知床縦走
コースタイム
4日:二ツ池指定天場 1- 南岳 1知円別岳 1.5 硫黄山肩 1- 硫黄山 0.5 硫黄山肩 1.5 沢入り口(Co.950) 1 新火口 1 カムイワッカ橋
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
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感想
2日:一路知床へ
朝8時にまたたびを出発.ここでミチンロウが月曜定休だと知り,リーダーは愕然とする.しょうがないので,本別の浮舟に行く事にするが14時ラストオーダーで時間がぎりぎり.本気のドライブ.ぎりぎりで入店し,美味しいトンテキを喰らい,知床斜里で電車組を回収.
3日:縦走前半
3日,4日は天気がいいので頑張りたい所.岩尾別温泉からの夏道は超快適.途中で休憩をしつつ羅臼平まで.昨年秋にボーゲンがおおやられした話で盛り上がる.羅臼岳までもペイントが豊富にあり登山道を外す事は無い.登山道を外さなければ何ともない道だ.
羅臼Peakにつく頃にガスってきてしまう.みんなで幸せのポーズをする.羅臼平から三峰方面に進む.深田久弥が勝手に決めた百名山に登って喜んでいる,僕とは違う価値観の人達がたくさん通る羅臼岳までの登山道に比べると,ブッシュが気になるが,至って快適かつ明瞭な道が続く.晴れているし何とも気持ちのよい縦走だ.サシルイPeakで大休止.昼寝したり景色眺めたりみんな思い思いに過ごす.オッカバケを超えて二ツ池まで頑張る.二ツ池には周囲のハイマツと夕焼け空が,無風で鏡のようになった湖面にコントラスト鮮やかに映る.まさに天空の別天地だ.雨の降らない幸せな幕営.晩ご飯も酒もたくさんで,いい気分.
4日:硫黄山へ…
天の川が鮮明に見え,時折星の流れる空の下で朝の食事.フライシートやフードロッカーが凍り付くほどに寒いが,なんとも贅沢な時間を過ごす.南岳で乗っ越を決める.黄金色に輝き,日陰では霜で白く化粧をしている高山植物の平原をのんびりと歩く.
知円別トラバースからsLtopにする.ここは足元が崩れ易い砂とレキと浮き石の斜面.ストックをついて慎重に進む.硫黄までの稜線は知円別トラバースから岩峰までの間が最も怖い.高度感もある.今シーズンここで死亡事故もあったそうで気を引き締めて通過.その先は快適な稜線歩きに変わる.羅臼までの知床の山々が一望.硫黄山の外輪も圧巻だ.硫黄肩までの間に一カ所岩盤の下りがあり,後ろ向き三点確保.
硫黄山への登りはまず偵察.下部には白とオレンジの木の棒が,上部は岩に描かれたペイントが正しい登山路を示している.確かに浮き石が多いがそれほど危険ではなく,これがいわゆる右ルートであったと思われる.硫黄Peakには看板とかはなく三角点がおかれているのみ.虫もおおいのでそそくさと後にする.下りは後ろ向きを交えつつ下る.
硫黄川の下りは長く疲れる.羅臼側に比べると歩いている人はかなり少なそうな道.滝の捲きで2カ所ほど嫌らしい所があった.新火口周辺は登山道が判然とせず,視界の無いときなどは要注意だ.あとは硫黄岳登山口まで降り,イダシュベツ橋まで車を取りにいく.
5日:とおまわりAt.
9時からだらだらと朝ご飯を作る.K田から電話がきて迎えにきてほしいらしいので,地の涯へ向う.途中,チャリダーT岡を追い越す.風呂に入り知床五湖を巡り,熊の湯に入りいざとおまわりへ.
6日:札幌へ帰札
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