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Yamareco

記録ID: 1020268
全員に公開
雪山ハイキング
朝日・出羽三山

月山 姥沢口

2016年12月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:37
距離
15.8km
登り
1,264m
下り
1,246m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:49
休憩
0:45
合計
6:34
10:03
10:04
11
10:15
10:28
32
11:00
11:11
41
11:52
11:53
52
12:45
13:00
47
13:47
13:47
9
13:56
13:56
53
14:49
14:53
40
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冬季閉鎖のゲートは無かったが、志津野営場から先は積雪が多く、
無理して上まで車で行くとハマるかも。
今回は、志津野営場前の駐車場を利用。
広い駐車場が有り、殆どの方はそこから出発していた。
コース状況/
危険箇所等
登山ルートは全域雪道。
スキーやスノーシュー等の足回りが無いと厳しい。
朝方は雪が締まっており沈まなかったが、
帰りは雪が緩み、スノーシューで20cm位の微ラッセルになった。

難しい箇所は特に無かったが、牛首から山頂神社への登りがやや急で全域クラスト。
また、所々で岩が出ているので、今回はスノーシューで登ったが、
アイゼンの方が効率は良さそう。
志津野営場前の駐車場からスタート。
駐車場には7台ほど車両があった。
冬でも月山にはそこそこ人が入るらしい。
2016年12月04日 09:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/4 9:03
志津野営場前の駐車場からスタート。
駐車場には7台ほど車両があった。
冬でも月山にはそこそこ人が入るらしい。
雪の積もった車道を進む。
登山口の姥沢までは約3km
雪山登山のアプローチとしては短い方かな。
2016年12月04日 09:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 9:03
雪の積もった車道を進む。
登山口の姥沢までは約3km
雪山登山のアプローチとしては短い方かな。
パイプから水が噴き出し、
水が凍って氷柱が出来ている。
この辺は、もうすっかり冬世界。
2016年12月04日 09:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/4 9:11
パイプから水が噴き出し、
水が凍って氷柱が出来ている。
この辺は、もうすっかり冬世界。
車道を外れて、ショートカット。
電柱を辿って登る。
2016年12月04日 09:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 9:17
車道を外れて、ショートカット。
電柱を辿って登る。
ショートカットルートはまだ雪が少なく、薮っぽい。
たいした藪では無いが、スキーだと大変そう。
2016年12月04日 09:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/4 9:25
ショートカットルートはまだ雪が少なく、薮っぽい。
たいした藪では無いが、スキーだと大変そう。
ショートカットを抜け、更に車道を進むと姥沢口が見えてきた。
2016年12月04日 10:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 10:03
ショートカットを抜け、更に車道を進むと姥沢口が見えてきた。
姥沢口の駐車場。
雲一つない快晴。
白い月山と姥ヶ岳が明瞭に見える。
2016年12月04日 10:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 10:06
姥沢口の駐車場。
雲一つない快晴。
白い月山と姥ヶ岳が明瞭に見える。
月山スキー場のリフト乗り場。
もちろん、今は冬季休業中。
冬に休業して、春から営業するスキー場、てのも珍しいよね。
2016年12月04日 10:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 10:17
月山スキー場のリフト乗り場。
もちろん、今は冬季休業中。
冬に休業して、春から営業するスキー場、てのも珍しいよね。
リフトは使えないので、自力で登る。
2016年12月04日 10:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 10:26
リフトは使えないので、自力で登る。
振り返ると朝日連峰。
あちらもすっかり白くなったなぁ。
2016年12月04日 11:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:00
振り返ると朝日連峰。
あちらもすっかり白くなったなぁ。
リフト上駅に到着。
さっそく月山がお出迎え。
2016年12月04日 11:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:05
リフト上駅に到着。
さっそく月山がお出迎え。
こちらは姥ヶ岳。
今回は登らず、東面をトラバースして月山へ向かう。
2016年12月04日 11:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:16
こちらは姥ヶ岳。
今回は登らず、東面をトラバースして月山へ向かう。
月山を眺めながら登る。
2016年12月04日 11:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:21
月山を眺めながら登る。
その後もトラバースは続く。
尾根上には出ず、最短で牛首を目指す感じで進んだ。
2016年12月04日 11:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/4 11:22
その後もトラバースは続く。
尾根上には出ず、最短で牛首を目指す感じで進んだ。
月山
蔵王に比べると、白さが違う。
やはり、日本海側の山は雪深い。
2016年12月04日 11:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:24
月山
蔵王に比べると、白さが違う。
やはり、日本海側の山は雪深い。
スキーのシュプール。
上の方は藪が少なく、快適に滑れそう。
