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Yamareco

記録ID: 1027292
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

鹿島山→大鈴山→平山明神山→岩古谷山(霜柱を踏みつけ周回)

2016年12月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:58
距離
7.5km
登り
1,000m
下り
986m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
1:04
合計
6:47
10:59
11:08
30
11:38
12:01
68
13:09
13:38
100
15:18
15:20
34
15:54
15:55
55
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
堤石トンネルの西の入口の北に和市の駐車場がある。数台停められる
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は、平山明神山山頂手前のナイフリッジ。その他、平山明神〜岩古谷山には、いくつかの鎖場・ロープ場がある。心配していた平山明神〜岩古谷山の道迷いは、ピンクテープあり、全く問題なかった。
この日の歩数は、18,827歩
その他周辺情報 帰路に温泉なし
鹿島山・大鈴山へ行くには、こちらから、「田口まで5.9km」の標識のある登山口を
2016年12月17日 09:56撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 9:56
鹿島山・大鈴山へ行くには、こちらから、「田口まで5.9km」の標識のある登山口を
1本目の林道を横切って、ここ2本目の林道を右へ
2016年12月17日 10:19撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 10:19
1本目の林道を横切って、ここ2本目の林道を右へ
この標識から左へ登る
2016年12月17日 10:19撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 10:19
この標識から左へ登る
登山道の様子
2016年12月17日 10:25撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 10:25
登山道の様子
霜柱が至る所に立っていて、グシャグシャと踏みしめながら歩く
2016年12月17日 10:30撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 10:30
霜柱が至る所に立っていて、グシャグシャと踏みしめながら歩く
池葉守護神社の鳥居
2016年12月17日 10:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 10:35
池葉守護神社の鳥居
池葉守護神社本殿
2016年12月17日 10:40撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 10:40
池葉守護神社本殿
杉のご神木。寒風の中、鮮やかな緑が生命力を放っていた。信仰の対象になるのが分かる気がした
2016年12月17日 10:42撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 10:42
杉のご神木。寒風の中、鮮やかな緑が生命力を放っていた。信仰の対象になるのが分かる気がした
ご神木を右へ。車止めのロープの脇を通って行くと、この標識がある
2016年12月17日 10:46撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 10:46
ご神木を右へ。車止めのロープの脇を通って行くと、この標識がある
20分ほど急登を登ると、鹿島山山頂。912m
2016年12月17日 11:04撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
3
12/17 11:04
20分ほど急登を登ると、鹿島山山頂。912m
何故か存在感があった
2016年12月17日 11:13撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 11:13
何故か存在感があった
大鈴山へは、尾根道を行く
2016年12月17日 11:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 11:26
大鈴山へは、尾根道を行く
2016年12月17日 11:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 11:35
大鈴山山頂1,012m
2016年12月17日 11:38撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
3
12/17 11:38
大鈴山山頂1,012m
今日初めて展望が開ける。思わず声が出る
2016年12月17日 11:45撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
4
12/17 11:45
今日初めて展望が開ける。思わず声が出る
平山明神山へ。
急降下
2016年12月17日 12:09撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 12:09
平山明神山へ。
急降下
岩稜帯だからか、根が露出していた
2016年12月17日 12:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 12:35
岩稜帯だからか、根が露出していた
こういった大岩が随所にある
2016年12月17日 12:45撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 12:45
こういった大岩が随所にある
2016年12月17日 12:52撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 12:52
2016年12月17日 12:53撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 12:53
これを登る
2016年12月17日 13:55撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 13:55
これを登る
2016年12月17日 12:55撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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12/17 12:55
2016年12月17日 12:56撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
12/17 12:56
平山明神山名物のナイフリッジ。両側は深い谷。足がすくむ
2016年12月17日 13:00撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 13:00
平山明神山名物のナイフリッジ。両側は深い谷。足がすくむ
真っすぐ行くと、この大岩にぶつかるが…
2016年12月17日 13:40撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 13:40
真っすぐ行くと、この大岩にぶつかるが…
登って行ったら、絶壁。行き止まりだった。引き返してみると、右に巻き道あり
2016年12月17日 13:03撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 13:03
登って行ったら、絶壁。行き止まりだった。引き返してみると、右に巻き道あり
西の覗きから。先ほど登った大鈴山
2016年12月17日 13:11撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
12/17 13:11
西の覗きから。先ほど登った大鈴山
山々が連なるのがよく見える
2016年12月17日 13:12撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 13:12
山々が連なるのがよく見える
平山明神山に登頂。970m
2016年12月17日 13:18撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
3
12/17 13:18
平山明神山に登頂。970m
東の覗きから。右奥には三ツ瀬明神山が
2016年12月17日 13:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
