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記録ID: 1031692
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ハイキング
富士・御坂

三男と(弾丸)富士登山

2010年07月03日(土) [日帰り]
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アブハチ その他1人
GPS
--:--
距離
12.4km
登り
1,757m
下り
1,759m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
0:04
合計
7:39
2:35
231
吉田口5合目P
6:26
6:30
63
吉田口頂上
7:33
7:33
27
剣が峰
8:00
8:00
47
吉田口頂上
8:47
8:47
87
三男に追いつく
10:14
吉田口P
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
特になし
2:35 歩き出し地点
2:35 歩き出し地点
そろそろ日の出
頂上手前
吉田口の最高点
6:26 親子で
7:33 剣が峰
6合目の20m手前
駆け下る!!

感想

 中央高速を富士吉田で降り、スバルラインへ。有料のゲートを過ぎたあたりで、息子(三男:中学2年生)が起きる。ときおり樹木越に山小屋の灯りが見える。かたまって見えるので、この吉田口ルートが山小屋が多いというのがうなづける。
 2時ごろ駐車場に到着。普通こんな時間帯なら、登山客は静かに行動(仮眠している人のことを考えて)なんだろうが、あちらこちらで登山の準備で人の声がする。
 朝方は雨という予報だったので、今晴れているのなら今のうちに少しでも高いところへいたほうが良いだろうということで、仮眠せずに登山することに決め、用意に取り掛かる。昨日から一睡もしていないし、運転も一度の休憩なしのノンストップで来ているのだが何故か眠くない。はやる気持ちもあるが、まずは腹ごしらえ。
 自分は居眠り運転防止のため、雨や梅シバ等補給していてお腹空いていないのだが、歩き出せば空腹を感じることだろうと無理してでも食べる。といったってパンだけどね。仮眠の予定で即睡眠の入るためにビールを用意してあったが勿論お預けです。
2:35 スタート
 眠くはないと言っても、絶対疲れはあるだろうし、それに自分は多分高山病にかかりやすいタイプ?(ネパールのトレッキングのとき思ったよ)と思っているので、最初はゆっくり歩き出す。ゆっくりと言っても、先行する登山者を追い抜くけどね。ホントはやる気持ちを抑えて、ゆっくりゆっくり、自分に言い聞かせながら歩いていく。すぐに道は緩い下り坂、ゆっくりと言い聞かせていなかったら、絶対に走るな、そんな傾斜です。
 30分ほどで6合目に。ライトはヘッドランプ(BDのスポット)のほかに、150ルーメンの手提げのライトを使った。さすが150ルーメンは明るい。歩く程度なら不要な明るさ。7合目までは、横6列にくらいになっても歩ける道。登山というより、例えば戸隠奥社に行く参拝道といった感じだ。それでも7合目からは、登山道らしくなった。多少ペースを上げた。三男の息遣いが多少荒いのが気になる。
 登山道は必ず山小屋の前を通過するようになっているが、ちょっと疑問。8合目を過ぎたあたりで、ところどころで立ち止まっている登山者。日の出を待っているようだ。
 日の出はそろそろだ。きれいな日の出は拝めないだろうし、立ち止まりたくなったので、日の出直前まで、歩き続ける。

 8合目辺りから、息子が遅れだす。顔色も悪い。どうも高山病ぽいかな?ペースを落とすが、それでもついて来ない。更にペースを落とす。この富士登山のために買っておいた酸素ボンベを息子に渡す。渡す前に自分でも使ってみたが、何か酸素が濃いか? ・・・・・空気が美味しいっていう感じがしない。でも、効果あるんだろうな。半分近い人が使っていますね。ゆっくりと大きく吸い込みなさい! それでも息子のペースは上がらない。日の出が終わると、下山で降りてくる登山者。なんか顔がむくんでいるような人が多いな。しかし、結構外人さん多いです。頂上まであと少しですが、息子は完全にヘロヘロ。頂上を諦めさせて下山させようとも考えたが、ここまできたら、ゆっくりでも頑張る と。
 