2016年12月04日 11:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:26
スキーのシュプール。
上の方は藪が少なく、快適に滑れそう。
振り返り、姥ヶ岳を眺める。
2016年12月04日 11:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:38
振り返り、姥ヶ岳を眺める。
このルートは南面に位置する為か、風は穏やか。
更に、陽射しが有るので暑い位だった。
2016年12月04日 11:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 11:58
このルートは南面に位置する為か、風は穏やか。
更に、陽射しが有るので暑い位だった。
トラバースを終え、稜線上に出る。
遠方には鳥海山が見えた。
この辺りから風が強まってくる。
2016年12月04日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:03
トラバースを終え、稜線上に出る。
遠方には鳥海山が見えた。
この辺りから風が強まってくる。
牛首を通過し、月山へ向かう。
雪はクラストし歩きやすくなってきたが、環境的には厳しくなってきた。
2016年12月04日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:03
牛首を通過し、月山へ向かう。
雪はクラストし歩きやすくなってきたが、環境的には厳しくなってきた。
振り返り、稜線を眺める。
雪庇はまだ出来て無さそう。
2016年12月04日 12:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:05
振り返り、稜線を眺める。
雪庇はまだ出来て無さそう。
ウロコ状に固まった雪。
2016年12月04日 12:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:07
ウロコ状に固まった雪。
今回の最大傾斜部。
先行のスキーヤーはスキーをデポし、アイゼンで登っていた。
付け替えが面倒なのでスノーシューで登ってみたが、岩が出ている箇所があるので、アイゼン使用が正解だったかな。
2016年12月04日 12:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:23
今回の最大傾斜部。
先行のスキーヤーはスキーをデポし、アイゼンで登っていた。
付け替えが面倒なのでスノーシューで登ってみたが、岩が出ている箇所があるので、アイゼン使用が正解だったかな。
登りきると、山頂小屋が見えた。
2016年12月04日 12:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:46
登りきると、山頂小屋が見えた。
山頂小屋周辺は白銀の世界。
2016年12月04日 12:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:52
山頂小屋周辺は白銀の世界。
月山神社の鳥居。
まだ見えているが、全部埋まるのはもう間近だろう。
2016年12月04日 12:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:53
月山神社の鳥居。
まだ見えているが、全部埋まるのはもう間近だろう。
肘折方面、月見ヶ原。
滑走しているスキーヤーが居られた。
2016年12月04日 12:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:56
肘折方面、月見ヶ原。
滑走しているスキーヤーが居られた。
北方の山々。
神室連峰かな?
2016年12月04日 12:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 12:56
北方の山々。
神室連峰かな?
月山の山頂。
鳥海山の眺めが良い。
2016年12月04日 13:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:00
月山の山頂。
鳥海山の眺めが良い。
鳥海山、拡大。
こちらも登りに行きたいものだ。
2016年12月04日 13:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:00
鳥海山、拡大。
こちらも登りに行きたいものだ。
庄内平野と日本海。
2016年12月04日 13:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:00
庄内平野と日本海。
山頂から、月山神社を撮影。
ここからなら、撮影OKだよね?
2016年12月04日 13:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:01
山頂から、月山神社を撮影。
ここからなら、撮影OKだよね?
弥陀ヶ原方面。
冬季、こちらからは登れるのだろうか?
2016年12月04日 13:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:02
弥陀ヶ原方面。
冬季、こちらからは登れるのだろうか?
山頂周辺は雪多し。
もう完全に冬の世界だね。
2016年12月04日 13:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:03
山頂周辺は雪多し。
もう完全に冬の世界だね。
山頂から眺める姥ヶ岳方面。
2016年12月04日 13:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:04
山頂から眺める姥ヶ岳方面。
山頂を後にし、下山。
その前に、山頂小屋を見て行こう。
2016年12月04日 13:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:06
山頂を後にし、下山。
その前に、山頂小屋を見て行こう。
山頂小屋は雪囲いされていた。
完全に閉鎖されており、避難小屋としても利用できないようだ。
2016年12月04日 13:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:07
山頂小屋は雪囲いされていた。
完全に閉鎖されており、避難小屋としても利用できないようだ。
小屋前の大岩。
モンスター化しておる。
2016年12月04日 13:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/4 13:08
小屋前の大岩。
