富士の塔:地図読みbut下りルート間違えて猪と遭遇

2013年01月02日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 717m
• 下り: 727m

天候

曇り？

コース状況／危険箇所等

どんな小さな沢でも、ちょっとした滝はある！？
その滝を回避するために迂回して上がったら、『おっこと主』のような巨大イノシシに遭遇した。しかも2匹（つがいか？）

写真

1/2 8:20

某小学校上のお寺から登りだす。

1/2 8:36

ときおり右側が崖、そして激急！

1/2 8:44

こんなところ小学生が登るはずがない！と思っていたら左あから登山道らしきものが合流(すなわち外していた！）

1/2 8:45

赤テープもあるでよ！

1/2 9:01

しばらく踏み跡に従うが、やっぱり(意図して）外して尾根越しに登る。

1/2 9:05

北側は雪が残っていた。

1/2 9:09

こんな快適尾根もあるでよ！

1/2 9:16

登山道と合流する前の尾根

1/2 9:49

尾根沿いに登って山頂に

1/2 9:51

このもっこりしたピーク越しに来た。

1/2 10:04

林道ではなく、尾根沿いに下ってみた。

1/2 10:11

地図上にある三角点(961.2m）

1/2 10:18

あれ？造形物！！

1/2 10:18

某小学校の学校林のようだ。

1/2 10:19

こんな遊び道具もあった。(白い縄ロープ）

1/2 10:24

902mピークに向かう前に左側が崖っぽいところ

1/2 10:30

902mピークからは進路を南へ

1/2 10:33

林道に出る前に、反射板！

1/2 10:39

林道に出て、今回の核心部なんだけど・・・・

1/2 10:39

この写真の左後ろに廃屋がある。

1/2 10:49

なんかおかしい！予定ルートを外したようだ！！！
前方にあんな山が見えるはずがない。

1/2 11:07

何とか沢に降りるが、左岸からのトラバースの踏み跡に入る！？

1/2 11:09

沢を除くとプチ滝があるね

1/2 11:14

左の尾根に上がった。

1/2 11:14

おっこと主のような巨大なイノシシに遭遇！

1/2 11:14

もう一匹いたところ！！

1/2 11:20

結局沢に降りた。プチ崖

1/2 11:21

沢に降りると人工物

1/2 11:25

堰堤

撮影機器：

μ1050SW オリンパス

感想

アブハチ

1/2
　午後からは地区の新年会があるので、午前中というよりも2〜3時間サクッと行ってこようと思って家を出た。（でも起きたのが遅かったので、8時チョイ前）新春里山第2弾は自宅から北にある富士の塔山
　小学校時代（40年以上前の話し）4年生か5年生の学校登山で登っている山で、その後（ここ数年の話）、MTBで山頂から下りが1回、普通に登山（でも一応トレランスタイル）が1回経験あり。
　普通に登っちゃ面白くないので、Mヶ丘小学校裏から登る南尾根ルートとする。
　軟弱にも登山口までっ車で行った。昨日はランニングの延長で茶臼山に入ったので携帯しか所持していなかったが、今日は一応、食糧・水・地図・コンパス・GPSを入れた。
　GPSの電源を入れたら、・・・・・あれ入らない！・・・オーマイゴッド！　電池入れてなかったじょう〜！・・ま、GPSなんてなくたって何とかなるか（記録として持っていくだけだから）登滑さんの記録でこの小学校裏からルートがあるというのは知っていたが、それならば何か標識があるはずと思っていたが・・・・ない。無くても別にかまわないんですけど、小学校上のお寺の横から登りだす。

　山頂で恒例の？牛乳＆メロンパンを食べた後、さあ当て下りますか。でも予定のルートで行くぞ！旭山の方面に林道があるのですが、尾根沿いに少し行ってみました。　902mピークからは進路を南に。この辺からはあまり踏み跡も明瞭でなくプチ藪こぎ！林道に出る前に　これは？　反射板（多分電波の）でした　長野市街からも見える。
　尾根沿いに進み、予定通り進んでいると思っていた。
・　なんかおかしい！？（登山道ではないし、踏み跡もあまり明瞭でない）
なんかルート間違えたっぽい。間違えたときは登り返す！！前方にあんな山が見えるわけないはず。
　登り返すが、・・やっぱりあっていたかな？（樹木が邪魔して南側の方がよく見えない）少しルートを右に取って下る。そのうちやっぱり変だぞ！このままで行くといつかは沢に突入する。段々尾根が狭くなってきて、右側左側の傾斜がきつい、どっちに落ちても転がり落ちるな。尾根沿いの方が楽だけど、こっちもいつかは崖になるような気がしてきた。富士の塔の登り途中から拾った太い枝を杖代わりに使っているが重宝した。何とか沢に降りるが、すぐに左岸からトラバースの踏み跡に入り、左の尾根に取りつく。
　トラバース中沢を見ると、…やっぱりプチ滝（3m位）があるね。左の尾根に上がったが（本当は上がりきっていなくて、ちょっと等高線の緩いところ）
　がさっと灰色の物体が動く。それも5m前くらい。
　イノシシだ。
　　　　　　　　でかい！　イノシシが走り去ったその前方にもう一匹いるような…でも岩かな？（このときとっさに後ずさりしていた。（カメラを出すのが遅れた）木の陰に入ろうとしたわけ。）やっぱりイノシシで人間の存在に気付いて飛び起きて逃げて行った。はじめてイノシシ見ました。あんなのに突進されたら一巻の終わりだわ。映画もののけ姫に登場する“おっこと主”みたいだった。
　イノシシのいたところに見ってみると、もう一匹の方は・・・・。こんなところに人間なんてまず来ないだろうから、イノシシにとっては楽園なんだろうから油断していたんだろうな。イノシシさんごめんね。こっちもルート間違えたのよ！
　その後尾根に上がるのも大変そうだったので、また沢に降りた。最後プチ崖。
　大体の道間違い遭難って、こんなかんじで沢沿いに降りようとして、 そして崖　・・そして滑落・・そしてケガして動けなくなるパターンなんだろうな。
　最後のそのプチ崖をなるべく短い距離のところ＆摑まるものがありそうなところを選んで降りる。
　民家が見え、町に降りてきた。町の地籍は西河原。・・・・沢に降りたが、予定のルートの右側の沢に入っていると思っていたが、どうも林道からの降り口を間違えていたようだ。そうすると今までのクエスチョン？はすべて説明が付く。GPS持参していれば多分こんなことはなかっただろうけど・・・・それよりも、出だしは慎重にコンパスというか地形を見るべきだったね。でもいい経験になりました。そのおかげでイノシシにも遭遇することで来たし。

　車を止めた地点まで遠かった。2〜3時間のつもりだったが4時間もかかった。無事帰れて良かった。こんなこともあるから30mザイル持参した方がいいんだろうな。
　午後は新年会。お楽しみ抽選会とやらで図書券が当たった。こんなところで運を使わなくても…と思ったが素直にプチ嬉しい。締めとして「ゆいが」のラーメンを食べて帰る。