榛名山 (外輪山巡り(相馬山〜臥牛山〜蛇ヶ岳〜榛名富士〜烏帽子ヶ岳〜鬢櫛山〜掃部ヶ岳〜氷室山〜天目山))
- GPS
- 10:41
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,984m
- 下り
- 1,978m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:39
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※駐車場の公衆トイレは、冬季閉鎖中 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆『相馬山』:鎖場&梯子場の昇降 ◆『臥牛山』:途中の岩を回り込んだ先の昇降と、山頂手前の段差の昇降 ◆『烏帽子ヶ岳』:「加護丸稲荷」奥社、横の岩場の昇降 ◆『掃部ヶ岳』:「湖畔の宿記念公園」ルート途中、岩場の降り ◆全体:落ち葉に隠された接地場所、霜溶けによる泥濘、などによる地面状況 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖メリノウールアンダーシャツ(中厚手)
防寒着
ズボン
スポーツタイツ
登山用靴下
メッシュグローブ
防寒グローブ
日よけ帽子
ソフトシェル
ゲイター
登山靴
ザック(40L)
昼食
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ガイド地図(ブック)
温度計
笛
十徳ナイフ
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯電話
時計
タオル
ウェットティッシュ
ティッシュペーパー
ビニール袋
携帯トイレ
カイロ
ストック
カメラ
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感想
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■今回は、今年の目標というか・・・願望?のようにしていた(笑)
『榛名山』”外輪山巡り”による「榛名湖」一周にチャレンジしてきました!(・∀・)
本来は、夏季にチャレンジするのがベストなのでしょうが・・・
今夏には腰を痛めてしまっていたし(汗)
でも、そのお陰(?)で歩いた山行で、各ルートの下調べも完了出来たということもあって
日照時間の短い時期で、どこまで行けるかを試すのも面白いかなぁ〜・・・と(笑)
で、巡る順番の基準としたのは、やはりルート難度で
危険度の高めなルートを体力のある内に目指すようにしたら、以下の順番になりました!
【1】相馬山、【2】臥牛山、【3】蛇ヶ岳、【4】榛名富士
【5】烏帽子ヶ岳、【6】鬢櫛山、【7】掃部ヶ岳、【8】氷室山、【9】天目山
全巡りの場合、あと『三ツ峰山』と『榛名旭日岳』を入れてが理想なんですが
それは次の夏にということで(笑)、今回は、上記九つの山に
「磨墨(スルス)岩」と「硯岩」を加えてのチャレンジです!(゜∀゜)b
・・・ということで、以下、感想も長いです(笑)
●「磨墨(スルス)岩」〜『相馬山』
スタートは、”日の出を拝む”という目的から、最初に「スルス岩」へ!(・∀・)
出発準備に手間取った為、平坦区間の「ゆうすげの道」を早足で進み(汗)
「スルス岩」に到着したら、ちょっとした岩登りになるので焦らず登って・・・
日の出直後くらいのタイミングで岩の上に出ることが出来ました(笑)
「スルス岩」からの眺望を楽しんだら、最初のお山『相馬山』へ!
『相馬山』へのルートは、鎖場&梯子場を登ることになる岩場前の鳥居までは
整備された歩き易い道で行けますが、その鳥居から先の登りは
今回のルート中、一番の危険度となる場所なので気を引き締めて登り始めます!
とはいえ、難易度という点では特に難しいという場所は無いので
鎖場や梯子場の急登さえ注意して登れば、大きな問題はありません!
で、ウォーミングアップも兼ねつつ、本日一つ目のお山『相馬山』山頂に到着!(≧∀≦)
山頂からは『富士山』や『八ヶ岳』が綺麗に見えました♪
『富士山』は「スルス岩」からも見えましたが、ひと登りした後に楽しむ眺望は
やはり格別といった感じで、達成感が違います!(笑)
●『臥牛山(ねうしやま)』〜『蛇ヶ岳』
『相馬山』を下山し、一路「ヤセオネ峠」方面へ進んで
次に目指す『臥牛山』の登山口へ向かいます!(゜∀゜)
『臥牛山』登山口は、県道沿いの駐車場脇にある林道から入れます
その林道を暫く進むと、右手に小さな矢印看板が木に掛けられているので
そちらに進むと直ぐに尾根道になり、あとは赤テープを追って進めばOKです!
