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Yamareco

記録ID: 1023330
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

街道を行く! 秋月街道・新旧八丁越

2016年12月10日(土) 〜 2016年12月11日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:50
距離
25.5km
登り
1,361m
下り
1,346m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:19
休憩
0:14
合計
5:33
11:47
59
本覺寺
13:12
13:22
27
古八丁峠
13:49
13:50
85
岩骨分岐
15:15
15:15
68
新八丁峠
16:23
16:23
57
高内
17:20
17:20
0
本覺寺
17:20
ゴール地点
2日目
山行
1:59
休憩
0:12
合計
2:11
11:32
38
千手
12:10
12:15
50
八丁越登山口(大力)
13:05
13:12
31
岩骨分岐
13:43
千手
スタート地点 11:47 - 12:46 八丁越登山口(R322との分岐点) 12:49 - 13:12 古八丁峠 13:22 - 13:49 岩骨分岐 - 15:15 新八丁峠 - 17:20 ゴール地点

11:51 移動の開始
17:20 移動の終了
天候 一日目:晴れ、二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
一日目:本覺寺駐車場より
二日目:千手小学校より(下りは自転車)
コース状況/
危険箇所等
・旧八丁越は半分が石畳で明瞭。
・新八丁越は嘉麻市側は林道がほとんどで距離が長い。峠から秋月側の高内までは廃道化寸前で難路。
・千手〜大力は車道歩き
秋月の眼鏡橋です。正式には長崎橋と言うらしい。
2016年12月10日 11:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
3
12/10 11:26
秋月の眼鏡橋です。正式には長崎橋と言うらしい。
今日はここから登らずに下りて行きます。
2016年12月10日 11:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 11:50
今日はここから登らずに下りて行きます。
本覺寺横にて
2016年12月10日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/10 11:54
本覺寺横にて
こっちから登るのは初めてのような。
2016年12月10日 12:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 12:00
こっちから登るのは初めてのような。
潭空庵跡
尼寺であったようです。(○○近住尼とは近所に住む在家の尼さんの戒名)
2016年12月10日 12:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/10 12:03
潭空庵跡
尼寺であったようです。(○○近住尼とは近所に住む在家の尼さんの戒名)
裏にお墓があります。
2016年12月10日 12:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/10 12:04
裏にお墓があります。
川沿いは湿度があるので紅葉も長持ち。
2016年12月10日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 12:09
川沿いは湿度があるので紅葉も長持ち。
R322を渡ります。
2016年12月10日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 12:20
R322を渡ります。
よかですね。
黄門様御一行が出てきそう。
2016年12月10日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 12:29
よかですね。
黄門様御一行が出てきそう。
ソール張替えたので濡れた石にもへばりつきます。
2016年12月10日 12:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 12:32
ソール張替えたので濡れた石にもへばりつきます。
「左山道」かな?
(八丁越は右です)
2016年12月10日 12:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 12:35
「左山道」かな?
(八丁越は右です)
お釈迦様
2016年12月10日 12:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/10 12:46
お釈迦様
R322に出らずに反対側に100m行き
2016年12月10日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 12:50
R322に出らずに反対側に100m行き
判読不明の看板から入ると
2016年12月10日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 12:53
判読不明の看板から入ると
再び石畳が続きます。
2016年12月10日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/10 12:57
再び石畳が続きます。
歩き易いです。
2016年12月10日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 13:01
歩き易いです。
稜線が見えてきて
2016年12月10日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 13:06
稜線が見えてきて
工事中の林道に出たら右手が
2016年12月10日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 13:11
工事中の林道に出たら右手が
旧八丁越(古八丁峠)です。
2016年12月10日 13:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 13:12
旧八丁越(古八丁峠)です。
その東50mがR322の八丁峠。
2016年12月10日 13:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 13:13
その東50mがR322の八丁峠。
今後、景色が変わると思われます。
2016年12月10日 13:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 13:13
今後、景色が変わると思われます。
峠にてカステラを食す。
本は今回予習に使った参考書。
2016年12月10日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
6
12/10 13:17
峠にてカステラを食す。
本は今回予習に使った参考書。
嘉麻市側の方が立派かも。(当時はこちらも秋月藩)
2016年12月10日 13:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/10 13:34
嘉麻市側の方が立派かも。(当時はこちらも秋月藩)
R322を横断
2016年12月10日 13:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 13:43
R322を横断
分岐点です。
大力・千手まで行きたかったが時間的に厳しいのでここから新八丁越へ。
2016年12月10日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 13:49