モンスター化しておる。
壁も凄い事になってる。
2016年12月04日 13:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:08
壁も凄い事になってる。
小屋前に堆積した雪は、屋根まで達していた。
更に降雪が進めば、小屋全部が埋まるのかも?
2016年12月04日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:10
小屋前に堆積した雪は、屋根まで達していた。
更に降雪が進めば、小屋全部が埋まるのかも?
では、そろそろ下山しますか。
2016年12月04日 13:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/4 13:12
では、そろそろ下山しますか。
登山道を示す鉄柱は、まだ出ていた。
2016年12月04日 13:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:16
登山道を示す鉄柱は、まだ出ていた。
エビの尻尾。
今季初めて目にしたが、なかなか立派な尻尾だ。
2016年12月04日 13:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:17
エビの尻尾。
今季初めて目にしたが、なかなか立派な尻尾だ。
道標?に出来た尻尾。
これは大きい。
2016年12月04日 13:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:18
道標?に出来た尻尾。
これは大きい。
この日は、夕方から天気が崩れる、との事。
確かに、朝日連峰方面は雲が増えてきている。
2016年12月04日 13:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:19
この日は、夕方から天気が崩れる、との事。
確かに、朝日連峰方面は雲が増えてきている。
朝日連峰、拡大。
連休が有ったら、あちらへも行ってみたいんだけどなぁ…
今は厳しいですかね^^;
2016年12月04日 13:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:19
朝日連峰、拡大。
連休が有ったら、あちらへも行ってみたいんだけどなぁ…
今は厳しいですかね^^;
では、下ります。
2016年12月04日 13:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/4 13:23
では、下ります。
そこそこ傾斜があるクラスト斜面なのでスノーシューで下るのは怖いかも。
アイゼンで下った方が良かったな。
2016年12月04日 13:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/4 13:28
そこそこ傾斜があるクラスト斜面なのでスノーシューで下るのは怖いかも。
アイゼンで下った方が良かったな。
めくれたような雪。
こういうの、結構好きです。
2016年12月04日 13:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/4 13:49
めくれたような雪。
こういうの、結構好きです。
牛首からは別ルートで。
牛首下の雪渓から下山する事にした。
2016年12月04日 13:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:50
牛首からは別ルートで。
牛首下の雪渓から下山する事にした。
振り返り、月山を撮影。
そういえば去年の7月、この辺でtooleさんとyonejiyさん、シリセードしてましたね(笑)
2016年12月04日 13:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:53
振り返り、月山を撮影。
そういえば去年の7月、この辺でtooleさんとyonejiyさん、シリセードしてましたね(笑)
トレース発見。
辿らせて頂きます。
2016年12月04日 13:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 13:56
トレース発見。
辿らせて頂きます。
牛首下から眺める姥ヶ岳。
2016年12月04日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/4 14:00
牛首下から眺める姥ヶ岳。
牛首下から更に下ると、雪原地帯が広がる。
この辺で幕営してみたいものだ。
2016年12月04日 14:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/4 14:05
牛首下から更に下ると、雪原地帯が広がる。
この辺で幕営してみたいものだ。
樹林帯に入ると、雪が緩んで沈むようになってきた。
2016年12月04日 14:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/4 14:11
樹林帯に入ると、雪が緩んで沈むようになってきた。
尾根の東側トラバースが続く。
傾斜は大した事が無いので難しくはないが、この辺ちょっと嫌な感じ。
2016年12月04日 14:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 14:31
尾根の東側トラバースが続く。
傾斜は大した事が無いので難しくはないが、この辺ちょっと嫌な感じ。
リフト乗り場の下側に出た。
2016年12月04日 14:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/4 14:43
リフト乗り場の下側に出た。
姥沢口まで戻ってきた。
2016年12月04日 14:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/4 14:51
姥沢口まで戻ってきた。
朝日連峰を眺めつつ、車道を下る。
2016年12月04日 15:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 15:00
朝日連峰を眺めつつ、車道を下る。
駐車場に帰ってきた。
駐車している車は、私が最後。
殆どの方がスキーヤなので、皆さん、下山が早いんだよね^^;
2016年12月04日 15:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/4 15:38
駐車場に帰ってきた。
駐車している車は、私が最後。
殆どの方がスキーヤなので、皆さん、下山が早いんだよね^^;

