大普賢岳 白い稜線を眺め、厳しい大峰の冬を感じる。

2016年12月17日(土) [日帰り]

• GPS: 06:37
• 距離: 14.8km
• 登り: 2,466m
• 下り: 2,462m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 1:35
• 合計: 6:32

9:29 和佐又ヒュッテ
9:44 9:49 和佐又のコル
10:27 10:36 日本岳(文殊岳)
11:03 11:17 石の鼻
11:21 11:26 小普賢岳
12:31 12:52 大普賢岳
13:26 13:26 大普賢岳
14:13 14:21 小普賢岳
14:22 14:47 石の鼻
15:08 15:08 日本岳(文殊岳)
15:36 15:44 和佐又のコル
16:01 和佐又ヒュッテ

天候

曇り時々晴れ（山頂ガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車にて和佐又ヒュッテへ（林道が凍結の為、これからは冬山タイヤでないと厳しいです）

コース状況／危険箇所等

夏道でも岩盤とトラバースが梯子場が連続するので滑落する危険性があります。
（厳冬期は通行不能かと）

写真

12/17 9:28

今日は良い天気になりそう（？）

12/17 9:40

16日に遭難者がいたということで捜索中です。

12/17 9:46

まずは和佐又の分岐まで歩く。

12/17 9:48

12/17 9:56

そして日本岳まではゆったりとした稜線（？）。

12/17 10:18

そしていよいよトラバース地帯へ。

12/17 10:19

つらら、落下攻撃

12/17 10:21

階段も出てきます。

12/17 10:22

ここは展望が良いところですね。

12/17 10:22

あの稜線は天川辻あたり（？）すごい霧氷で真っ白！。

12/17 10:24

なんとシモバシラを発見！miさんにおしえてもらいました♪。

12/17 10:25

ミニ氷瀑。

12/17 10:25

なかなか見応えがありますよ（＾＾。段々になってます。

12/17 10:26

このあたりはまだ積雪は少ない。

12/17 10:27

油断したら滑るので注意。

12/17 10:28

12/17 10:28

光に照らされてつららが光る。

12/17 10:29

だいぶ溶けてきているようだ。

12/17 10:30

中からみるつらら

12/17 10:35

ただし油断したら落ちてくるので注意！。
ドーンっという激しい音が。

12/17 10:37

雨氷です。岩盤の水分が凍ったものだと思われます。

12/17 10:37

そして祠にもつらら。

12/17 10:38

天然のシャンデリアかな〜。

12/17 10:38

12/17 10:39

12/17 10:44

つらら劇場を登って行きます。

12/17 10:47

12/17 10:48

だいぶ気温が高く、溶けかけてました。

12/17 11:01

橋も多い。

12/17 11:01

ここは積雪がキツいといけそうにない。

12/17 11:07

今日は思った程晴れてなかった。。明日は気温が高いので厳しいだろう。

12/17 11:11

橋も新しくなっているので歩きやすいと思う。

12/17 11:13

12/17 11:18

たまに下界の世界が覗ける。

12/17 11:20

積雪はまだそれほどあるわけではありません。

12/17 11:22

つららに生える霧氷。

12/17 11:23

いったん下り。

12/17 11:27

あたり一面、岸壁と霧氷のオンパレード。

12/17 11:29

危険地帯ですが、この日は大丈夫でした　h

12/17 11:30

長い階段歩き。

12/17 11:31

一瞬光が差しました。チャンスとばかりシャッターをきる。

12/17 11:34

いいなあ、まるで三嶺

12/17 11:34

12/17 11:42

いい霧氷が連続する　h

12/17 11:43

霧氷越しに見える日本岳と台高の山々。さて今日はどこが一番かな〜。

12/17 11:43