分岐点です。
大力・千手まで行きたかったが時間的に厳しいのでここから新八丁越へ。
入口はただの林道っぽい。
2016年12月10日 13:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 13:53
入口はただの林道っぽい。
屋敷跡の石垣と微かな石畳が街道の痕跡を確認できる数少ない存在。
2016年12月10日 14:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 14:05
屋敷跡の石垣と微かな石畳が街道の痕跡を確認できる数少ない存在。
大力川に掛かる石橋を渡り左岸へ。
2016年12月10日 14:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 14:16
大力川に掛かる石橋を渡り左岸へ。
地図では右奥から来るはずだが、左の杉林から出てきました。
2016年12月10日 14:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 14:27
地図では右奥から来るはずだが、左の杉林から出てきました。
2.5mはありそうな獣除けフェンスの横を通ります。
2016年12月10日 14:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 14:33
2.5mはありそうな獣除けフェンスの横を通ります。
ゲートまで来たら
2016年12月10日 14:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 14:42
ゲートまで来たら
振り返って右へ。(中央から来ました)
2016年12月10日 14:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 14:43
振り返って右へ。(中央から来ました)
池の突き当りは左へ。
2016年12月10日 14:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/10 14:50
池の突き当りは左へ。
ここから右のコンクリート道へ。
2016年12月10日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 14:57
ここから右のコンクリート道へ。
左は古八丁峠への林道。右はその延長路。
ということで直進します。
2016年12月10日 15:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 15:11
左は古八丁峠への林道。右はその延長路。
ということで直進します。
何もないけど、ここらへんが新八丁越の峠ということになる。
2016年12月10日 15:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 15:15
何もないけど、ここらへんが新八丁越の峠ということになる。
400m先の分岐は左だが
2016年12月10日 15:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 15:23
400m先の分岐は左だが
道らしきものを探すがすぐに笹ヤブ。
2016年12月10日 15:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 15:26
道らしきものを探すがすぐに笹ヤブ。
ヤブや倒木でなかなか進めない。(下りの方が時間かかります)
2016年12月10日 15:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 15:44
ヤブや倒木でなかなか進めない。(下りの方が時間かかります)
やっと道らしくなってきました。
2016年12月10日 15:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/10 15:53
やっと道らしくなってきました。
イノシシさんの食事あと。
2016年12月10日 15:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 15:57
イノシシさんの食事あと。
車道が見えてきました。
2016年12月10日 16:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 16:22
車道が見えてきました。
高内のカーブミラーが目印です。
2016年12月10日 16:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 16:24
高内のカーブミラーが目印です。
ここから九州自然歩道。
2016年12月10日 16:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/10 16:26
ここから九州自然歩道。
高内集落と新八丁越(高内とか河内という地名は山間の川に挟まれた狭い所にだいたいある)
2016年12月10日 16:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 16:27
高内集落と新八丁越(高内とか河内という地名は山間の川に挟まれた狭い所にだいたいある)
不動の滝
2016年12月10日 16:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/10 16:37
不動の滝
不動尊は岩の中の扉の奥にあるらしい。
怖いので開けませんでした。
2016年12月10日 16:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/10 16:41
不動尊は岩の中の扉の奥にあるらしい。
怖いので開けませんでした。
日没まで時間がないので秋月城址へは行かず左へ。
2016年12月10日 16:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 16:49
日没まで時間がないので秋月城址へは行かず左へ。
上の道へショートカット
2016年12月10日 16:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 16:52
上の道へショートカット
秋月の街並み。
紅葉した木の左が秋月城址で、その手前が桜の馬場。
訂正します。杉の馬場の桜並木です。
2016年12月10日 17:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 17:06
秋月の街並み。
紅葉した木の左が秋月城址で、その手前が桜の馬場。
訂正します。杉の馬場の桜並木です。
冬になったので古処山の三角杉が分かりやすくなりました。
2016年12月10日 17:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 17:10
冬になったので古処山の三角杉が分かりやすくなりました。
福岡県内の国道で一番通行止めが多かったR322も遂に念願のトンネルが開通予定です。
2016年12月10日 17:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/10 17:08
福岡県内の国道で一番通行止めが多かったR322も遂に念願のトンネルが開通予定です。
重機の奥が秋月側の入口。
2016年12月10日 17:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 17:13
重機の奥が秋月側の入口。
最後の一台と思ったら
2016年12月10日 17:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/10 17:25
最後の一台と思ったら
上の段にキャサリンの車?
2016年12月10日 17:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
6
