白毛門で幕営して笠ヶ岳までトレースを延ばしてきました♪

2016年12月25日(日) 〜 2016年12月26日(月)

• GPS: 09:20
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,283m
• 下り: 1,295m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:35

7:32 土合駅
7:43 7:43 白毛門登山口駐車場
7:54 7:54 東黒沢
10:59 11:03 松ノ木沢の頭
12:03 12:03 白毛門
12:07 幕営地

2日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 2:00
• 合計: 6:38

6:51 幕営地
7:47 7:47 笠ヶ岳
8:30 10:20 幕営地
10:35 10:37 白毛門
11:17 11:23 松ノ木沢の頭
13:04 13:06 東黒沢
13:21 13:21 白毛門登山口駐車場
13:29 土合駅

天候

25日：晴れのち曇り（夜中は風雪）
26日：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

土合駅前駐車場(無料)

コース状況／危険箇所等

雪は登山口から残っていました。
白毛門まではしっかりしたトレースが出来ています。
白毛門から笠ヶ岳まではノートレースでした。
※意外と往路の早朝で土合駅から登山口までの車道歩きが一部凍結しておりスリップ要注意です。

その他周辺情報

下山後の温泉は、いつもの湯テルメ・谷川(\570)を利用しました。
平日の午後一だったので、とても空いており快適でした。

写真

12/25 7:37

気持ちの良い青空に恵まれ、いつもの土合駅の駐車場からスタート。

12/25 7:52

最初の橋も、まだまだ普通に渡れます。
とは言え、このところの高気温の後でも麓からこの雪景色に恵まれ、やはり谷川方面の選択で正解でした！

12/25 9:05

少し登ると、直近の新雪でこのモフモフ感。
思わず頬が緩みます♪

12/25 9:33

そして、青空の下に真っ白な白毛門のピークが見えてきました！

12/25 11:07

気持ちの良い青空ですが、向かいの谷川岳のピークには少し雲が掛かっています。

12/25 11:07

森林限界を超えると目指すピークがスッキリ見えます。

12/25 12:05

白毛門山頂。
数名の登山者で賑わっていたので、そのままスルー。

12/25 12:07

ピークを越えた直ぐ先でトレースは消えていました。
今回は笠ヶ岳までずっと見通しが効くので、幕営適地を求めてそのまま進みます♫

12/25 13:25

以前よりもう少し下った平場に雪で風除けを築いてテント設営完了。
バックは白毛門。

12/25 13:25

テントから明日のターゲットもハッキリ望める好適地です。気持ちの良い青空の下で、ピークを目指すよりも、早くプシュッといきたいモードに入ってしまいました。

12/25 14:08

と言う訳で、早速テントに潜り込んで缶チューハイを1本空けて、改めて外の様子を伺うと、何やら雲行きが随分と怪しくなってきていました。

12/25 15:51

しようが無いので、明日に備えてこの先の雪の状態だけでも確かめておこうと、今更ワカンを装着して一つ先のピークを越えた所まで行ってみました。
結果的に新雪でクラストも無く、かと言って深く沈み込むことも無く、ワカンで無難に進めそうです。

12/25 15:52

テントに戻った頃には白毛門のピークさえおぼつか無くなってきたので、早々にテントに潜り込み本格的なハッピータイムに突入です。

12/26 4:17

一夜明けたテント内はマイナス5度程度でしたが、起きて火を使いだすと直ぐにプラスまで上がり至って快適でした。

12/26 6:42

朝から曇り空で、残念ながらご来光は望めませんでしたが、昨夜の吹雪に比べれば御の字です。

12/26 6:42

昨日付けた偵察用のトレース辿って暁の中を出発します。

12/26 7:13

白毛門を振り返ると遠くに富士山もシッカリ望めました。

12/26 7:55

笠ヶ岳登頂。
結局、最後までワカンとダブルストックで登り切りました。
一部クラスト気味の所はジグを切って逃げながら、勾配のキツイ所はワカンを蹴り込んでキックステップで丁度良い雪質でした。

12/26 7:55

左が白毛門で、右が天神平。
その奥に富士山も見えています。

12/26 7:56

新潟方面には雲海も見えました。

12/26 7:56

こちらは妙高、白馬方面でしょうか？

12/26 8:00

朝日岳。
当初計画では、調子が良ければあそこまでピストンする予定でした。
直下のコルに避難小屋も見えます。

12/26 8:00

辿って来た稜線を見返す。

12/26 8:07

稜線に刻まれた一筋のマイトレースを眺めてほくそ笑む。
下りは念のためストックをピッケルに持ち替えて、直滑降で一気に下ります。

12/26 8:10

稜線上をズームすると我が家が見えました。

12/26 8:41

我が家に戻って、食事と撤収で2時間近く掛かってしまいました。

12/26 10:29

テント撤収完了。
天気が崩れる前にとっとと下山しましょう。
驚いたことに、テン場から白毛門までのトレースが昨夜の風雪できれいさっぱり消えていました！

12/26 10:40

白毛門直下は下りの際には中々の高度感が味わえます。
登りでは気が付かなかった雪庇も出来始めていました。

12/26 13:11

河原でアイゼンを洗ってから、橋を渡って登山ポストに下山票を投函して無事下山。

装備

個人装備

ハードシェル グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ アイゼン ピッケル スコップ 行動食 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ 地図（地形図） ヘッドランプ GPS サングラス テント テントマット シェラフ

感想

uzt

当初の予定では、シーズン最初の冬山幕営は八ヶ岳を考えていましたが、折からの高気温続きで、麓の雪が随分溶けてしまったとの情報を得るにいたり、色々と検討した結果、谷川岳方面なら連休後半に天候も落ち着いて新雪にも恵まれそうなので日曜・月曜の1泊で出掛けて来ました。
結果は写真でご覧の通りで、今年の締めの登山も満足のいく山行で締めくくる事が出来ました。

コメント

TAKSPEED

松ノ木沢ノ頭
の手前でスライドしたように思います。
笠ヶ岳まで行かれたとはすごいですね！

uzt

Re: 松ノ木沢ノ頭
コメントありがとうございます。
TAKSPEEDさんの当日のレコを拝見しました。早朝は白毛門までも新雪ラッセルだったのですね！先行トレースを有難く快適に使わせていただきました。
笠ヶ岳までは、当日の様に天候と雪質さえ良ければ白毛門までより楽にいけました。