積雪がまだ浅いのでなんとか歩ける模様です。この先は・・・わかりません。

12/17 11:52

ガスがかかってますがさほど厚くはないので明るいです。

12/17 11:58

山頂はけっこう近いようですね。

12/17 12:04

稜線に近づいてくると天川側からすごい風とガスが吹いていました。

12/17 12:06

このまま山頂に行くと風が強そうなのでここで昼食。

12/17 12:26

強力なカイロを出しましたが・・。

12/17 12:34

手がかじかんでくる。

12/17 12:39

風は、このあたり静かです、何故だろう　h

12/17 12:40

12/17 12:42

見るからに寒そうでしょう。寒いですね何より風がすごいです（＞＜。

12/17 12:42

山頂で随分待ちました

12/17 12:43

モンスターの木。

12/17 12:45

ここが山頂直下です。残念ながらガスに見舞われて景観は見えません（＞＜。

12/17 12:47

とりあえとうちゃこで。

12/17 12:48

冬季、大普賢到達〜と。

12/17 12:49

概ね薄曇りなのでチャンスはあるかなあとは思ってましたけど。

12/17 12:59

真っ白な稜線を突き進む。

12/17 13:02

そして淡々と歩きます。

12/17 13:05

ここがちょっと難所。

12/17 13:11

12/17 13:13

稜線を散策です。

12/17 13:13

時間切れ、引き換えし、残念

12/17 13:14

晴れていれば良いのですがガスがキツいです。

12/17 13:27

良質ですね〜。

12/17 13:28

青みがかっているのでガスは薄いのは間違いなさそう。

12/17 13:30

美しい樹氷の林です。

12/17 13:38

12/17 13:42

大普賢の下りは滑落に気を付けなければいけません。

12/17 13:43

12/17 13:44

水墨画のような景観ですね。

12/17 13:45

しばらく鉄階段の下りなので気を付けないといけません。

12/17 13:46

ここは日本岳のテラスといっても良いかもしれない。

12/17 13:47

この辺は

12/17 13:49

日が出ないかと後ろ髪を引かれる気持ちだった。

12/17 13:50

青空が増えてきました　h

12/17 13:53

12/17 13:54

12/17 13:57

12/17 13:58

厳しい寒空です。

12/17 14:01

この時間に山頂にいればラッキでしたのにね　h

12/17 14:03

こっちは北斜面なのでどうしても日陰になるんですよ〜鬼門です（＞＜。

12/17 14:03

やはり青空があると霧氷も綺麗ですね。あと一押しあればよかったですが・・・。

12/17 14:04

曇り以上、晴れ未満というところですね。惜しかったです。

12/17 14:04

時々こうやって晴れ間がのぞくことがあります。

12/17 14:04

ベストショット　h

12/17 14:05

霧氷が輝くのをまってシャッターって感じでしたね（＾＾；。

12/17 14:08

北斜面だとちょい厳しいところ。

12/17 14:09

でも空が青いだけでも収穫だと思った。

12/17 14:09

上の方が明るく照らされて。

12/17 14:17

やはり大峰の霧氷は一味違うと思う。

12/17 14:17

明日は持つのだろうか・・・。

12/17 14:17

明神が平らであるのが良くわかります

12/17 14:18

つららが刺さりそう・・。

12/17 14:30

ふと振り向くと青空が見えました。

12/17 14:31

12/17 14:36

12/17 14:37

12/17 14:37

いい感じ　ベストショット

12/17 14:37

あれは何山だったかな〜。池小屋山だろうか。。

12/17 14:38

もうちょっと早く回復してくれたらよかったかも。

12/17 14:39

ぽかぽかの雲

12/17 14:42

尾鷲のあたりが一望できた。

12/17 14:43

ふと東側の稜線が開けた。

12/17 14:43

ちょっとだけ課題を残した山行でした。