感想

久々の快晴日曜日。
日帰りだけど、今期の雪山始めと行きたいものである。
出来れば我が家から近い朝日連峰に行きたいところだが・・・
もうこの時期の朝日連峰となると、日帰り登頂は絶望的。
蔵王も近いが、まだ黒々としており、雪山と呼ぶには程遠い。
ガッツリ雪が有り、日帰りで行ける山、なんて近場に無いものか?


・・・ん?
そうだ、月山へ行こう!

と、まるで温泉へでも行くようなノリで決めてしまった月山登山。
スキーの山という印象、そして近場に朝日連峰が有る、と言う理由から、
これまで積雪期に登った事がなかった。
だが、調べてみると、冬季の登山口(姥沢)までのアプローチは3km程度で、
朝日連峰に比べると敷居はかなり低い。
(朝日の場合は、最低でも7km)
これなら日帰りでも行けそうである。
春の飯豊縦走以来、実家の御蔵に放り込んでいた冬用道具を掻き集め、
早速、月山へ向かってみた。

期待通り、月山は雪深く、入山地点となる志津野営場前駐車場からすでに雪道。
朝方、少しトラブルがあって(要は寝坊だが)、ちょっと出遅れた為、
急ぎ足でのスタートとなったが、予報通りの快晴で、気分良し。
久々に踏む雪の感触が心地よい。
朝方の低温で雪は締まっており、すでにスキーヤーや登山者の方々が入山しており、
路上にはトレースが出来ている。
ラッセル負荷は殆ど無く、姥沢へのアプローチは順調に進んだ。

姥沢口に到着後は、リフト乗り場方面へ向かう。
今回のコースは、去年の7月、mokkeリーダーに率いられて歩いたコース。
月山はすっかり雪に包まれて、あの時とは様変わりしていたが、
それでも、どこか懐かしい。
始めて見る雪山だけど、懐かしい様な、そんな奇妙な感覚を抱きつつ、
当時歩いたルートを歩いてみる。
終始快晴で、風も穏やかな登山日和。
それでも、やはり2000m近い月山山頂付近は過酷である。
牛首付近から風は強まり、山頂に着く頃には、陽射しがあるにも関わらず、
凍てつくような寒さを感じさせる。
やはり、あの時の月山とは、別物のようである。

だが、白銀の世界と化した山頂景色は素晴らしく、風防着けて周辺徘徊。
雪で覆われた月山神社や、山頂小屋、そして山頂からの眺めをしばらく楽しんだ。
これまで、食わず嫌いしていた冬の月山だが、こうして見ると、実に良い雪山だ。
今回の姥沢口以外にも、良い冬季ルートがありそうな山である。
これから先の時期となると、悪天と大雪に阻まれて登頂困難な山となりそうだが、
麓側の低山部にも良さそうな冬季ルートがありそうで、
ちょっとした雪山ハイキングも楽しめそう。
今期のテーマとして、この月山、少し開拓してみたく思うところである。

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コメント

同じ日に
のんびりと蔵王にいきました。
月山はなぁー、私には無理って早々に諦めました。さすがにこっちは雪多いですね。

弥陀ヶ原のほうですが、6合目に小屋があり、そこは高校生の冬季合宿に利用されるとのことです。
北月山からも冬に登れるのかな?
そこは聞いていないですが。
2016/12/5 13:45
kimberliteさん、こんばんは
蔵王はまだ雪が少ないみたいですね。
初冠雪が早かったので期待していたのですが、今年も少雪になりそうな気配濃厚ですね。。。

弥陀ヶ原、冬季に人が入れるのですか
一体、どこから入山するのでしょうね?
まさか、ビジターセンターからの道路を歩いて入山?!
だとしたら、相当なロングルートになりそうな…
非常に気になるところです。
今度聞く機会があれば、ぜひ教えてください!
2016/12/5 22:17
Re: kimberliteさん、こんばんは
再び失礼します。
月山はやはり神社関係の方が県道211閉鎖中も入っています。
が、どのようなルートをとるか今はちょっとわかりませんので、関係者と会う機会あったら聞いて見ます。
また、冬季ルートとして適しているかわかりませんが、庄内町瀬場の北月山荘あたりから7合目までは道があるんです。地形図にもないみたいですが…。車道に出ますよ。
通ったことないのでどんなのかわからんですが、庄内町の町民トレッキング行事でも歩かれている道です。
知っていたらすみません。まあ参考までに。
また何か聞く機会がありましたら、おしらせしますね。(^_^)
2016/12/6 21:31
Re[2]: kimberliteさん、こんばんは
そうか、北月山荘方面がありましたか!
県道211ばかり見ていて、北月山荘の方はノーチェックでした^^;
なるほど、確かに地図に道は記載されていませんが、北月山荘から南へ続く尾根地形がありますね。
たぶん、この尾根上に道があるのでは?なんて思いつつ、目星を付けているところです
雪が積もったら、ぜひチャレンジしてみたいルートです。
貴重な情報、ありがとうございます!
2016/12/7 23:15
まさかのニアミス
Luskeさんも登られていたとは、私はというと時間を見ると山頂に着いた頃にはすでに下山してました。午後から曇るとの予報だったので早めに出発しましたが、午後も天気良かったみたいですね。
牛首からしたの樹林帯、私も幕営に良さそうだと思いながら歩いてました。
こちらに戻ってから忙しそうみたいですね、連休があれば月山で幕営も良さそうですね
2016/12/5 18:34
manimaniさん、こんばんは
アッセントらしきスノーシューのトレースが有ったので、
もしやと思いましたが、やはりmanimaniさんでしたか
牛首から先は、トレース辿らせて頂きまして、大変助かりました。
この場を借りてお礼申し上げます。

この日は、12月にしては珍しい位に穏やかな天候に恵まれましたね。
お互い、良い日に月山に登れて嬉しく思います。
これからは、山形近辺の山歩きが中心になりそうなので、
お会いする機会も多々あるかと思います。
その際は宜しくお願い致します。
2016/12/5 22:19
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