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Yamareco

記録ID: 1030511
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

冬枯れの西上州・三ッ岩岳は好展望の山です

2016年12月20日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.5km
登り
392m
下り
389m

コースタイム

日帰り
山行
2:10
休憩
0:50
合計
3:00
8:15
8:15
20
8:35
8:45
60
9:45
10:25
40
天候 晴れ時々曇りのち快晴
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○上信越道下仁田ICからおおよそ30分
○登山口は大仁田ダム下。駐車場、水洗トイレあり
コース状況/
危険箇所等
道標もしっかりあり危険箇所はない
快晴の上信越道を下仁田に向かって走ります、正面に荒船山が見えています
2016年12月20日 07:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 7:14
快晴の上信越道を下仁田に向かって走ります、正面に荒船山が見えています
大仁田ダムへ続く道は凍結寸前。路面は真っ白です
2016年12月20日 07:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 7:42
大仁田ダムへ続く道は凍結寸前。路面は真っ白です
大仁田ダム下の登山口に着きました。綺麗な水洗トイレと駐車場があります
2016年12月20日 07:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 7:51
大仁田ダム下の登山口に着きました。綺麗な水洗トイレと駐車場があります
観光案内板もあります
2016年12月20日 11:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 11:13
観光案内板もあります
竜王大権現の横から登り始めます
2016年12月20日 07:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 7:50
竜王大権現の横から登り始めます
杉の植林地をしばらく登ると林道に出ました
2016年12月20日 08:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 8:43
杉の植林地をしばらく登ると林道に出ました
林道の終点の先で尾根道に登ります。梢越しに立岩?が見えています
2016年12月20日 09:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 9:00
林道の終点の先で尾根道に登ります。梢越しに立岩?が見えています
大岩は左から巻いて上に出ます
2016年12月20日 09:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 9:29
大岩は左から巻いて上に出ます
ロープと木の根を掴んで登る場所もありました
2016年12月20日 09:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 9:34
ロープと木の根を掴んで登る場所もありました
雲のかかった浅間山が光っていました。真ん中の尖った山が荒船山の京塚山かな?
2016年12月20日 09:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 9:38
雲のかかった浅間山が光っていました。真ん中の尖った山が荒船山の京塚山かな?
竜王大権現ルートと合流しました
2016年12月20日 09:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/20 9:46
竜王大権現ルートと合流しました
ツツジの季節はさぞ綺麗だと思われる痩せ尾根をたどって山頂へ行きます
2016年12月20日 09:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 9:47
ツツジの季節はさぞ綺麗だと思われる痩せ尾根をたどって山頂へ行きます
展望抜群の山頂です。陽は出ているのですがちょっと空が暗くて重いです。
2016年12月20日 09:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 9:51
展望抜群の山頂です。陽は出ているのですがちょっと空が暗くて重いです。
数字部分が欠けている三角点。多分二等だと思います
2016年12月20日 10:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 10:08
数字部分が欠けている三角点。多分二等だと思います
西上州の山々が一望です
2016年12月20日 10:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 10:08
西上州の山々が一望です
妙義山の後ろに谷川連峰が見えました
2016年12月20日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 10:12
妙義山の後ろに谷川連峰が見えました
鹿岳のうしろは武尊山ですかね
2016年12月20日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 10:12
鹿岳のうしろは武尊山ですかね
手前の岩峰(中岩)の上に石仏があります
2016年12月20日 10:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 10:03
手前の岩峰(中岩)の上に石仏があります
中岩の石仏をアップで。顔がよく見えません
2016年12月20日 10:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 10:03
中岩の石仏をアップで。顔がよく見えません
下山は、竜王大権現コースを下りました
2016年12月20日 10:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/20 10:45
下山は、竜王大権現コースを下りました
大きな岩がご神体のようです
2016年12月20日 10:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/20 10:47
大きな岩がご神体のようです
1時間もかからないで駐車場まで戻ってきました
2016年12月20日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/20 11:07
1時間もかからないで駐車場まで戻ってきました
大仁田ダムサイトまで移動して昼食です
2016年12月20日 11:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 11:20
大仁田ダムサイトまで移動して昼食です
お昼を食べるのにちょうどよい東屋がありました
2016年12月20日 11:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
12/20 11:26
お昼を食べるのにちょうどよい東屋がありました
イワタニのガスコンロでお湯を沸かしてカップ麺を食べました
2016年12月20日 11:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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12/20 11:33
イワタニのガスコンロでお湯を沸かしてカップ麺を食べました

感想

 先月、前日光に行った翌日から原因不明の腰痛が再発した。1ヶ月近く湿布とストレッチを続けた結果、ようやく痛みをなくすことが出来たので足慣らしに軽い山へ行ってみることにした。

 榛名山あたりもいいが、あそこはひと山の登りが1時間程度なのでちょっと物足りない。登りたい山リストとにらめっこした結果、西上州の三ッ岩岳と烏帽子岳に行くことにした。

