黒岩尾根から古礼山
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,607m
- 下り
- 1,603m
コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 11:55
出会いの丘駐車場=1040m 豆焼橋北詰=1010m
山道入口(林道終点)=1150m あせみ峠=1500m
黒岩展望台=1870m 雁坂峠=2082m
水晶山=2158m 古礼山=2112.3m
最大標高差=1148m
標準コースタイム(上り)=6時間10分
(下り)=4時間50分
◇黒岩展望台への往復と出会いの丘⇔豆焼橋間は含まず。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
季節の変わり目と違い、12月も後半となると冬型の気圧配置が安定し、太平洋側は晴れの日が多い。18日も一週間前から晴れの予報で、その予報は当日まで全く揺るがなかった。
当初は上武国境の登山道のない山域を予定していたが、その山域は樹林に覆われて展望がない。天気予報は☀マーク一色なのに、展望が得られないのは勿体ない・・・・
ということで、埼玉県側から奥秩父主脈縦走路へ通じるルートで唯一未踏であった黒岩尾根を歩き、展望の良い古礼山へ行って来た。
雁坂トンネル開通前、埼玉側から甲武信ヶ岳へは日帰りは容易ではなかった(※)。
在りし日の11月末、川又から十文字峠を経由し、甲武信小屋泊りで雁坂峠へ下り、雁坂小屋の管理人さんと話をした時、黒岩尾根は難路のように言われ、樺避難小屋経由で川又へ下った。
当時の黒岩尾根は登山地図では赤の破線だったが、いつかは歩いてみたいと思いつつ、その思いが潰えることはなかった。
※ 川又の奥の入川林道ゲートから千丈滝経由の真ノ沢ルートで日帰りした(復路は股ノ沢ルート)ことがあるが、15時間20分も掛かった(柳避難小屋から甲武信ヶ岳まで4時間10分)。
黒岩『尾根』と言っても、雁坂小屋の北東1944mピークの南まではずっと尾根の東側か南側を巻き、ルートがあって尾根上に立てるのは黒岩展望台のみ。
展望台から、肉眼では皇海山や武尊山が見えていた。
雁坂小屋手前から日陰には雪が残り、踏み固められてアイスバーン状となっていた。
アイゼンを持って来なかったことを後悔する。家からは持って出たが、雪はあっても必要ないだろうと思い込み、車に残して来た。
滑って転倒しないよう、極めてゆっくり慎重に歩くこととなった。
アイゼンよりチェーンスパイクの方が良いように思う。
古礼山からは予想どおりの素晴らしい眺望が得られた。
鬱蒼たる苔むす森林の山が多い奥秩父に於いて、古礼山を目当てに登頂する人は極めて少ない。
奥秩父主脈縦走路の一ピークに過ぎないが、初の黒岩尾根歩きも果たし、山行の達成感には充実した思いであった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する