 吉田口の最高点で、三男、完全にグロッキーです。唇も青いし、肌の色も悪い。私は何故か、ピンピンとしてますよ。まったくもって眠くないのが不思議。6:26だから歩き出してから4時間。三男君へばったとは言っても、普通の登山者並には歩いていたので。CT(標準コースタイム)は5:50のようです。
 ここは富士山の最高地点じゃないけど、どうする、剣ヶ峰に行くか? と聞くが
降りる  と言う。高山病は降りるのが一番の策。自分は是非剣ヶ峰に行きたい。
息子をこの場所で待たせるわけにも行かないので、先に降りさせた。本当なら一緒に行動すべきです(猛省!)これで息子に何かあったら、完全に叩かれるな。だから一刻も早く剣ヶ峰に!ここからは自分1人なもんですから、走った走った(走れるところはね)降りてくる登山者に、剣ヶ峰は雪渓の先と聞き、その雪渓に出る。この雪渓があるから、山小屋の人は勧めないんだな?と思いながら、はて?富士観測所なるドームがあるが、剣ヶ峰ってドームのところじゃ・・・・・?と疑問に思いつつ、雪渓をトラバース。確かに右側に滑れば危険でしょうが、残雪はざくざく状態。トレランシューズでもステップが切れる。(ていうか、ステップが切ってあるけど)疑問に思いつつしばらく進み、対向してきた登山者に聞く。彼はGPSを持っている。こっちじゃないですよ。と言われ、やっぱりな。ちなみに、吉田口山頂まで迷うところはないですがこのお鉢めぐりコースは迷いやすいかも。しかも、ガスっていたのね。
地図を見るんだけど、昭文社の地図だと地形がわからん!あとでその昭文社の地図見たら、拡大図があった。でもわかりにくけどね)GPSを持った登山者と一緒に行動すれば確実だったが、彼はGPSをたどって歩いているため、忠実に尾根道を歩いている。彼とはぐれちゃったけど、やっぱりあのドームらしきものと解れば心配ない。何とか剣ヶ峰に 30分のタイムロス
 剣が峰で記念写真を撮れば、速攻で下山だ。一刻も早く三男に追いつかなければ!
途中からブル道となり、3人組が見える。その3人組を追い越して、下る、下る。下る。ブル道を3コーナー分下ったか。
・・・・・
・・・・・あれ、こんな道着てないぞ!絶対におかしい!方角的にもおかしい!迷ったら引き返すべき。引き返す。というか登りよ。速く三男のところに行かないといけないのに何でこうなるんだ!先の3人組と会うはずだが会わない、ってことは彼等も間違いに気付いたのだろう。間違えたところは、たしかに下だけを見ていたらそうなったであろう道でした。こういう、ミスをして成長するもんだよ。常に、下だけでなく前方を見て歩かなくちゃね。そこからまた走った走った。相変わらず、ガスで視界はない。この天気だからか、お鉢めぐりをしている人は2割ぐらいだろうか?何とか浅間神社(吉田口)に戻った。 8:00 ラップボタンを押して、勿論速攻で下山。
 いやー、しかし、一睡もせずに、ここまでほとんど休憩もなしによくやるよ。と思いながらも、息子に追いつくべく急ぎます。走れるところは走ります。下山する人、登ってくる人のところでは必ず止って歩きます。それが過ぎると、また走る。9合目、8合目なかなか追いつけない。途中、私たち親子を憶えてくれていた登山者から息子が降りていったことを聞き一安心。しかし、やっぱり走る。(走れるところはね)
 7合目の手前でやっと息子の姿をとらえ一安心。8:47 息子の追いつき、一緒に下りーーーーませんでした。怒涛の下りは続く。後から降りてくる息子を待つから、急ぐ必要も無いけど。トレーニングです。トレーニングと言えば、7月下旬に行われる富士登山競争の練習でしょうか、多くのトレイルランナーが登ってきています。服装ですぐ解ります。中には、ランシャツ・ランパン・ランシューのノーザック、水筒ももってない人もいる。そこまではいき過ぎじゃないのか? と思います。
絶対転ばないという気持ちがあるんでしょうな。自分はひょっとして転倒するかも?っということで、救急用品のほか、歩いても寒くならずに降りられる用意はしてあります。ツエルトも持参、食料は多めにもってきていますけど、ま、人は人。で良いのか?・・・・そのうち、トレイルランナーが叩かれる日が来なければ良いのですが。
 6合目の前で、ライオンのような髪型・・・と言えば 福田六花さんだ!声をかけましたが、彼は有名人。彼からすると私は何千人(ひょっとして何万人)の1人でしょうから憶えているわけないでしょう。去年の富士五湖のとき、どららさん がらみでちょぴっとお話している程度ですから。そんなこんなで、6合目の到着

 5合目、駐車場に戻りました。10:14
 駐車場前はさすが観光客で賑わっています。こういうところは、駄目、人が多いってのが嫌いなのね。トイレだけして、車へ。下りの7合目ころからむくんできた?というか、完全に寝不足(当たり前だって、まだ寝取らんもん!)車で仮眠しようと思ったが、逆に眠れない!
 吉田口の周辺で温泉に入り、休憩所で寝ようと思うが寝れない!高速、甲府近くのSAでちょっと寝ただけでした。

 実は、今回が初の富士登山なんです。最後に残った3000m級の山。もっとも登ろうとも思ってませんでしたが。今回、三男のご要望で実現した。富士はもうこれ限り、 最初で最後の山かもしれません。しかし、雪があって滑走できるときは除く。
山頂から下まで滑走できたら気持良いだろうな。また、下山時人がいないとき走りましたが、砂走りっていう所、富士登山駅伝で下り物凄いスピードで降りてきて、襷渡した後何回も転がり落ちるあのコースを爆走をしてみたい気はします。



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