらに,よせ鍋。
うんまい。
でれうんまい。
ただ,ごめんなさい。
おじさんになった僕は最近「飲むとあんまり量を食べられないおじさん」になっちゃいまして。
鎌倉あたりから平塚を越えて性勝バイパスあたりまでの夜景を見ながらタバコを吸い。
山荘に戻って奥様やスタッフさんとおしゃべりしつつ消灯時間の9時に就寝。
<二日目>
登山客さんに僕の呑んだ後のイビキでご迷惑かけるのは忍びないと,一人休憩スペースの上でスタッフさんと寝て。
ただ,変な寝方。
21時~24時までは記憶なく,寝ていたんでしょうが,そこから尿意で目覚めてトイレに行き。
そこから目が冴えて眠れないってわけでもなく。
眠るために目をつむると「いろんな具体的なことや奇想天外なことが頭に浮かびつつ目を空けてはいないけど寝てはいない」って状態で。
「じゃぁ,目覚めているのか?」っていうと起きているわけでもなく。
「じゃぁ,寝ているのか?」っていうと寝ているわけでもなく。
寝がえりをうち,尿意を感じて2時間ごとにトイレに行き。
朝食の準備が始まった5時までの5時間そんな感じで過ごし。
寝たんだか,寝ていないんだか?
ん?
「全く眠れない」のとも違う。
だって「寝付けない」とかって記憶はさらさらない。
「眠れなかった」って起きるのとも違う。
まぁ朝食準備が山時間だから早いけど,起きた時の感触一緒だし,これを打ってる夕方でもいつもと変わらない。
一個だけ変わった条件があり。
「飲んでいない」条件で「眠れない」訳ではなかった。
「フルサイズで飲んだ結果記憶が無い」って条件で「眠った」訳でもなかった。
ということは,「中途半端に寝つける量飲んだ結果,普段ああやって意識がありながら,体は眠っている」って言うのをやっているということを知ったのか?
思い当たる節があるので考えなきゃ。
まぁ,それは置いといて。
鍋割山荘は朝食も豪華。
美味しいけど,僕が食べられないフルーツは僕には盛らないで?って次から予約の時に言うことにする。
朝食後6時40分前後に日の出が始まり。
ようやくお見せくださったフルサイズのチャンプの雄姿がどんどん赤く染まって。
また,良きものを見せて頂きました。
今まで23年前の2回も含め,鍋割山荘には4回宿泊させていただきましたが。
僕はここからのチャンプの雄姿,全部拝見させていただきました。
おりるだけの二日目だけど。
夜の間の気づきも含めて。
やっぱり丹沢って楽しいですね。
また,チャンス作ります。
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