12/17 13:31
東の覗きから。右奥には三ツ瀬明神山が
三ツ瀬明神山アップ
2016年12月17日 13:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
12/17 13:27
三ツ瀬明神山アップ
キノコ
2016年12月17日 13:37撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 13:37
キノコ
つららができていた
2016年12月17日 13:49撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
12/17 13:49
つららができていた
少し戻って、岩古谷山へ向かう
2016年12月17日 13:58撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 13:58
少し戻って、岩古谷山へ向かう
ロープ場
2016年12月17日 14:06撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 14:06
ロープ場
ここも
2016年12月17日 14:13撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 14:13
ここも
こんなゴツゴツした大岩にも
2016年12月17日 14:30撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 14:30
こんなゴツゴツした大岩にも
ロープあり
2016年12月17日 14:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 14:31
ロープあり
登ってから振り返った図
2016年12月17日 14:33撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 14:33
登ってから振り返った図
2016年12月17日 14:50撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 14:50
キノコ
2016年12月17日 14:59撮影 by  HDR-CX370V, SONY
12/17 14:59
キノコ
ロープ場。下りきってから振り返って見た図
2016年12月17日 15:04撮影 by  HDR-CX370V, SONY
12/17 15:04
ロープ場。下りきってから振り返って見た図
木の階段を下る
2016年12月17日 15:29撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 15:29
木の階段を下る
鹿島山
2016年12月17日 15:30撮影 by  HDR-CX370V, SONY
1
12/17 15:30
鹿島山
突然、こんな案内板が出現
2016年12月17日 15:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 15:31
突然、こんな案内板が出現
大鈴山
2016年12月17日 15:33撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 15:33
大鈴山
2016年12月17日 15:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 15:35
夕暮れ近い時間帯。太陽に照らされ、陰影の美しい山々。右奥に三ツ瀬明神山
2016年12月17日 15:40撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
12/17 15:40
夕暮れ近い時間帯。太陽に照らされ、陰影の美しい山々。右奥に三ツ瀬明神山
三ツ瀬明神山アップ
2016年12月17日 15:39撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 15:39
三ツ瀬明神山アップ
2016年12月17日 15:50撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 15:50
平山明神山
2016年12月17日 15:52撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
12/17 15:52
平山明神山
綿帽子
2016年12月17日 15:54撮影 by  HDR-CX370V, SONY
12/17 15:54
綿帽子
岩古谷山に登頂。799m
2016年12月17日 15:56撮影 by  HDR-CX370V, SONY
1
12/17 15:56
岩古谷山に登頂。799m
ドラム缶にたまった水が凍っていた
2016年12月17日 15:57撮影 by  HDR-CX370V, SONY
2
12/17 15:57
ドラム缶にたまった水が凍っていた
割岩
2016年12月17日 16:00撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:00
割岩
鎖場
2016年12月17日 16:01撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:01
鎖場
もう夕暮れ
2016年12月17日 16:13撮影 by  HDR-CX370V, SONY
12/17 16:13
もう夕暮れ
猿渡橋の岩肌には、清水が凍って、つららができていた。何故か、表面には独特の模様が
2016年12月17日 16:19撮影 by  HDR-CX370V, SONY
12/17 16:19
猿渡橋の岩肌には、清水が凍って、つららができていた。何故か、表面には独特の模様が
その模様のアップ。亀甲紋のよう
2016年12月17日 16:19撮影 by  HDR-CX370V, SONY
1
12/17 16:19
その模様のアップ。亀甲紋のよう
根が幹と同じくらい太かった。生命力がすごい
2016年12月17日 16:24撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:24
根が幹と同じくらい太かった。生命力がすごい
2016年12月17日 16:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:26
ここをくぐる
2016年12月17日 16:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:27
ここをくぐる
石の階段を下る
2016年12月17日 16:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:31
石の階段を下る
夕日に向かって歩く
2016年12月17日 16:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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12/17 16:31
夕日に向かって歩く
クコの実
2016年12月17日 16:32撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:32
クコの実
男滝
2016年12月17日 16:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:35
男滝
女滝
2016年12月17日 16:37撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:37
女滝
水が凍っていた
2016年12月17日 16:38撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:38
水が凍っていた
氷のアップ。猿渡橋の岩肌と同じような模様が浮き出ていた
2016年12月17日 16:38撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:38
氷のアップ。猿渡橋の岩肌と同じような模様が浮き出ていた
こうもり穴などのある大岩
2016年12月17日 16:39撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:39
こうもり穴などのある大岩
下りきると、堤石トンネルの西の入口に出る
2016年12月17日 16:44撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 16:44
下りきると、堤石トンネルの西の入口に出る
日はとっぷり暮れた
2016年12月17日 17:25撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
12/17 17:25
日はとっぷり暮れた