基本的には歩き易い道で進めるんですが、山頂までに注意する場所が2箇所
・岩を回り込んだ先の短い急登
・山頂直前の、高めの段差
そうして登った先で、二つ目のお山『臥牛山』に到着!(≧∀≦)
ここの山頂も、中々の眺望を楽しめる場所です♪
その眺望も程々に楽しんだら、先もあるので下山します(笑)
『臥牛山』をピストンで下山し、舗装路沿いに『蛇ヶ岳』登山口まで進みます
と、ここまで手を空けていた方が都合の良い場所が多かったという理由で
使っていなかったストックを、『蛇ヶ岳』の登りから使用開始!(゜∀゜)
『蛇ヶ岳』は土斜面の登りで、特に危険な場所もありませんが
時期的な問題として、落ち葉で足元が隠れている場所が多い為
ここに至るまででもそうでしたが、登りはもとより・・・
特に降りでは、足滑りや躓きに注意して歩く必要がありました(゜∀゜,,)
で、徐々に勾配の上がる坂道を登って行った先で、余り山頂っぽくない(笑)
三つ目のお山となる『蛇ヶ岳』山頂に到着!(≧∀≦)
この『臥牛山』と『蛇ヶ岳』は、それほど登らず(60〜100m?)に
山頂へと着けちゃうので、ピークに含めたのは・・・ほぼ自己満足ですな!(笑)
●『榛名富士』
『蛇ヶ岳』を下山したら、「榛名山ロープウェイ」麓駅の「榛名高原駅」へ
そこでトイレ休憩と小休止をしたら「榛名湖」へ向かい
「榛名公園ビジターセンター」横の登山口から『榛名富士』山頂を目指します!(・∀・)
この登りで使った南ルートは、踏み跡もしっかりとした歩き易い道なので
特に問題なくマイペースで登って、山頂手前のロープウェイ駅「榛名富士山頂駅」
に着いたら展望台での眺望を楽しんだあと、もう少し登って・・・
本日、四つ目のお山『榛名富士』山頂に到着です!(≧∀≦)
当日は日曜日ということもあって『榛名富士』の山頂は賑わっていました♪
因みに、『富士山』方向となる南方の眺望はロープウェイ駅の展望台からの方が
気持ち良く望めるので、そちらからの方が良いかもです(笑)
●『烏帽子ヶ岳』
『榛名富士』を北ルートで下山し、次の『烏帽子ヶ岳』へ向かいます!
下山で使った北ルートも、踏み跡のしっかりある迷うことはない道なのですが
南ルートよりも崩壊場所が多い為、気を付けて降ります・・・(゜A゜)
その北ルートは「ゆうすげ元湯」の裏手に出るので、そこの自販機で飲料補給!
そして、そこから直ぐの『烏帽子ヶ岳』登山口に入って、後半戦のスタートです(゜∀゜)
『烏帽子ヶ岳』は、『鬢櫛山』との分岐までは緩やかな登りで進めますが
分岐を折れた先にある鳥居を潜った辺りから、勾配が上がります!
そして、此処から”落ち葉のルート隠し”が盛大に始まりました(笑)
ルート自体は判り易いのですが、足元の木段や石段は、すっかりと隠れてました・・・
登りも降りも足運びに一番苦労したのは、ここだったかも(,,゜∀゜)
そんな中を頑張って登り(笑)、いつものように「加護丸稲荷」の奥社に参拝!
そして山頂へ!本日、五つ目の『烏帽子ヶ岳』到着!(≧∀≦)
『烏帽子ヶ岳』山頂は眺望が望めないので、少し進んだ先にある見晴台へ!
好天の中で、素晴らしい眺めが広がってました(・∀・)b
ということで、気持ちの良い景色を眺めながら昼休憩♪
ゆっくりと・・・はしていられないのが、残念でしたが(笑)
●『鬢櫛山』〜「硯岩」
簡単にとはいえ、昼休憩をしたのは良い気分転換に!
ここまでずっと行動食で繋いでいたので・・・(゜∀゜)~°
と、気持ちもリセット出来たので、落ち葉を掻き分けて『烏帽子ヶ岳』を下山(笑)
分岐まで戻ったら、次の『鬢櫛山』を目指して先へ!
『鬢櫛山』の山場は、フラットな尾根道を進んだ先に現れる
土斜面の長い九十九折・・・勾配もそれなりなので
無理せずマイペースで、しかし時間を掛け過ぎないように登ります(汗)
斜面を登った先は、尾根道に変化しますが、登りは続き・・・
まぁ、勾配のある斜面を登るより足には楽なので、気持ち的にも大分楽に(笑)
とは言え、そろそろ体力的にも余裕が少なくなってるのも確か・・・つωT`)
そんな葛藤が心の中で芽生えつつも進んでいれば(笑)
いつの間にか六つ目のお山となる『鬢櫛山』に到着!(≧∀≦)
そして、眺望は・・・ほぼありません!(笑)
なので、眺望を望める「硯岩」へ向けて最短ルートで先を急ぎます(゜∀゜)
「硯岩」手前の分岐まで進み、そこから急登の”0.1km”を登ったら「硯岩」です!
