双六届かず弓折岳で心折れ

2016年11月29日(火) 〜 2016年12月04日(日)

コースタイム

1日目

• 山行: 2:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:20

12:30 スタート地点新穂高
14:50 わさび平

2日目

• 山行: 10:10
• 休憩: 0:50
• 合計: 11:00

4:00 わさび平
12:10 13:00 鏡平
15:00 ビバーク地点

3日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:20

8:40 ビバーク地点
12:00 弓折岳

4日目

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:30

9:30 弓折岳
12:20 13:00 鏡平
13:00 鏡平の上

5日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:10

9:20 鏡平の上
12:00 0:00 わさび平
14:20 15:30 新穂高
16:30 わさび平

6日目

• 山行: 1:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:00

7:30 わさび平
8:30 ゴール地点

写真撮りながらのゆっくりペース。行程変更により滞在型みたいになりました。

天候

曇り-曇りのち雪−風雪−晴れ−晴れ−晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

秩父沢手前から雪。この時期の雪はやや重いです。

その他周辺情報

新穂高温泉「中崎山荘」立ち寄り湯800円、露天、温泉サウナあり。

写真

11/29 14:49

わさび平小屋。避難小屋は無し

11/30 2:46

星沢山だった

11/30 7:20

11/30 11:18

はじめて来たがなんとなく見える夏道をたどる。鏡平手前で膝ラッセルになっていた。

11/30 12:03

鏡平

11/30 12:50

鏡平小屋も避難小屋は無し。必要ない荷物をデポする。帰り来た時には4,50センチ下に埋まっていた。右下の赤いの。

11/30 13:01

池は結氷していなくて雪が乗っかってるだけのようで。渡る時一瞬慌てる場面も、、、

11/30 13:02

鏡平小屋

11/30 15:17

鏡平から少し上がった所。天気が怪しくなってきた。

11/30 15:53

トラバース途中でビバーク。明日は、この道を行かずに弓折への稜線へ出てから弓折岳を目指そう。

12/1 10:37

一晩中パラパラ降り続き、今日もラッセル。藪コキもあり。

12/1 12:07

腿。時に胸ラッセルしながら弓折岳へ。

12/1 13:15

弓折岳山頂付近。夏なら30分くらいのところを3時間以上かけて来た。双六への稜線も雪深くラッセル必死。時間は早いがこの先ビバーク出来るところがあるのか分からず天気も↓なためここで泊まることとする。気分は↓↓↓日数の余裕は若干あったが、先へ進むと閉じ込められるかも、と不安よぎる。

12/2 5:16

24時間以上降り続いた。あられのような雪。雨がザーザー降っているように聞こえるときもあった。20m程の風にも耐えたツェルトだが、朝、雪に半分埋まっていた。

12/2 5:45

嘘のように静かな朝だった。

12/2 6:52

槍ヶ岳LOVE。炎で包まれる。

12/2 7:07

12/2 6:35

12/2 9:26

今回初めてこちら側からの槍を見た。カッコいい。

12/2 10:06

弓折稜線。双六へのルート上の雪は締まっておらずラッセル必死。前へ進む気は失せ天気が良い中、敗退。

12/2 10:47

12/2 11:13

12/2 11:14

下りてきた弓折岳

12/2 11:26

12/2 12:02

鏡平手前にて真新しいトレースと出くわした。人にしては小さく浅いが狸や狐よりでかい、、

12/2 12:06

はっきりした足の跡は分からなかったが、やはり熊か。

12/2 12:07

鏡平の向こうへ降りている。笛を一発吹いた。槍に響く程の大きな音が鳴った。

12/2 12:17

鏡平

12/2 12:19

今回は難なく渡れたが池の上は渡る勇気がない。

12/2 14:20

鏡平の上のピークまで上がり泊まる。
天気が良いので、ぺしゃんこになったシュラフを乾かす。いくらかロフトが戻った。

12/2 16:31

オーヴェント槍

12/2 16:06

12/2 19:34

星がいっぱい。もやっとしているのはアンドロメダ星雲か。

12/3 9:27

翌朝。昨日降りてきた弓折からのトレースが見える。

12/3 9:29

12/3 9:50

12/3 9:50

帰路。今日もノートレース、、、

12/3 10:01

12/3 10:29

お、人が上がってきた。何日ぶりだろうか。しばし談笑しました。

12/3 10:48

今日は土曜日。5名が上って行きました。ここからは楽に下りれた。

12/3 11:34

12/3 11:34

12/3 12:42

12/3 12:45

わさび平着。晴天の中敗退してきた蟠りが晴れずにいる。なんか中途半端。もう一食分あるし、肉もあるし、でもう一泊する。。

12/3 15:29

新穂高までビール買いに下りる。んで温泉にも浸かる。

12/3 17:52

途中拾った朴葉で肉入り朴葉味噌作ってみる。つまみに最高！

12/3 19:29

星が、、

12/4 7:53

ここの水がうまい

12/4 8:03

わさび平〜新穂高、凍り付いてるところが何箇所かあって危ない。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

kumadaro

9月の農鳥以来の泊まり山行。

撤退は今まで何度かあるけど、敗退と思ったのは今回初めて。
悪天候とラッセルで後ろ向きになった気持ちは、絶好の天気となった翌日以降も前を向くことは無かった。

天気は好転すると分かっていたから双六向かえば行けたと思うし、とっとと降りてロープウエィ使って西穂往復でも良かった。
でも気が進まなかった。歳かなぁ。

コメント

テヘ

新田次郎の小説を読んでるような、、。
熊太郎さん こんばんは?

私は雪山は二度しか経験有りませんが、
二度と行く事も無いと思います。

しかし凄いものですね、
気力と体力が無いと出来ません(ｰ ｰ;)

羨ましい限りです(￣▽￣)

冬の星座は綺麗です。冬山では手が届くような
感じでしょうね(^｡^)

kumadaro

Re: 新田次郎の小説を読んでるような、、。
teheさま、こんにちは。

新田次郎だなんて
足元の砂粒にも遠く及びませんですょ。

雪山は、自分でルーファイしながら歩いたり、シンプルな白と黒と青の世界だったり刺激的で止められません^^;
ラッセルは、気力体力勝負で辛いですけど、、、。
今回は、気力負けでした。

星座は、全く覚えられないのですが、
明るい星は眩しいくらいに光り
落ちてきそうなくらい沢山輝いてる時があります(^^♪
夏の天の川も良いですね。
山の夜って、晴れ上がってることが多く、夏も冬も星空には感動させられます。