12/17 14:47

日本岳近辺霧氷はすでに落ちている様子。

12/17 14:55

ここからはひたすら下ることになります。

12/17 14:57

すべらないようすべらないよう。

12/17 15:06

そして凍結トラバースを得て帰還。

12/17 15:14

12/17 15:32

なんとか日が暮れる前にここまできました。

12/17 15:35

対面は和佐又山。

12/17 15:35

和佐又山と黄昏

12/17 15:52

12/17 15:54

ヒュッテに無事帰ってきました。

12/17 17:35

高台の温泉地にてサンセットを拝む。
美榛苑は日本一のつるつる温泉

12/17 22:52

大台のスカイラインを見る

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

FinePix F30 富士フイルム

PowerShot SX610 HS CANON

感想

いか十

大峰「大普賢岳」は大峰の中でも最も嶮しいとされる山で、
鎖場やトラバース、梯子など急登が続く難易度の高い山です。
一般的には冬山としてくるのは危険ですが、
まだ厳冬期ではないこの時期に訪れてみようと思い実施しました。
16日にも遭難者の捜索が行われていて緊張感を持っての山行となりました。
日本岳から続く大普賢ファミリーの岩登りはやはりハードで凍結すると
かなり厳しいものになるなという印象です。
梯子が多いのでこれが凍ったり積雪で埋没するとより通過が困難になるでしょう。
この日は凍結も少なく比較的行きやすい内容でした。
念のため12本とピッケルも用意していましたが使わずにすみました。
これからはどうなるかはわかりません。

天気なんですが、予報では天川の天気は晴れで回復傾向にあるとのことでしたが
山頂近くに溜まったガスによってあまり空がクリアでなかったのは残念です。
けっこう期待出来る予報だったんであのガスは想定外でした（＞＜。
天気もやはり鵜呑みには出来ずあくまで参考までとして
現地で実際に判断するしかありません。あとは運かな・・・。

hide_san

年末恒例？の大普賢へ
山頂以外はいい天気でした！
思った以上霧氷が多く、道もまだ氷着くほどではなかったです。
でも、これからは、閉ざされた山になることでしょう。
いやー　チェーンもってきてよかった

コメント

kiu

冬のコントラスト
ホント良い天気ですね。青空をバックに霧氷の白さが際立っています。
山頂は残念でしたが、それ以外は凄くイイ天気 ！
私もそんな写真を撮りたいです
霧氷を見るなら標高の高い大峰まで行かないと見れないのか…(ちょっと遠いなぁ~)

いか十

kiuさん
山頂はガスに覆われてましたが見晴らしがよく良い眺望でした 。
霧氷はやはり太陽光と青空がポイントでもありますね〜。
かといって晴れすぎてもNGというなかなか鬼門でもあります 。
なかなか難しい現象ですが見れたときの感動は大きいですね 。
霧氷自体でしたら身近なところが金剛山とかでしょうか・・・。
条件は多少厳しいかもしれません。

うえはる

ステキな冬の世界観
つらら、樹氷、雪山、青空、はしご、白い世界
ひとつひとつの写真が物語のようで見入ってしまいました。
緊張感も伝わって、これからの雪山、ピシッといかないといけないなーと思いました。
お互い、いい天気の冬の山にいっぱい行けるといいですね

いか十

ueharu さん
共に登山している気分になれば光栄です 。
雪山は確かに楽しさがありますが、その分危険性も高くなるので
慎重に準備計画をして望む必要がありますね。
ueharu さんのユキレコも楽しみにしております。

フルフル

雪の大峰
いかさん、ひでさん、こんばんは〜。

青空に雪の大普賢岳素晴らしいですね〜
でも雪が深くなると難しいコースなんでしょうね
私は今季まだ霧氷に会っていませんが、
これからを楽しみにしてます

いか十

furufuru314さん
対応遅れてすいません。
冬の大峰は厳しさこそありますが、迫力もあって見応えがあります（＾＾。
これから厳冬期、さらにアクセスが難しくなる恐れがありますが
観音峰など霧氷バスが出ているような山もありますのでフルさんも楽しんでってくださいね♪。
そして来月からは霧氷バスがついに出ますので楽しみですね 。