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ストック ナイフ カメラ ヘルメット

感想

平山明神山へ。師匠にその名前を聞いてから、ずっと登ろうと思っていた。しかし、名物のナイフリッジと、道迷いのおそれがあることに、二の足を踏んでいた。
だんだんと積雪した山が多くなってきたこと、このところ軽登山が多かったことから、少しキツめの山に登りたいと思い、チャレンジした。
コースは、ヤマレコの記録によく上がっていた、「鹿島山→大鈴山→平山明神山→岩古谷山」の4座周回(時計回り)コースとした。

【和市駐車場〜鹿島山】
寝坊して、駐車場出発が10時前になってしまった。反省。特に後半の平山明神山→岩古谷山の道が迷いやすいと本(東海週末120、愛知県の山。執筆者同じ)にあったので、余裕をもって歩きたかったのだが。
気温は1℃。寒かったので、アンダーウェア、Tシャツ、クライムアーマー、フリース、ソフトシェルの5枚でスタート。

駐車場から川の右手へ行き、案内板のある登山道へ歩き始めるが、本を見たところ、「川の左手の登山口」とあり、いきなり違うルートに入ってしまったことに気付く。下りて、川を渡り、写真1枚目の民家の脇を通り、「田口まで5.9km」の標識のある所から登る。
登ったことのある人の同行がない場合、本は必須。

左手に墓を見ながら、植林帯を行く。すぐに暑くなり、フリース、ソフトシェルを脱ぎ、3枚に。
林道(車道)に出るが、これを越えて、2本目の林道に出たら、右へ。少し行くと、写真の標識があるので、ここから山に入る。10:20。

登山道はよく整備されている。道沿いや道の上にも、霜柱が立っていて、所々露出している。来週には冬至を迎える。冬が深まっているのを感じる。
もっとも、道はどんどん勾配がキツくなっていく。クライムアーマーを脱いで2枚に。

途中、ベンチもあるが、先を急ぐので、休憩せずに登る。
最後の急登を登り切ると、鹿島山山頂にあっけなく到着。11:00。西からは強風が吹いており、木々がざわめいていた。

【鹿島山〜大鈴山】
鹿島山から大鈴山へは、尾根道を行く。多少のアップダウンはあるものの、比較的歩きやすい道が続く。風が強く、寒いが、歩いていると暑くなるので、3枚を維持。
所々、大きな岩がどっしりと構えていて、この地域が岩稜帯であることが表れている。

11:34 平山明神山へのルートから外れ、大鈴山山頂へ向かう。最後、笹藪を抜けると、大鈴山山頂。11:38。初めて展望が開ける。名前は分からないが、山々が綺麗に見える。平山明神山や三ツ瀬明神山も見えると本にはあったが、木々の蔭に隠れ、よく見えなかった。

軽く食事をして、風景を見ながら少し休憩。山頂は、風が遮られているらしく、1枚はおったりは必要なかった。

【大鈴山〜平山明神山】
12:00 大鈴山山頂から出る。すぐに風が吹き付け寒い。ソフトシェル着て、4枚。

平山明神山へのルートに戻ったら、一気に下る。枯れ落ち葉が積もっていて、滑りやすい。道にはピンクテープあり、確認しながら下る。

グミンダ峠という所に着くはずだったが、どこがそれなのかよく分からなかった。

岩古谷山へのルートを外れ、平山明神山へ。また大きな岩が目の前にそびえる所を抜けていく。

大きな岩のひとつに取りつき、登って越えて行く。アップダウンを繰り返していくと、12:59 平山明神山名物のナイフリッジに着く。「これか〜」と思いながら渡り始める。はじめは大丈夫かと思ったが、だんだん細くなってきて、やはり足がすくむ。三ツ瀬明神山に初めて登った時ほどではないが、なかなかに怖かった。