12/10 17:31
上の段にキャサリンの車?
いったん帰宅して二日目です。
ここは秋月街道の南の基点である松崎宿の北構門。
この門は薩摩街道が長崎街道と合流する山家宿ではなく秋月街道の方を向いている。(写真は反対向きです)
2016年12月11日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 8:52
いったん帰宅して二日目です。
ここは秋月街道の南の基点である松崎宿の北構門。
この門は薩摩街道が長崎街道と合流する山家宿ではなく秋月街道の方を向いている。(写真は反対向きです)
R500の原地蔵交差点から北に進んだら次の野町宿。
2016年12月11日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 9:08
R500の原地蔵交差点から北に進んだら次の野町宿。
R386バイパスの弥永交差点北側の宰府道(博多道)との交差点の道標
2016年12月11日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 9:35
R386バイパスの弥永交差点北側の宰府道(博多道)との交差点の道標
説明書き。
このあと大己貴(おおなむち)神社の横を通り秋月へ。
2016年12月11日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 9:35
説明書き。
このあと大己貴(おおなむち)神社の横を通り秋月へ。
秋月の札の辻。(御触書を掲示した交差点)
奥は古処山へ続く旧八丁越。
2016年12月11日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/11 9:55
秋月の札の辻。(御触書を掲示した交差点)
奥は古処山へ続く旧八丁越。
同じく新八丁越。
2016年12月11日 09:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 9:56
同じく新八丁越。
千手小学校に駐車させてもらい、ここから徒歩で。
2016年12月11日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 11:32
千手小学校に駐車させてもらい、ここから徒歩で。
千手の街道筋。
2016年12月11日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 11:33
千手の街道筋。
だらだら登り。
2016年12月11日 11:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 11:44
だらだら登り。
トンネルできてます。
2016年12月11日 12:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 12:07
トンネルできてます。
大力より旧道です。
2016年12月11日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:10
大力より旧道です。
説明書き
2016年12月11日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 12:11
説明書き
入口
2016年12月11日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:14
入口
最近整備したのか?
2016年12月11日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:16
最近整備したのか?
お地蔵さん
2016年12月11日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 12:19
お地蔵さん
観音様
2016年12月11日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:19
観音様
トンネル横を通ります。
2016年12月11日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:21
トンネル横を通ります。
大日如来
2016年12月11日 12:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
2
12/11 12:27
大日如来
弘法様
2016年12月11日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/11 12:33
弘法様
橋がないけど右から行けます。
2016年12月11日 12:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:36
橋がないけど右から行けます。
苔蒸してます。
2016年12月11日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:39
苔蒸してます。
ホトトギス 鳴いてくれたよ ありがとう
2016年12月11日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 12:41
ホトトギス 鳴いてくれたよ ありがとう
大正〜戦前の林道・植林の記念碑が多い。
2016年12月11日 12:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:43
大正〜戦前の林道・植林の記念碑が多い。
なんにもありません。
2016年12月11日 12:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 12:58
なんにもありません。
橋を渡って右折すると
2016年12月11日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 13:00
橋を渡って右折すると
石垣の所が
2016年12月11日 13:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 13:03
石垣の所が
昨日きた岩骨の分岐
2016年12月11日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 13:05
昨日きた岩骨の分岐
チャリで下ります。
2016年12月11日 13:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
1
12/11 13:09
チャリで下ります。
スピード出すぎて怖い。
2016年12月11日 13:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
12/11 13:23
スピード出すぎて怖い。
だそうです。
2016年12月11日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/11 13:27
だそうです。
大力に嘉麻市の移動図書館来てました。
2016年12月11日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/11 13:31
大力に嘉麻市の移動図書館来てました。
昨日見つけ損ねた石道標を探しに来たら、木の陰に隠れていました。
古八丁峠の秋月側、標高490m地点。
右 川ソコ、ナガノ、ヘイ、ムマミ、ヲノタニ、クワノ。
左 大リキ、センズ、大クマ、ウス井、ブセン。
2016年12月11日 15:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
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12/11 15:17
昨日見つけ損ねた石道標を探しに来たら、木の陰に隠れていました。
古八丁峠の秋月側、標高490m地点。
右 川ソコ、ナガノ、ヘイ、ムマミ、ヲノタニ、クワノ。
左 大リキ、センズ、大クマ、ウス井、ブセン。
撮影機器:

感想

朝倉市と嘉麻市を結ぶ国道322号線は通行止めの期間が長いことで有名です。
冬季には一度雪が積もると春まで通れないことも珍しくない。
標高は500mちょいですが、狭いうえに交通量が少ないので除雪する気がないようです。
そんなR322も悲願のトンネルが建設中です。
ついでに現在の八丁峠から西に延びる林道も工事中なので、今後は道路だけでなく周辺の環境も大きく変わる事が予想されます。
雪で通行止めになる前のこの機会にかつての秋月街道である新旧の八丁越を歩いてみることにしました。

秋月城址、あるいは新旧道の交差する札の辻から出発するのが筋でしょうが、昼からの出発となったため古処山登山者用駐車場(本覺寺横)からになりました。
古処山の旧八丁越ルートの国道との接続点までは何度も通ったことがありますが、そこから先は初めてのルート。
国道の反対側にルートがあるのは以前から知っていたけど、実際に歩いてみると倒木や石畳が崩れているところがあるものの意外と荒れていない。
途中で怪しい分岐が一ヶ所あったものの、古八丁峠まではすいすい行けました。
峠で団子を食べるつもりだったが、コンビニに売ってなかったのでカステラでお茶にしました。
大力・千手方面にも立派な石畳が残っており一部は嘉麻市指定史跡になっており、こちらの方が日が当たらない分苔むしている感じです。
R322のカーブNo.6のちょい上で車道を横断するとほどなく新八丁越との合流点である岩骨に着いた。

残り時間を考えると大力へは無理と判断し、新八丁越を目指します。
なんてことはないただの林道のだらだら登りが続く。
途中、林道の分岐が多いが大力川に沿って行けばよい。
地図の破線よりだいぶ手前で石橋を渡り左岸の植林地を進むと泉河内の田んぼに出た。
林道はこの田んぼをぐるりと迂回しており、ショートカットしたくなるが「急がば回れ」である。
新八丁越には道標もお地蔵さんも説明書きの看板も一切ない。
峠まで味気ない林道ばかりでした。

下りに入り400mくらいで分岐を左にとると道が笹薮にぶち当たる。
しばらく泳いでみたが傷だらけになり敗退。(結局間違いでした)
周りを探すと左の斜面を下る獣道?みたいなものがあるが赤テープなんてものはない。
倒木、藪漕ぎの続く噂通りの難路のようです。
なんせ江戸時代でも難路すぎて人気がなかったのに、廃道になってから150年経っているから諦めるしかないです。
それでも500mくらい進むと幅も広くなり道らしくなってきました。
下の方は真竹の倒木が多くなるが車の音が近づいてくる。
急に空が開けて見覚えのある高内のカーブミラーの下から県道66号線に出ました。
あとは九州自然歩道で秋月まで下るだけですが、余裕がないのでR322経由で駐車場に戻りました。

家に帰ってからレコを書いていると、街道レコなのに千手宿までたどり着けていないという中途半端惑が否めず、翌日は残り部分を繋げることにしました。
車で現地に向かう道中、ついでに松崎宿と野町宿を通り、当時どういうルートを通ったのかがだいたい判明しました。