 この二つの山は、大仁田ダムの北側と南側に位置し、どちらも3時間弱の行程だ。調子がよければ両方登ればいいし、腰痛が出るようだったら一つだけ登ってくればいいのだから、足慣らしにはもってこいの山なのだ。

 16日の金曜日あたりから晴天が続く予報だったが色々予定が入っていたので20日の火曜日に出かけることにした。ドピーカンの晴天は望めないものの雨の心配はなさそうだった。

 下仁田インターでおり、見慣れた田舎道を大仁田ダムを目指して走った。気温は一番低い場所で1度。日陰の路面は凍結一歩手前で真っ白だった。

 三ッ岩岳の登山口は大仁田ダムサイトの真下だった。駐車場はあるし綺麗な水洗トイレもあった。花のない時期外れの平日なので登山者はいなかった。このあともいそうもない。
静かな登山が楽しめそうだった。

 ここから三ッ岩岳山頂へは二ルートあるので周回コースで歩くことにした。

 しばらく杉の植林地の中をジグザグに登るとやがて尾根に出た。尾根に出ると葉の落ちた梢越しに西上州北側の山々が見えてきた。大きな岩を左に巻いて岩の上に出ると山頂は近い。

 苦しくはないが一月ほど運動らしいことをしていないのでいまひとつ調子が出ない。まあ、急ぐこともないし相棒がいるわけでもないのでマイペースでのんびり歩いた。

 竜王大権現コースと合流すると山頂がすぐそこに見えた。ツツジの季節はさぞ綺麗だろうと思えるやせ尾根をたどると三角点があるさほど広くもない山頂に出た。正面に妙義山が見える。その後ろには白く輝く浅間山やはるか遠くには真っ白な谷川連峰の山々が顔を覗かせていた。

 空にはどんよりとした灰色の雲がびっしり出ているので清々しい冬空とはいかないが風もなく、この季節にしてはほんわかとした暖かい山頂だった。

 今年登った四ツ又山から鹿岳あたりは指呼できたが、どうも西上州の山はわかりずらい。本には、荒船山から立岩などが見えると書いてあるが見る角度が違うせいか航空母艦のような荒船山はわからなかった。

 山というのは横から見ると一発でわかる山でも縦に見るとわかりづらい山がある。富士山のようにどこから見ても同じ形の山ならすぐにわかるのだが・・・。

 双眼鏡を取り出して山座同定しているときが山に登って一番楽しいときだ。いまはスマホをかざせば画面に山の名前が出るという便利な時代になったが、山座同定はやっぱり地図と双眼鏡に限る。双眼鏡で見えた山々にはそれぞれ思い出があるのだ。山が特定できると思い出がふつふつと湧き出てくるから楽しいのだ。

 誰もいない山頂というのは実に居心地がいい。誰に気兼ねするわけでもないし、好きな場所で好きなだけ山を楽しめる。

 この山は、アカヤシオが綺麗だというのでその季節には平日であってもさぞ賑わうことだろう。しかし、木々の葉が落ち、空気が澄んで遠望が利くこの季節も捨てたものではない。展望の利く低い山から雪の積もった遠くの山を見るのもいいものだ。冬がすぐそこまできていのがひしひしと肌で感じられるのだ。

 登りにはちょっと時間を要したが下りは早い。大きな岩がご神体の竜王大権現コースをたどって車に戻ったら11時を過ぎていた。ちょうどお昼によい時間だ。

 車をダムサイトまで移動させ、ダムサイトの東屋でお湯を沸かしてカップ麺を食べた。この季節は暖かいものが美味しい。次回の山行にはぜひ鍋焼きうどんを持ってこよう。寒い山頂でふうふう言いながら熱いうどんを食べるのも楽しそうだ。

 今日予定している烏帽子岳の登山口は大仁田ダムから目と鼻の先だった。特に体調に変化はなかったので予定通り登ることにした。

 ところが、靴が見えなくなるほど深く積もった落ち葉の道を30分も登った頃から足に違和感を感じた。左膝の靱帯あたりがピンピンしてきた。ちょっと休むとすぐに違和感も消えるし痛いと言うほどのことでもないので再び歩き出すとほどなくまたピンピンとしてくる。最初は左足だけだったがまもなく右足にも異常が出てきた。見上げると烏帽子岳と思われる岩峰が頭上に見えている。

 休んでは歩き休んでは歩きを繰り返していたが徐々に痛みが出てくる時間が早くなってきた。ここを登り切れば今年予定していた山のほとんどの登頂が達成したことになる。

 たぶん登って登れないこともないだろうが、誰もいない山で動けなくなったら人に多大な迷惑をかけることになるし、今後の山行にも支障が出てくるだろう。撤退はすごく残念だがここは大事をとって山を下りることにした。

 山を下り始めた頃、それまで曇っていた雲がどんどん消えていき、真っ青な空が広がってきた。残念な気持ちがますます膨らんできたがここは性がないだろう、山は逃げないから体調を整えてまたくればいいだろう、と自分に言い聞かせながら帰途についた。

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