ナイフリッジを越えてしばらく行くと、西の覗きと平山明神山山頂との分岐に出る。左へ行き、まずは西の覗きへ。13:10 先ほど登った大鈴山が大きく見えている。

戻って、山頂へ。13:19 山頂からは展望が得られないので、すぐに下り、東の覗きへ。
13:26 東の覗きからは、三ツ瀬明神山がこの日初めてよく見えた。周回して、だいぶ東の方へ周ってきたということか。

少しだけ休憩するが、風が強く、ソフトシェル着る。

【平山明神山〜岩古谷山】
13:35 出発。再び、岩古谷山へ向かうルートへ戻る。13:58。

戻って少し行ってからが、迷いやすい道(「東海周辺週末の山登り120」による)。集中力を呼び起こし、よく赤テープを見ながら歩く。基本的に下りで、先ほどと同じく枯れ落ち葉が積もっており、滑りやすい。
確かに、踏み跡は不明瞭だが、赤テープが分かりやすい位置に付けられており、しかも途切れないので、迷うことはないように思った。これだったら、静岡の岩岳山の方が断然危険だと思う。赤テープを整備してくれた人に感謝。

念のため、ちょこちょこ、山旅ロガーでGoogle Earth発動して、現在地を確認するが、別ルートに行くことはなかった。

ロープ場も多く、岩が露出している所をなんとか下りるのを繰り返す。
途中、14:55頃 明らかに山頂という所を通ったが、何も標識はないようだった。
これを越えて、だいぶ下ると、15:20 ようやく堤石峠に着く。峠と言っても、窪みのような所だった。

堤石峠では、この日初めて登山者に会う。岩古谷山には登頂済みで、十三曲がりを下って和市駐車場へ向かうとのこと。道を訊かれたので、地図を示し答えた。無事たどりつけたかな。

岩古谷山へは、この日何度目かの急登を登る。階段状になっていて、よく整備されている。

登りきると、鉄梯子というか鉄階段がある。13:52。安定しており、怖くない。この階段を上ると、大鈴山や平山明神山がよく見える。また、三ツ瀬明神山をはじめとした山々が眼前に広がる。そろそろ夕暮れになろうかという時間帯。かげってきた太陽の光が、山の尾根と谷に当たり、その明暗を際立たせる。下りの時間は迫っているが、目の前の風景にしばし心奪われる。

名残りは惜しかったが、先を急ぐ。
15:56 岩古谷山山頂へ到着。

【岩古谷山〜和市駐車場】
岩古谷山山頂からは、もう下るだけ。
割石を左に見ながら行くと、長い長い鎖場がある。全部鎖というのは、今日初めてか。時間がなかったので、今日は鎖を使わないチャレンジはせず、素直に鎖を使って下りた。

途中、霜や氷がとけて、水たまりになっている箇所があり、その傍にあった細い丸太に足をやったところ、ツルッと滑って転んだ。水と丸太の組み合わせには要注意。

16:17 猿渡橋の辺りからは、コンクリートの階段となる。
もうすっかり夕暮れで、太陽が西の山に隠れようとしているのを追いかけるようにして下る。

途中、男滝では上から落ちてくる水は少なく、そこだけの大粒の雨のようだったが、女滝では水が多く、冷えた水が凍って、氷筍のようになっていた。

階段を下りきり、少し行くと、堤石トンネルの西の入口に出る。
そこから数分車道を歩くと、駐車場に着く。16:50。かろうじて17時前には着いたが、寝坊が後々まで響いた一日だった。

【まとめ】
一番心配だったのは、ナイフリッジではなく、岩古谷山へのルートでの道迷い。しかし、赤テープあり、問題なかった。
このところ、比較的易しい山をゆっくりと登ることが多かったので、年内に厳しめの山をしっかり登っておきたかった。その期待に十分応えてくれた4座だった。
特に鹿島山などは山頂に登っても全く眺望なく、それが大鈴山からの周りの山の眺望→平山明神山からの大鈴山アップ→岩古谷山からの鹿島山・大鈴山・平山明神アップ、三ツ瀬明神山遠景など、徐々にカタルシスが大きくなるという、謀ったようなルートだった。幸運にも最後は晴れ、大好きな三ツ瀬明神山の秀麗な姿を楽しむことができた。

師匠、明神山2つ、登りましたよ!



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