いずれの宿場町も長崎街道の筑前六宿ほど昔の雰囲気はありません。
内野宿や木屋瀬宿を想像して期待したらいけないと分ってはいましたが。
弥永の交差点そばで畑仕事中の80代と思しきお婆ちゃんに尋ねると、予想通りこの道が昔の街道という事でした。(福岡本藩とは仲が悪かったので甘木は通っていない)

そんなこんなしていたら、千手に着いたのが昼近くになりました。
千手小学校から大カまでは車道歩きで猿田彦大神が三ヶ所あるだけで面白くないです。
八丁越入口では旧街道と現在のR322と新しいトンネルが同時に見ることができました。
大カ〜岩骨まではゆっくり歩いても一時間くらいで、あっという間に終わりました。
帰りに昨日見つけ損ねた石道標を探しにもう一度秋月側上部を歩いていたら、昨日悩んだ怪しい分岐の所で木の陰にあるのを発見しました。

二日間を振り返ると、新八丁越の嘉麻市側は林道歩きだけで面白くないです。
秋月側はドMの方、或いはマニア向けです。
旧八丁越は歴史好きにはオススメです。(特に秋月〜大力)

以下は本で学んだウンチクです。
狭い秋月が五万石というのは不釣り合いと思っていたら領地は下座郡(現朝倉市の一部)、夜須郡(現朝倉市と筑前町の一部)、嘉麻郡(ほぼ現在の嘉麻市)という広大な領域でした。
旧八丁越は太閤秀吉が九州平定(島津氏征伐)の時に通ったとされる道で、この時に三十六万石だった秋月氏も降伏し、宮崎の財部(高鍋)に三万石にて転封される。
長崎街道の冷水峠が整備されるまではこちらが小倉までの本通りだったそうです。
初代秋月藩主・黒田長興(如水の三男)により「街道が城下町の中心(上の方が武家屋敷だった)を通るのは国防上よろしくない」ということで他藩の通行を禁じ、町屋を通るように新八丁越を設ける。
明治になり旧道は再開されたが、遠回りで難路だった新道は廃れていきました。
戦後に国道が整備され、そしてまたトンネル開通によりどう変わってゆくのか・・?

近場には他にも薩摩街道、長崎街道、日田往還、さいふ道、ひこさん道などの一部が残っているけど峠道はもうなさそうなので(冷水峠は一昨年行っている)、平地に残された痕跡をまたの機会に調査したいと思います。







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コメント

行ってみよう!
よく調べられてますね!古処山から八丁越えで2回程だんご庵に下ったことがありますが、旧八丁峠は行ったことがないのでこのルートを参考に一部歩いてみたいと思います!ウンチクにある秋月種実が高鍋に行く途中で「たとえわずか十石の領土でも良い。故郷に残ることが出来たらいいのに」と故郷を振り返り見てつぶやいた山が寺内ダム上部の十石山だそうです!
2016/12/13 8:14
CRUさん Re: 行ってみよう!
地元民のCRUさんには是非とも行ってもらいたいです。
十石山にはそんな悲しい所以があったんですね。
う〜ん、秋月周辺は奥が深いな〜。。。
また宿題ができたようで終わりが見えない
2016/12/13 15:54
うわー
ニアミスですね
私も2日間そのあたり?に居ましたよ〜
面白い所を通っとんしゃー
うちの近所にこんな歴史ある街道があったんですね!
2016/12/13 16:33
ユカ姫 Re: うわー
やはり、そうでしたか!
上の方からよか匂いがしてましたよ。
ぜひ、歩かれてください
2016/12/13 17:19
街道を行く
先日話していた新旧八丁越完歩されたんですね!新旧の峠道の沿革も記されていてとても楽しく読めました。なんか無理やりな公共工事の末路ってのは今も昔も同じなんだなって思いました。道に対する愛着の度合いがそのまま二つの路に現れてるんですね。
2016/12/14 1:38
西さん Re: 街道を行く
新旧で違いすぎますね。
江戸時代の公共事業は自分とこの金でやってたので、志があったんでしょうが、現在は人様の金でやるから頭の黒いネズミがうようよですね。
2016/12/14 8:32
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