いやー、「榛名湖」越しに『榛名富士』を望むこの景色はいつ見ても絶景ですわぁ(≧∀≦)
●『掃部ヶ岳』
時間が迫っても景色は楽しむ!これも楽しみの内なのだし(笑)
そして「硯岩」を降り、分岐を『掃部ヶ岳』へ向かって先へ!(・∀・)
分岐から少し進むと、ルートは木段になります
・・・が、崩壊している場所が結構ある(汗)
杭の頭を上手く使って足運びすれば良いのですが・・・
場所によっては脇から延びる笹薮もライバル(笑)
そんな木段も「湖畔の宿記念公園」分岐までで、その先は尾根道の上り坂に変わります
その坂道も山頂手前で少し急になっている為、霜が溶けて泥濘になっている時間では
結構な滑り易さになっているので、気を付けて登った先に・・・
『榛名山』の主峰、本日七つ目の頂き、『掃部ヶ岳』山頂へ到着です!(≧∀≦)
うはぁ、ここまで流石に長かったなぁ・・・終わりじゃないけど(笑)
『掃部ヶ岳』山頂からの眺望は、正面に『富士山』の筈なんだけど
この時間では、やっぱり望むのは無理ですな(,,゜∀゜)
一応、西方向の眺望でギリギリ『浅間山』が見えるので、パシャリ!
霞んでるけどなぁー(汗)
それはそれとして、暫し達成感に浸りつつの休憩(゜∀゜)~°
で、下山です!
「湖畔の宿記念公園」分岐まで戻ったら、そちらへ向かって降ります
このルートは、兎に角ずっと緩急の連続する急坂で、また南斜面の土道は霜の泥濘も多く
特に後半の急坂区間では小石や岩も混ざり始める為、更に注意を要します
・・・って、後半で一番の標高差の降りで是は、流石にキツかった(汗)
●『氷室山』〜『天目山』
ヒーヒー言いながら「湖畔の宿記念公園」まで降り、その近くの駐車場で
トイレ休憩と飲料補給して、最後の休憩・・・(・Δ・;
ここから先のルートは、歩き易いのがせめてもの救いなんですが
残りの足で厳しくなりそうだったら、潔く途中で「榛名湖」へと降る方針にして・・・
いざ、出発!(・∀・)
「湖畔の宿記念公園」駐車場から「天神峠」へ向かい、その先の『氷室山』へ
ルートの大半が木階段の為、ストックの有難みが心底身に沁みます(笑)
尾根道を進むので、夕陽を眺めながら登って行けば、本日の八つ目・・・
『氷室山』に到着!(≧∀≦)
そして、夕陽はタイムリミットも告げている・・・
日没時刻までには『天目山』へと思いつつ『氷室山』を後にします(´〜`;
しかし、『氷室山』から『天目山』は、まぁまぁの距離ではありますが・・・
”気持ち”って重要な要素ですね、長く感じる(笑)
確か道標には”0.8km”ってなってたけども、”そうなの?”って感じ(´Д`;
そんなことを考えつつ、尾根伝いのルートからは夕陽も眺めつつ
進み続けていれば、なんとか最後のお山『天目山』に到着しました!(≧∀≦)
丁度、太陽が西の山々の稜線に沈んで行くのが見えました(笑)
■この先のルートと夕闇の残り時間を考えながら『天目山』を降り始めます
・ルートは「七曲峠」まで降ったら「三ツ峰山分岐」まで登り、「松之沢峠」方面へ降る
・夕闇で足元の判別可能な残り時間は、大体30分(=17時頃まで)
・ヘッドランプはザックのヒップベルトポケットに準備済み
明るい内に降るのを優先なら、「七曲峠」で「榛名湖」へと下山ですが・・・
ヘッドランプが有るということと、最後まで歩き易い道で行けるということ
そして、体に疲れはあっても、体力的な余裕に問題はないと感じたので「松之沢峠」へ
結果、「三ツ峰山分岐」を過ぎた先、『榛名旭日岳』分岐から足場が少し悪くなるので
その手前辺りからヘッドランプを使用開始して、無事にゴール出来ました!(≧∀≦)
その頃には「榛名湖イルミネーションフェスタ」も始まっていたので(笑)
温かい飲み物を求めて車で移動した先の「榛名湖バス停」から「榛名湖」越しに堪能♪
何とか目標も達成することの出来た、充実の山行でした!(≧∀≦)
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