ラッセル地獄 小原林道から小原峠
- GPS
- 09:36
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
天候 | 雪ときどき止む |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気予報は雪。昨日雪がしっかり降ったのでラッセルトレーニングをしようと小原林道を歩いて小原峠まで行ってきました。うまくいけば小原峠まで3時間くらいで行って赤兎山も・・・という白昼夢は消え去り、単独ラッセル地獄で小原峠まで6時間半かかりました。
国道157号には少し積雪があり、慎重に運転して小原集落の道に入ります。通常ここの除雪は優先順位が後回しになるのですが、幸い積雪もあまり増えてないので問題なくゲート前まで行けました。準備をしている間に薄明るくなってくることを画策してヘッデンは出しませんでした。
さて久しぶりの小原林道山スキーでラッセル。積雪は思ったほどでもなく麓で15cmくらい。杉林だと積雪が少なくなります。ストックで突くとアスファルトに当たります。最初は黙々と調子よく歩きますが、さすがにだんだん積雪が増えてラッセルの負担が増えてきます。幸い気温が低くスキーにゲタはできませんでした。それでもこの距離のラッセルはハードです。
通常は何箇所かショートカットするのですが、まだ藪がたくさん出たままなのでショートカットした方が時間がかかりそうなので、忠実に林道を歩きます。
トレーニングと分かっていても、降雪の中このラッセルは結構大変です。何度か振り返り、誰かラッセル泥棒で後続が来ないかなと思いましたがこんな日にこんなところにくる人はいないでしょう。ラッセルでなければ小原峠まで4時間くらいで行けますが、さすがに今日は無理。タイムリミット12時かmaxでも13時ということで歩けるだけ歩くことにしました。
延々長〜い林道を歩き続け、ようやく夏季登山口に到着です。もう今日はここでいいかな〜と思ってましたが、ちょっとだけ登山道も歩いてみよう、藪が出てたらそこまでにしようと思ってたら、意外と平坦な林道歩きの筋肉と斜度のある登山道歩きの筋肉が違うのか、深いラッセル斜面がどんどん登れてしまいます。まあいいや、12時まで歩こう〜と思ってたら渡渉が。あーもうこんなことしてまで小原峠まで行かなくてもね〜はいここで終了と2分ほど悩んだのですが、渡渉するだけしてみようと思ったらできてしまってまた先を進みます。そのあとも渡渉が2回あり少し躊躇しましたが、結局突破してしまって、もう小原峠の300m手前でもここでもういいか、と思いつつも最後は無心で歩いて結局峠に到着してしまいました。13時を少しだけ回ってました。
例によってツェルトを張って中でカップ麺をいただきます。ツェルトの中だと手袋なくても大丈夫なんですね〜ほっこりタイムです。カップ麺をいただいたらポケットに行動食と飲み物を突っ込んで早々に撤収します。シールを剥いで、この深い新雪を登山道沿いに滑ります。とても快適です。スキー履いての渡渉は往生しますが、根性で突破。脱いで壺足になれば膝まで埋まります。
それでも夏季登山口までは渡渉を入れてもあっという間でした。いいですね〜山スキー、これぞ真髄ですよ。こんな深い新雪は得意中の得意です。ガンガン行きましょう〜と行きたいのですが小原林道の斜度のなさ。もうストックで漕いで、足はヒールフリーにしてクロカン歩きです。これがまた長い。とにかく長い。下山は16時を過ぎてしまいました。
やっぱり誰もラッセル泥棒してくれませんでした。明日は天気が少しいいので誰か入るかな?ん?私がまた入るって?またまたご冗談を〜(笑)
コメント
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宣言どおりの小原林道、お疲れ様でした。
そのまま料金所にツエルト張って今日も自分のトレース使って赤兎リトライですか?
僕も昨日は猫岳でプチ地獄味わってました。
スカイラインも使ったので林道ラッセルの感覚はよくわかります(笑)
静かな林道歩き、楽しかったのかわかりませんが達成感は味わえたようで何よりでした。
お疲れ様でした。
実は現地到着直前まで小原林道も候補の一つに残っていたのですが、さすがに睡眠不足で出遅れたのでやめておきました
もし行ってたらベットベトの雪に往生していたと思います
またSanchanさんのレコ拝見させていただきます
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