大山街道府中道第4日目（依知〜石倉橋）

2016年12月06日(火) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 19.0km
• 登り: 213m
• 下り: 204m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:20

7:56 依知小学校前バス停
8:53 8:53 中津川大橋
12:16 石倉橋バス停

依知小学校前バス停出発　　7:56
石倉橋バス停到着　　12:16
歩行時間 4時間20分
歩行距離 19.0km
高低差 113m
歩数 23,632歩

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

海老名駅からバスで依知小学校前バス停へ。
石倉橋バス停からバスで伊勢原駅へ。

写真

依知小学校前バス停を出発。

横浜水道道路。 海軍水道とも呼ばれ、旧海軍が中津川の水を取水し、逸見（へみ）浄水場までを給水配管した上を道路にしたものです。ここは通過します。

信玄道。永禄12年（1569）に武田信玄が小田原北条氏を攻撃した際の甲州軍の帰路と言われています。ここを南下します。

大六天神社。

長坂で河岸段丘を下ります。

今日も大山がよく見えます。

日枝神社。

日枝神社境内の安永3年（1774）の庚申塔。台座が道標になっています。「右津久（井）／東いそ（べ）／左あつ（ぎ）」

中津川の三田（さんだ）の渡し跡。ここでまた先週に引き続き迂回します。今日の迂回は短かそう。

中津川大橋まで来ました。この橋は2010年に架けられたものでそれまでは才田橋まで大迂回する必要がありました。中津川大橋で中津川を渡ります。

中津川に舞う白鷺。

嘉永4年（1851）の大山道標 。正面「（此）方　大山道」。左の像が右の台座に乗っていたと思われます。

左面「此方　いそへ／ ほしのや　道」

右面「（此）方　あ津木道」

八幡神社。

荻野新宿交差点。大山街道八王子道、大山街道吉野道とここで合流します。

日吉神社。

境内に芭蕉句碑が2つありました。「旅人と我名よはれん初時雨」「ほとゝきすまねくか麦のむら尾花」

矢名街道の道標。北は武州八王子、南は大住郡矢名村（現秦野市）をつなぐ道の名称で、この道は、南西に延び、小田原に向かっています。江戸時代には大山詣道として賑わいました。

千光寺

白山神社

道祖神

小野神社

飛び出し君。新顔です。

双体道祖神

津古久（つこく）峠。小田原北条氏が、武蔵の諸城に連絡する道路として発達し、厚木市と伊勢原の境です。

ここを行くと自然散策路になりますが、これが大山街道です。

茶屋跡

こういう道はうれしい。

展望広場に寄り道します。

展望広場

展望広場より見た大山。

伊勢原方面。奥に見えるのは相模湾？

三光寺

東名高速道路にぶつかりました。本来はこの手前を右折して5〜600m先で江戸からの大山街道青山道と合流し大山に向かうわけですがい、今は東名で消滅しています。

現在の青山道との合流地点です。この先は青山道を歩いたコースと重複しますが、もう一度石倉橋まで歩きます。

明和9年（1773）の双体道祖神で台座が道標を兼ねています。「左ひなた（日向薬師）　右いゝやま（飯山観音）　七五三引（しめひき）村」とあります。本来もっと南にあったものと思われます。

三所石橋供養塔。千石堰用水に架かる三つの橋の供養塔です。ここはよく覚えています。

大山道標

「上り大山道　下り戸田道、厚木道」

庚申塔。「左此方　かない道」「右□□道」

この石倉橋交差点を今回の春日部から4日間の大山街道府中道歩きのゴールとします。これで完歩とします。

石倉橋より大山

石倉橋の動明王像の乗った道標。石倉橋はあちこちから来る大山街道が合流してくる重要な地点であることがわかります。

「左　戸田、あつぎ、青山道」

「右　い世原、田村、江ノ島道」

「此方はたの道、此方ひらつか道」

石倉橋バス停、伊勢原駅までバスで帰ります。

感想

onody

大山街道府中道を完歩しました。今日の自然散策路になった旧道は楽しかったです。これで大山街道は青山道と府中道を歩き終えたので、来年は他の大山街道も歩いてみたいと思っています。